読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2565ページ
ナイス数:224ナイス
55歳からのハローライフ
読了日:4月1日 著者:村上 龍
表紙を見ているのに
「13歳のハローワーク」のトシヨリ版だと思って読み始めた。
村上龍は、わたしにどんな仕事を紹介してくれるんだろうと
わくわくしながら読み続け…。
読み続けてやっと、これはわたしに仕事を紹介してくれる本じゃないと気が付く。
思い込みは眼を曇らせる。
読了日:4月3日 著者:道尾 秀介
印象に残らない。
きっとすぐに忘れると読み終わって思った。
いままとめていて
<暴力を躱すために、絵本作りを始めた中学生の男女>と
あらすじを読んだら乙一の短編を想い出してしまった。
早くもこの話を忘れてかけている・・・。
自分は読書家じゃないなぁって思う瞬間。
読了日:4月10日 著者:坂木 司
26もの短編があると
好き嫌いのこのみより
出来不出来の差がかなりあるように思う。
読了日:4月17日 著者:角田 光代
BSで「小暮写眞館」を見ていたら続けてこのドラマをやった。
ちょうど図書館に予約していたので興味を持って見た。
人が集まって食事をするのに
静かな感じがしたのは、
主役の人が淡々としているからかな。
本の方は、
ストーリーがあって料理がある「きのう、なに食べた?」
みたいなのかと思っていたら
もっと料理が本格的で、
料理が味付けになっているというより、
料理本に近いものだった。
最近心が荒んでいるので、恋愛が絡む話は読めず、
気合のいる料理本としてぱらぱらと見た。
お洒落すぎて、手がかかりすぎて
読了日:4月17日 著者:真梨幸子
どこで読むのをやめようかと思いながら読んだ。
「~衝動」に続けて読むか、
相関図でもないとわたしには無理。
読了日:4月17日 著者:薬丸 岳
自分が死ぬから人を殺す
自分が死ぬまでに捕まえる
殺人者と刑事の最期の迎え方の違いはわかりやすいけれど、
追う方と追われる方が
同じ病院で共に余命が少ないとわかるのは
ちょっと偶然が過ぎる。
家庭を顧みなかった刑事が余命を知って
子供(といってもすでに大きい子供)と
ディズニーランドに出かける。
「普通の家庭」の幸せの象徴がディスニーランドだったって
気持ちは父親の精一杯なんだろう。
読了日:4月22日 著者:薬丸 岳
絶対に見るなと友人に言われたDVDには
なにか秘密があるんだと思った。
もしかして、主人公も犯人の一味だった・・とか
とんでもない(例えあっていたとしてもつまらない)ことを想像したが
その言葉に特別に意味はなくがっかりした。
読んでからドラマを見た。
タッキーと北乃きいだったので
お子様向きにしあがっていた。
読了日:4月29日 著者:桜庭 一樹
初・桜庭一樹。
「彼女のこんだて帖」が「きのう、何食べた?」なら、
この本は吉野朔実の
「お母さんは赤毛のアンが大好き」シリーズ的な
ものだと思って読んでいたら
「吉野朔実の漫画に出てくるようなロングコート」と
書いてあったので驚いた。
そのうえ吉野朔実が描くロングコート姿の女性の絵も
そっくりに描いてあった。
友達同士なのかな。
本の話が主なのはもちろんだが、
3.11以降のこの人の考えや行動がとてもいい。
語彙が少ないので、誤解されるのが心配だけど、
わたしは、3.11を引きずっていると言葉にする人に安心する。