読書リスト2月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

2013年2月の読書メーター


読んだ本の数:7冊

魔女は甦る 魔女は甦る感想


デビュー作の「さよならドビュッシー」が「このミス」で大賞を取り

利重剛監督で映画化され、上り調子の作家さん。
この話は「犯人」がミステリーから違うところへ行ってしまった感がある。

そしてその「犯人」にはちょっと気分が悪くなる。


作者は、この名前で出身大学が花園大学。

しかし、男。

これに一番驚いた。きっとごっつい男なんだろうなぁ・・。


読了日:2月2日 著者:中山 七里



ハッピーエンドにさよならを ハッピーエンドにさよならを


歌野晶午や真梨幸子、湊かなえなどが書くブラックな作品はイヤミスと呼ばれ、多くが読後感が悪い。


「ラスト3頁で こう来たか の大興奮に変わる!」という

宣伝文句に、とりあえずは嘘はない。



読了日:2月7日 著者:歌野 晶午




四〇一二号室 四〇一二号室


最近好んでこういう話、映画化は無理っていうのを

多く読んでいる。

戻って確認することが多いが、

ストンと気持ちよく落としてくれる本が読みたいな。


『殺人鬼フジコの衝動』で大ヒット!


最後の一行まで楽しめる幕の内ミステリー

幕の内ミステリーって…?


読了日:2月11日 著者:真梨 幸子




逃走 逃走




読了日:2月12日 著者:薬丸 岳
推定有罪 推定有罪感想


犯人が誰かが問題ではないからなのかもしれないけれど、

後半に突然登場した人物が犯人というのはあまり美しくない。


そのかわりといってはなんだが、

二回も登場人物の名前を間違えて書いているのには

吃驚仰天させてもらった。

(178P弘子と美保 268P篠塚と浅田)。

編集者!!しっかりしないと!


読了日:2月15日 著者:前川 洋一


イニシエーション・ラブ (文春文庫) イニシエーション・ラブ (文春文庫)


わたしには合わないとわかっていたが

この本だけは評判がいいのでチャレンジしてみた。

結果、いちばん驚いたのは乾くるみも男だったてこと。


中山七里以来のびっくり。



読了日:2月16日 著者:乾 くるみ





正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)




正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)感想




<「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受した予備校生は、

そこに犯罪の臭いを嗅ぐ「盗聴」など初期の短編集>



後味を悪くしようと書いているイヤミスな話が続く。

でも題名ほどのインパクトはない。


読了日:2月21日 著者:歌野 晶午

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