読んだ本の数:7冊
デビュー作の「さよならドビュッシー」が「このミス」で大賞を取り
利重剛監督で映画化され、上り調子の作家さん。
この話は「犯人」がミステリーから違うところへ行ってしまった感がある。
そしてその「犯人」にはちょっと気分が悪くなる。
作者は、この名前で出身大学が花園大学。
しかし、男。
これに一番驚いた。きっとごっつい男なんだろうなぁ・・。
読了日:2月2日 著者:中山 七里
歌野晶午や真梨幸子、湊かなえなどが書くブラックな作品はイヤミスと呼ばれ、多くが読後感が悪い。
「ラスト3頁で こう来たか の大興奮に変わる!」という
宣伝文句に、とりあえずは嘘はない。
読了日:2月7日 著者:歌野 晶午
最近好んでこういう話、映画化は無理っていうのを
多く読んでいる。
戻って確認することが多いが、
ストンと気持ちよく落としてくれる本が読みたいな。
<『殺人鬼フジコの衝動』で大ヒット!
最後の一行まで楽しめる幕の内ミステリー>
幕の内ミステリーって…?
読了日:2月11日 著者:真梨 幸子
犯人が誰かが問題ではないからなのかもしれないけれど、
後半に突然登場した人物が犯人というのはあまり美しくない。
そのかわりといってはなんだが、
二回も登場人物の名前を間違えて書いているのには
吃驚仰天させてもらった。
(178P弘子と美保 268P篠塚と浅田)。
編集者!!しっかりしないと!
読了日:2月15日 著者:前川 洋一
わたしには合わないとわかっていたが
この本だけは評判がいいのでチャレンジしてみた。
結果、いちばん驚いたのは乾くるみも男だったてこと。
中山七里以来のびっくり。
読了日:2月16日 著者:乾 くるみ
<「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受した予備校生は、
そこに犯罪の臭いを嗅ぐ「盗聴」など初期の短編集>
後味を悪くしようと書いているイヤミスな話が続く。
でも題名ほどのインパクトはない。