終わりましたぁ。
外国人相手だからって安易に「ハンドマイム」とか「フットステップ」をやらないのねー。
言葉のないパフォーマンスだからそういうものを選ぶのかと思った。
終わってから最初に思ったのは
この程度のものなら、小林賢太郎のいちばんいいところを封印してしまうのは
あまりにもったいないんじゃないかってこと。
うまいよ、手品もマイムも。
でも小林賢太郎は言葉が大好きだし
その言葉で遊ぶのが見たいのに。
見てね、とラーメンズを知らない人に言っていたから
「ん」「あ」「え」「お」を持ってきたのは
薦めた側としてはいやだった。
わたしにはたまにあわない作品があって
この前の公演では好評だった「ハイウエスト」の面白さがわからない。
今夜も「んあおえ」は繰り返しすぎ。
面白かったのは、パリの街をフレームにいれて遊ぶところ。
屋根の上を行く人や、殺虫剤とか、ノールシツヒノムーセ。ああいうの好き。
最後は「DROP」を彷彿とさせたけれど
あの当時より体のキレはいいね。あのころよりは痩せたからかな。
大黒堂と同じことをしたのには驚いた。
お遊びならいいけれど
ありゃ、だめでしょー、小林賢太郎がネタでやっちゃ。
このNHKの番組は
ドキュメントというかメイキングもあって
舞台から降りて話をするところもある。
そういうときはくせ毛も平気。
コントの人だもんね。そういうところも愛すべき人。
好きだと言っていると笑いにつながる
お笑い、漫画家、手品師・・なりたいものがたくさんあって
それがひとつでも欠けたら今の僕はいないって。
幸せな人生だねー。
この番組で嬉しかったのは
パリの観客は年齢層が高かったこと。
日本だと若い人ばかりなのはほんともったいないと思う。
オトナも、言葉を磨きに小林賢太郎を見るといいのに。
来週は「小林賢太郎テレビ4」がある。
それが終わったらKKPの再演。
KKTVも楽しみだし、KKPもまた行くけど
本公演を待ってる。
もうそろそろホームに返って。
ラーメンズがいちばん!
テレビを見たばかりで書いたので話もばらばら。
あしたになったらまた違う感想があるのかな。

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