8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3948ページ
ナイス数:242ナイス
ハードラック
初めての作家さん。
予備知識もないまま読み始めましたが、
読んでいる途中に図書館で「最後の証人」も予約しました。
それほど最初から面白かったです。
服装や仕草はまるで違いますが、佐方検事の禁欲的なキャラクターは
杉下右京を彷彿とさせました。
そのせいか、「罪を押す」の言葉使いに違和感があり、
小野に対する調べだけは伊丹刑事みたいだなぁって・・・。
「相棒」から離れないわたしでした^^;
読了日:08月28日 著者:柚月 裕子
面白いと思わない本は雑に読んでしまう。
それでいてこれから面白くなるかもしれないと途中で止めることは滅多にしない。
ちゃんと読まないことがもったいないのか読んでる時間がもったいないのか・・・。
この本は後者かな。
読了日:08月25日 著者:恩田 陸
いくら予約数が同じくらいだからと言って
上下巻を図書館で予約してはいけないと当たり前の事が身に染みてわかった。
間が開きすぎたせいか下巻が読みにくかった。
頑張って読んだ挙句の仕掛けが現実的じゃなさすぎ。
それでいて、したことはあれだけ。
あれだけのことが大事、あれだけだからこそっていうのはわかるけど。
それから終わり間際の二か所の思わせぶり。
リンクの面白さは納得しても、
この本では解決できない事を大事そうにもったいぶって注目させるのは
あまり趣味がよろしくない。
先に「メジャー~」読んでねって書いてくれなくちゃ。
読了日:08月18日 著者:辻村 深月
夜行観覧車
読了日:08月14日 著者:湊 かなえ
心に吹く風―髪結い伊三次捕物余話
いっとき、龍之進の成長物語になってしまって
伊三次から物語が離れたようだった。
その頃にUFOの話が出てきたときは、
「江戸にUFO」のネタとしては面白いが、
伊三次の中で出すのは違和感があった。
なにかで著者もこのシリーズを終わらせたがっていると読んだし、
伊三次の物語としては傷口を広げないうちに完結してほしいと思っていた。
が、今回は伊三次が帰ってきたようだった。
登場人物も大人になりそれぞれの生活が描かれ、その分幅が広くなり楽しめた。
読了日:08月12日 著者:宇江佐 真理
読了日:08月09日 著者:佐藤 青南
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
西谷祥子「いとこ同盟」なんて、懐かしい漫画の名前が出てきた。
そのころは貸本屋が近所にあって、
誰かが買った一冊の漫画を回し読みはすることは当たり前だった。漫
画一冊を大事にゆっくり読んでいた時代だったなぁ・・・。
読了日:08月08日 著者:三上 延
どたばた殺人群像劇。
まさか檸檬たちまで殺されるとは・・。
これは映画化はないでしょね。
表紙はあまり巧くない絵でイメージを押し付けられているようで邪魔です。
読了日:08月05日 著者:伊坂 幸太郎
談志さん、「俺はもう駄目、本当だ…」って最後の一文が淋しいよ。
志ん朝さんは亡くなって長い時間が経つからいないことが受け入れられるけれど、
談志さんは存在がまだ生々しい。
「これはまたあとで」みたいに書いてあることが多くて、
まだまだ話したいことがあったんだろうに。切ないね。
自分でつけた戒名で入るお墓がないって話はどうなったんだろう。
それもまた談志さんらしいけれど、
ちょっとひねりが足りない戒名は「しんちゃん」みたいじゃない?^^;
ラーメンズを初めて認めてくれた人だと思っているので名前が出なくてちょっと残念。
読了日:08月04日 著者:立川 談志,山藤 章二