読書リスト~2月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

また何もわからないまま読書メーターというサイトに食いついてしまいました。

僕の悪い癖^^;

そのサイトが写真つきでまとめてくれました。

文字数の制限があるので、ちょっと変えました。



2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3329ページ
ナイス数:17ナイス

下町ロケット 下町ロケット


先週の「タモリ倶楽部」で三共製作所をやっていた。

昔姉の家に行くと、前の道路をこの会社のバスがよく走っていた。


社員が500人足らずの中小企業なのだが、

色々な特許を持っており

普段何気なく目にしているものを作っているすごい会社だった。

ちょうどこの本を読んでいた時だったので、本と重なりとても興味深く見た。

…って本の感想よりテレビ番組の感想になっちゃった^^;

本も、大企業との対決に勝って

まっとうに生きている人たちが不幸になることなく

挫折から始まった小説がハッピーエンドで終わる。

判官贔屓で勧善懲悪の展開に溜飲を下げることも出来

日本人好みな話だと思う。

ただ佃社長のぞんざいな言葉つかいが気になった。

ロケット開発をしていた研究者が

相手にたいして

町工場の親父みたいな話し方になってしまうのは読みにくかった。
読了日:02月28日 著者:
池井戸 潤


峠うどん物語(下) 峠うどん物語(下)


それぞれの話にぐっとくる場面が用意されている。

連作だからどこで終わってもいいし、

良い人ばかりだと飽きてくるので下巻がいるかと思ったけれど

町のお医者さんの話があって

この話のために下巻を出したんだと思うくらいよい話。

映画の「三丁目の夕日」みたい。
読了日:02月17日 著者:
重松 清


峠うどん物語(上) 峠うどん物語(上)


読了日:02月17日 著者:重松 清




さだのはなし ~さだまさしステージトーク集~ さだのはなし ~さだまさしステージトーク集~


若いころは嫌いだったのに、

あるときから「今夜も生でさだまさし」を見始め

その緩さが好きになり二年前の国技館コンサートにも行きました。

トークが終わって歌になると大勢の人が

平気で人の前を横切り出口へ向かうのには驚きました。

「トークのさだまさし」を目のあたりにした気持ち。


人が言うときついことも、

この人がいうと返って温かく聞こえたりする。さすがトークの達人です。

ただ、この本は電車や喫茶店で読むと怪しまれます。

笑ったり泣いたりしちゃうのでお気を付けを。

読了日:02月14日 著者:さだ まさし



鍵のかかった部屋 鍵のかかった部屋
読了日:02月09日 著者:貴志 祐介


これは忘れる自信がある。

この人は長編のほうがいいと思う。


真夏の方程式 真夏の方程式
読了日:02月09日 著者:東野 圭吾

ガリレオシリーズは「容疑者~」で終わってほしかった。

テレビドラマのとおりに役者を増やしたりして

小説がテレビを追いかけているようになって興ざめ。

この前の一万人ランキングにこれが高い評価だったのが不思議。

話もつまらなかったのに。


凍りのくじら (講談社文庫) 凍りのくじら (講談社文庫)
読了日:02月09日 著者:辻村 深月

若手でいちばん期待している人。
マスカレード・ホテル マスカレード・ホテル
東野圭吾作家生活25周年の三刊が

「麒麟の翼」と「真夏の方程式」とこれ。


加賀刑事が冷静でオトナなのに対して

この本の【待望の新ヒーロー】新田はおとなの人間として確立していない。

多くのファンがそこを魅力と取れば

新田刑事の成長物語としてこれも長期シリーズになりそう。

勿論、それを狙ってのことなんでしょうが。


題名の「マスカレードホテル」は

ホテルの名前かと思ったら

「ホテルコルテシア東京」で繰り広げられる

仮面をかぶった人たちの騒動を書いたお話でした。

宿泊客のひとりずつが話を持っているので、

推理小説だと思って犯人捜しをしながら読むと軽々と振り回されます。

この本は人間ドラマだと思いました。
読了日:02月08日 著者:
東野 圭吾



往復書簡 往復書簡


読みやすく新作が出ると読みたくなるけれど、

これを読む限り「告白」越えは当分なさそう。
読了日:02月08日 著者:
湊 かなえ

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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