今夜の「Mr.サンデー」をみていたら
就活のコーナーで、娘と同じ大学、学部の知り合いが出て来た。
テレビの中で、まだ会社が決まらないと泣いていた。
うちの娘もこの前まで決まらないでいたので
親戚たちから、会社を選んでいるからだと言われていた。
とっくにそんな会社はエントリーさえ出来ない、
中小企業だって簡単に落とされる ということがわからない。
そういう人たちは
本人がどんなに辛いか、想像も出来ないんだろうなぁ。
時間が経てば、新卒ブランドの力のなさを実感するのに
そのブランドのために
わざと留年したり卒業を半年遅らせたりする異常事態。
子供を育てている人にお金をあげるより、
お金がなくて子供を産めない、
仕事がなくて結婚が出来ないような
若い人たちを救うのが先だと思う。
海外で勉強していた若い人たちが
大地震でたくさん亡くなったことを思えば、
就職が決まらないことなんて
たいしたことがないと思えるけれど、
20代の自殺者の多くが
就活の失敗、会社での人間関係など
仕事のことが原因になっているなんて言葉をなくす。
娘の通う大学が以前、新聞広告で事務の募集をしていた。
色々な事情があるのだろうけれど
単純に、卒業生内定者から取ればいいのにと思ってしまう。
一人でも二人でも仕事をさせてあげればいいのに。