別れて暮らす高校生の一人娘が失踪。
元刑事の父親が娘の痕跡を追ううちに娘と麻薬の関わりの深さを知ってしまう。
父親の行動の現在と
いじめられていた少年の過去が交差する進み方に興味を惹かれて買ったが、
誰一人として魅力的な人物は出てこないし、全くもって救いのない話だった。
「このミステリーが最高」の大賞作だもの、
この流れのままじゃないだろうという期待を裏切り、
どこまで読んでも気分が悪くなる話だった。
と、友達に話したら
タイの人身売買や臓器売買の「闇の子供たち」という本の方が最悪だと。
そりゃドキュメントだもの、そちらの勝ち。絶対に読まない。