【現実入門】【にょっ記】【世界音痴】
経験をしていないことを書きだし自分の経験値なるものを知る。
献血、合コン、部屋探しなど経験していなくてもよさそうなものを
編集者と著者が体験していく。
私が経験していないことを書きだしたらノートに何枚くらいになるんだろう。
…何冊にもなったりして^_^;
みんなが普通にやっていることが苦手で、
普通に自然にすることが出来ないことを世界音痴と名付けた。
それなら私も日本音痴くらいにはなりそう。
著者は部屋の窓を開けるという発想が15年もなかったという。
この辺が世界と日本の違いか。
それって自然にわかることじゃないの?と思うことは結構ある。
姉はオトナになったあるときに
「片方の鼻をおさえて鼻をかむやりかたを知らなかった」と言った。
なんの疑問も持たずに過ごしてきたことって自分にもたくさんあるのかも。
単にそれを発見できるチャンスがなかったってだけのことかも。
「世界音痴」「にょっ記」「現実入門」と3冊続けて読んだが、
空想の話より世界とちょっとだけずれている現実のお話のほうが好き。
この人の魅力は、人を安心させる日常にあるのにウソ日記じゃ意味がないじゃないの。