2009年読書リスト | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

1 小林賢太郎戯曲集 STUDY ALICE TEXT  小林賢太郎

2 小林賢太郎戯曲集 home FLAT news  小林賢太郎

3 とんび  重松清

4 犯罪小説家  雫井脩介

5 東京バンドワゴン  小路幸也 

6 壁抜け男の謎  有栖川有栖

7 九つの、物語  橋本紡

8 展望塔の殺人  島田荘司
  
9 きつねのはなし  森見登美彦

10 地下鉄(メトロ)に乗って  浅田次郎

11 悼む人  天童荒太

12 告白  湊かなえ

13 オリンピックの身代金 奥田秀朗

14 人形になる 矢口敦子

15 ラットマン 道尾秀介

16 おくりびと  百瀬しのぶ

17 納棺夫日記  青木新門

18 毒殺魔の教室  塔山郁

19 少女  湊かなえ

20 待ってる~橘屋草紙あさのあつこ

21 うそうそ 畠中 恵

22 ぬしさまへ  畠中 恵

23 鬼の跫音 道尾秀介

24 シャドウ道尾秀介

25 背の眼道尾秀介

26 ラットマン 道尾秀介

27 なぜ君は絶望と戦えたのか~本村洋の3300日~  門田隆将

28 パラドックス13東野圭吾

29 本日、サービスデー朱川湊人

30 フェイク 楡周平

31 用心棒日月抄  藤沢周平

32 笑う警官  佐々木譲

33 大喜利猿「北海道」

34 らんぼう  大沢在昌

35 嘘をもうひとつだけ  東野圭吾

36 天上の青(上下巻)  曽根綾子

37 雅子妃~悲運と中傷の中で  友納尚子

38 仮想儀礼(上下巻)  篠田節子

39 雪が降る 藤原伊織

40 警察庁から来た男  佐々木譲

41 私服だらけの中居正弘 増刊号 ~輝いて~

42 1Q84(1、2) 村上春樹

43 プリズントリック遠藤武文

44 ルパンの消息  横山秀夫

45 雪冤  大門剛明

46 弟の家には本棚がない  吉野朔実

47 家族の行方  矢口敦子

48 愛が理由  矢口敦子

49 風の墓名碑(上下巻) 乃南アサ

50 虚夢  薬丸 岳

51 終末のフール  伊坂幸太郎

52 夕暮れの女~南町同心早瀬惣十郎捕物控  千野隆司

53 伽羅千尋~南町同心早瀬惣十郎捕物控  千野隆司

54 ダブルジョーカー  柳 広司

55 書店ポップ術上原潤一

56 映画編  金城一紀

57 何が何だか  ナンシー関

58 赤い指  東野圭吾

59 つくもがみ貸します  畠中恵




ほぼ例年どおりの年間59冊。うち、3冊が再読。

すごいのは、自分で買った本がケンタロさん関係以外では数冊だけ。

友達と図書館の力で生きてます。


今年のベスト5 もちろんケンタロさん以外


「悼む人」は文句なく。


去年の「ジョーカーゲーム」の斬新さには負けちゃうけど

やっぱり続編の「ダブルジョーカー」もはずせない。


期待度の違いというのは大きくて

道尾秀介なんかは何も知らずに読んでたらもうちょっと面白く読めたかもしれない。

その点、朱川湊人「本日、サービスデー」は期待してなかった分、

面白く感じたのでベスト5入りさせてしまおう。


伊坂幸太郎の「終末のフール」は、ありきたりなテーマで

よくある話だと言われてるけど

「死神の精度」以来、面白いと思った。こういうわかりやすい話が好きなのです。


ナンシー関をいまごろ初めて読んで

この人の死を今更ながらに惜しいと思った。

今のテレビ界にやんややんやと物申してほしかった。

とりあえず「そ~ですねっ」と言い続け、最後に笑うあのおバカな団体に喝入れてほしい。

でもベストの5冊には入れないかな。

吉野朔実さんも好きだけど

「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」

「犬は本よりも電信柱が好き」と来て4冊目の「弟」には、ちょっと飽きてきた感。

まだ「兄」が残ってるから機会があったらそこまでは読みます。


「つくもがみ・・」も単純に面白かったけど、

江戸の妖怪話だと宮部みゆきと比べちゃうから

すっごい面白いとは言いにくい。

あと一冊なら金城一紀かな。

「映画編」より「対話編」のほうが好みだけど

この人好きだから贔屓しちゃって、これを5冊目にしよ。


発行年じゃなく、自分の読んだ年だからあんまり意味ないベスト5。

「悼む人」「ダブルジョーカー」「本日、サービスデー」「終末のフール」「映画編」


二度と読みたくないと思うはずれの本もあった。

矢口敦子は読みやすくてつい買っちゃうけど

もう来年はだまされないぞ。

雫井脩介が「クローズドノート」以来面白くないのに

きっと私は新作(といっても秋に出た本)「殺気」も読んでしまうだろうな。

あと一冊だまされてあげましょう。

って、おーえばりの私はなにものだか…。