最後の母の日 | 基本、ビーズ織りnote

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【箱は笑いで満たされた。】
改題

毎年お嫁さんたちは母の日に叔母に何もしてこなかった。

今年はこれで最後だというのに、二人揃って顔も見せない。


もらう時だけはもらいに来て

図々しい人たちだとは思っていたけど

自分を思っても嫁なんてそんなもんかと。


でも、今年くらいは来ると思っていた。

というより、残り少ない日だから毎日来るとさえ思っていた。

一人はバスで20分くらいのところに住んでいて

一人は乗り回しているバイクで5分もかからないところに住んでいるのに。



遠くから叔母に逢いに来てくれた友人のお相手も

息子二人と、私と私の母がした。

そのお茶代も母が払った。



普段付き合っていない人たちと付き合うと

驚くことが多い。