「THE SPOT」
去年の3月の「SPOT」の再演。
3月9日に東京銀河劇場の初日を
娘と見に行った。
そして、3月11日を迎え、舞台設備が破壊され
東京公演は二日間で終わった。
それでも小林賢太郎はすぐに次の山口公演から再開する。
「笑わせる人間に憧れている」そのひとが
「泣いている人を笑わせたい」そのひとが
舞台に立つと宣言をした。
そして
擬似被害をしてはだめだと
元気な人は元気でいないといけないと
ずっと年下の人が、わたしに教えてくれた。
今日、神奈川芸術劇場(KAAT)。
小林賢太郎のことは何も知らない、
舞台慣れしている友達を誘って「THE SPOT」を見に行った。
なんの感想も求めないでいたら
帰り道に入ったそば居酒屋で彼女がひとこと。
「小林賢太郎はもっと年がいった人たちに支持される人だと思う」
舞台を見に行くのが趣味の彼女は
今日の、若い女の子の多さに驚いたのかも。
ほんとは観客の年齢云々じゃなくて
違うことを言いたかったんだとわかっている。
ありがとう、嬉しかった。
ただ、ほんとに
わたしはどこにいってもいつも最高齢部類でとても不満足だった。
カーテンコールで
うずくまってしまった賢太郎氏。
酸欠で辛かったんだろうに、また立ちあがり
ポツネン氏を演じきった。
小林賢太郎
ずっと年下の人だけど、尊敬します。
今回は鼻兎フレームを贈り物にしてスタッフに預けました。
あしたからも無理をなさりませんよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

にほんブログ村