パソコンの処分にリネットという会社を使う話を前回しました。リネットではふだん一台1600円かかる処分費用をタダにするキャンペーンをしています。ここに処分を申し込み、段ボールに入れたパソコンを用意すると佐川がとりにきてくれてそれで処理が完了する、というそんなんでいいの?ってぐらい安価で便利なものです。不思議なことにこのキャンペーン、一台だけ、という建前で例えば三台申し込むと一台はタダ、しかし残りの二台は1600円づつ取られるのですが。日付をずらして一台を三回申し込むと三台ともタダになるみたいです。佐川の手間が三倍になるのになんでタダなのかぜんぜんわかりませんが。役所がからむとこんな変なことになるのは時々あるような気がします(笑)

 

 

とにかく。全面ガラスにパレットナイフをさしこんで27インチをばらすところから前回の続きを。

 

 

ガラスの全周にパレットナイフをぐるりと刺すとガラスがはずれます。ガラスは周囲1cmぐらいのところの粘着性のもので止められていますので。修理のためにガラスはずす人はナイフを1cm程度ぐらいの深さまでさすことが重要ですね。それ以上さすと液晶に傷をつけます。

 

 

真ん中にロジックボードとハードディスクとファンがありその上下に見えるのはスピーカーです。少しでもいい音になるように薄型のBOXに小型のスピーカーをとりつけているんです。単なる見てくれだけではないアップルのこだわりみたいなのを強く感じます。あとウインドウズのやすものと違って専用パーツがすごく多く、そのパーツの仕上げも精度も美しいですね。やっぱアップルはすごいです。値段が高いのもしかたない。

 

 

ハードディスクを取り出すにはロジックボードもスピーカーも全部はずす必要があったのでなかなかめんどくさかった(笑)


 

内部のパーツを全部はずすとようやくスタンドの取り付け部が見えてきます。この9個ずらりと並んだ小さなネジでスタンドが取り付けられているわけです。ここは大きなチカラがくわわるのでネジ9個でがっちりつけられてるんだと思います。なんかもういろいろと設計者のすごいこだわりが見えるような気がしてたいへんバラシおもしろかったです。

 

 

ここまでやってなんとかスタンドの取り外し完了。普通の人はここまで苦労する必要ないです。ハードオフとかセカストに取りに来てもらって処分費用払うほうがよほど普通だと思います。それがどのぐらいの費用なのか意外と買い取ってもらえるのかわからんですけど(笑)

 

私の場合ばらすのがたのしかったのでそれでいいですけどね。リネットの処分だと壊れててもいい、という前提なのでものすごく適当に再組立てして27インチの作業完了です(笑)

 

ついでなので21インチもばらします。つづく。