このブログではたびたび鰻のフランチャイズについてお話しています。今ウナギ業界に大旋風を巻き起こしているのは高知のu technologiesという会社です。布施の黒船はその1号店のはずです。u technologiesはうなたんというフランチャイズ事業を展開しています。うなたんのフランチャイズ店はそれぞれオーナーが好きな屋号で運営しています。屋号をばらばらにすることで鰻は高級な食べ物、というイメージを損ないたくないのでこうなってる気がします。(黒船は私の知る限り全国に三店舗あります。ここはu technologiesの直営かもしれません。自由な名前の他店より直営的コントロールが効いているきがします)

 

 

私はu technologiesのウナギは非常においしいので。このままだと競合では無いと思われていた高級店すら食ってしまうのでは、と思っております。じゃっかんの香ばしさとか表面のパリッと感とかに値段を倍払える人は少ないと思うからです。

 

 

そんなu technologiesなのですが。今、不思議な状態になっていると思っています。といいますのは。鰻の成瀬、というチェーン店がうなたん以上のいきおいで急激に勢力を伸ばしているからです。この鰻の成瀬、商品構成や値段がu technologies関連店舗と同じなのでどのような関係なのか、と思っていましたが。フランチャイズビジネスインキュベーション株式会社(以下FBIと呼称)というフランチャイズビジネスを支援する会社がu technologiesの本部パートナーとして参加したのでした。

 

 

本部パートナーってなんなのかよくわかりませんが。どうもFBIが新たなフランチャイズ店を選定したり認定したりしてるんじゃないですかね?本部機能が二本立てになってるみたいです。私はこれは将来もめごとにつながりそうな気はしますけどね。FBIはうなたんの既存店に考慮せず新店だすんじゃないでしょうか。店舗数が増えると絶対そうなると思いますけどね。お互いがもっとも強力なライバルになる気がします。

 

 

前置きがめっちゃ長くなりましたが。今回堺筋本町の鰻の成瀬に行ってきました。センタービル4号館の飲食店街の一番奥、ここは非常に立地的に不利なのですが。成瀬はそのような安価な立地を積極的に選んでいるようです。自信あるんですね。上は1600円の梅。梅でも十分以上に食べ応えあるものになっています。

 

 

こちらは2600円の松。布施黒船よりすこしやすい。鰻の質は黒船と同じだとおもいました。鰻なので個体差はありますが大きくはちがわない。

 

 

今後の展開ですが。私は成瀬が勝っていくのではと思っています。鰻の成瀬はやすくてうまいな。このような事実が周知されるとチェーン店のメリットが発揮されます。屋号がばらばらだとそこがどんな鰻を出すのかわかりにくいです。

 

 

今回二時ごろの成瀬は私たち以外の客がおらずお店の人が呼び込みしてました。この立地だと周辺のサラリーマンのランチがメインになるのですが。2000円前後の鰻をランチに食べる人がどのぐらいいるのか。それで勝負がわかれますね。

 

 

私としては堺筋本町成瀬のほうが布施黒船よりはるかに近いので。次から鰻はここで食べることになります。黒船と成瀬がつぶしあいにならなければいいのですが。

 

上の写真はかまいたち濱家さんのサイン。ラインクーポンを入手したので近いうちにまた来ます。

 

あと、フランチャイズビジネスについては素人なので。上記まちがいがありましたら教えていただけると助かります。