今から10日間ほど前。南部を攻撃していたウクライナがとつぜん東部戦線で快進撃を開始し、あっという間にハルキウ州のほとんどを制圧してしまいました。もう戦争の歴史に残るような大成功だったようです。
その時の戦況図が上のようなもので、ロシアが春から初夏にかけて奪った占領地がすっかりウクライナのものになっています。
んで。それからそろそろ一週間になりますが。続報をあまり聞かないですよね?テレビニュースではほとんど見かけません。これはなんでか、というと。情報を漏らさないようにしているからですね。ヘルソン包囲戦の時もウクライナはSNSなどで現状を公開しないように世界中に対して求めていました。この時と同じことを今は南部でも東部でもやっているわけです。
戦況を公開しないことに何の意味があるのか?私が思うに、ウクライナはロシアの通信網の破壊にチカラを入れてきたからですね。おかげでロシアは今部隊間の連絡が不自由になっているはずです。なのでどこを攻められているのか、ウクライナの部隊がどこにいるのか知ることがむずかしくなっているはずです。だからSNSに情報を上げてほしくない。これを今ウクライナ全土でやっているので新しい報道が出てこないんだと思います。
テレビニュースなどではウクライナ戦況があまり触れられていませんが。それでも最低限の情報はネットで得られます。上の図で左がウクライナ支配地域、右がロシアです。一週間前はオスキル川にあるクピャンスクをウクライナが攻略しそう、というところまで報道されていました。今はクピャンスクはもちろん、オスキル川の東側もウクライナが制圧しているらしいです。これは非常に大きいことで、ロシアはオスキル川という天然の防御ラインを守ると思われていたのですが。もう兵士がどんどん逃げるのでその防衛ラインを放棄し、スパトボを含む国道、あるいはクラスナ川で再度防衛ラインを作ろうとするはずです。ですがそれをロシアが守れるとは思えないですね。なぜならオスキル川という大きな川でウクライナを食い止められなかったのですから。国道や狭い川まで防衛ラインを下げて、それで食い止められるとはとても思えないからです。東部戦線はウクライナがこのまま支配地域を広げる方向だと思います。
ウクライナはさらにザポリージャ原発方面に対しても大部隊を用意しているという情報もあるようです。ロシアは大きい国ですから簡単に負けないとは思いますが。相当に追い詰められているようには見えます。ハゲのプーに打てる手は限られてきていると思います。


