人の心には、理解しやすい情報はしっかりうけとめ、理解しにくい情報は遠ざける作用があります。自分の経験や願望に近い情報はああそうだよな、と受け入れるのですが、不愉快だったり理解できない情報にはかかわろうとしないわけです。そうやって私たちは心の不安を取り除き、平和な気持ちを保っているわけです。この作用は認知バイアスとよばれています。このことはいろんな局面で私たちの判断を狂わせます。人というものは自分に都合のいい情報を大切にする生き物です。
なので。平和な日常を過ごしている人は。明日も平和だろう。あさっても平和である気がする。と思いこんでしまうのが普通の事なんです。
2050年に炭素排出をゼロにする、と管総理が発表しました。それは非常に大変なことで、日本だけががんばってもうまくいきませんし、日本がそれを達成するだけでもめちゃくちゃ大変です。なんでそんな大変なことをするのか。そうしないと温暖化で地球が人間の住めない環境になる可能性があるからですね。
2050年には炭素出さないようにするのか。たいへんだな。ぐらいののんきな受け取り方の世の中となっていると思うのですが。これ、2050年で間に合うのかどうか、まだぜんぜんわからないんじゃないですかね。
さっきも二酸化炭素など温室効果ガスの濃度が最高記録を更新した、とニュースでやっていました。つまり今の地球はこれまで経験したことのない炭素濃度を毎年更新しているわけです。その結果どのようなことになるのか。はっきりわかる人はいないんじゃないですかね。毎年新しい事態に突入していますから。これは非常に怖いことだと思っています。ある時点で人が生きていけないぐらい気球環境がわるくなる、と気づいたとき。その時後戻りできるのかどうか。それすらわからないわけです。
心配しても1ミリもはじまりませんが。
私は心の片隅で覚悟しています。
