このコトバは『絵画の教科書』からの引用です。
“19世紀末イギリスの作家オスカー・ワイルドは、その『嘘言の衰退』のなかで
「自然は芸術を模倣する」というテーゼを展開しました。
つまりターナーやホイッスラーといった画家が霧の風景を描くまでは、それ以前にも
ロンドンに霧があったにもかかわらず、誰ひとりそれをみなかったし、その美しさに
気づかなかった。”
いわく、画家たちのおかげで人々ははじめて霧の美しさを知り、ロンドンを「霧の都」
と見るようになったというのです。
これは絵を自然そのまま模倣して描いていながら、その対象の美しさを再認識させてくれる点で
とても興味深い絵画の見方だなと思いました。
最近こういう再発見を絵画から受けているかな…?