3月15日、先週に引き続いて尾鷲に釣行してきました。
今回は久しぶりのメンバーで、社長さん、専務さん、常務さん、K課長、N工場長、アトムの6名での釣行でした

いつものように、前日の現地入りですが私だけ泊まらずに深夜に移動して港で仮眠をしていました。
目覚ましの5時のアラームで起きて港のトイレに行こうと車をでると、なにやら目見たことのある車が止まり、出てきたのは「はまちゃん」でした
土曜日の釣行ではよくお会いしますね
今日のアトムはグループ釣行ですのでご一緒できませんでした。

準備を済ませ、定刻5時半に出船して一路立神を目指します。
船中で、何処に乗ろうかと思案しながら作戦会議。
最近好調の立神の地の地のハナレが狙い目?
結果、地の地のハナレに社長さんとN工場長が上がり、地の地に専務さんと地の高場にアトムが単独でそれぞれ上がり、常務さんとK課長は立神のハナレに上がりました。
 
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早々に準備をすませ6時20分、戦闘開始です。
今日の仕掛けは、道糸、ハリス共に2.5号で、ウキG3で針は寒グレ5号です。
タナ3ヒロで足元の根の先に仕掛けを入れて行きます。
早々の2投目で早くもシモったウキに当たりがあり軽く合わせると乗りました
上がってきたのは30そこそこの口ブトでしたチョキ
引き抜いて足元に落とすとハリはずれ、グレをそのままに、バッカンに水を汲んでいる時にあろうことかグレは自分ではねて故郷に帰っていきました
ということで、一匹目はリリース
直後に同じ処でまたまた当たりがあり、やり取りの後に痛恨の針ハズレ
今日はどうしたことか、掛けてもチョンボばかりが続きます。
ここで先週好調だった小針は今日は早くも諦め、掛りすぎ口ブト7号に替えます。
すると、数投目にしもったウキに道糸を張ると、ツンツンとしたシグナルが、すこし待ってグンと重くなったところで合わせると乗りました。
今度はしっかりと針にかかり本日初めてのキープ
その30分後には、左のサラシの先を狙う為にウキをBに替え、ハリスにG5を2個打って沈みがちのウキを海面ぎりぎりで張って、緩めてをして待っていると当たりです。
30センチの尾長で、この時期に釣ったのは初めてです。
 
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同じように攻めますが後が続かずでタナ等を変えて1時間程攻めていると、サラシの先2、3mでウキを半ヒロ程シモらせてピンピンに張って待っていたらウキが海中へ。
道糸を張っていたのでそのまま合わせる形となり、なんなく上がってきたのは、先程と同じで30センチの尾長でした。
潮はそれほど動いていないのですが、サラシが程よく出て風もないのでサラシの先で出来る潮目等に仕掛けが入り尾長がきたのでしょうか?

ここまでで8時40分、順調のように思えましたがここから沈黙してしまいます。
アジが湧いてきてアジの入れ食いが始まりました
先々週もここで同じようにアジが湧いて釣りにならず磯代わりをしたことを聞いていましたのでこれまでかと思いましたが、今日は既に3枚釣れているしこのまま粘る為に、いったん磯を休める意味でもハンバーガーパンをかじって休憩します。

仕切り直して始めるもまだアジが撒き餌に集まってしまうので、ウキ3Bにして針の口元にもジンタン5号を打って目的のタナ3ヒロ半までいっきに刺し餌を持っていくことにしました。
アジは掛らないようにはなりましたがグレも掛りません。
そうこうしているうちに、釣り始めにちらほら見えていたボラが湧いてきて、数十匹で回遊を始めるとアジが出てこなくなりました
これからだと思い、仕掛けを軽くしてウキをBに戻して挑むがグレが出てきてくれません。
そして、決定的な事が・・・
地の地のハナレで潜っていた海女さんが足元まで流れてきました
 
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社長さん、M工場長は早くも磯替えをして去ってしまってます。
ちなみに、足元に来た海女さんにグレが居てるか声を掛けたが返ってきたのは「なんもおらんよ」 ガーーン!!
海女さんの目的、サザエ、アワビも居ないのか横切るように二人が通過していったので、餌取りを蹴散らせてくれたんだとポジティブに考えて、再度仕切り直しです。
 

ここまで既に10時50分。
足元のサラシも無くなっているので、足元に多めのボイルを撒いて寄せます。
干潮時刻も近付いていることからシモリまでは浅いのでタナも2ヒロ半に合わせて竿1本までを釣り場として攻めて行きます。
すると、15分くらいでシモったウキを少し張り気味にして誘っていると軽くシグナルがラブラブ!
そして穂先を軽く引くと乗りましたグッド!
小さいですがでっぷり超えた口ブトの30センチでした。
 
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しかしこれも単発であとが続かずあれこれと仕掛けとタナを変えて攻めるも釣れません。
そうこうして1時間が経ち、12時を回ってしまいのこり1時間半です。
朝の尾長も先程の口ブトも竿1本程までの所の浅場でしかも小さい当たりで釣れていることから手前に的を絞り、少し重めの2Bのウキをぎりぎりのシモリで調整して道糸をしっかりと張って時折10センチ程の誘いを入れるように引いて待っていると、誘いを入れた穂先に当たりがきました。
早合わせは禁物と一呼吸おいて合わせると、上がってきたのは32センチの口ブトでした。
同じように攻めて30センチも続きますチョキ
しっかりと上あごに掛っているので、浮いてきてるかと思い少しタナを詰めてしばらく仕掛けを入れていると、シモったウキを引いて誘おうとした道糸が引き込まれました。
スプールを押さえ、穂先が曲がりしっかりと乗せてから合わせると、一気に走ります。
今までより大きい当たりです。
それでも難なく浮かせてタモ入れしようと伸ばした6mのタモがぎりぎりの海面で苦労しましたが、上がってきたのは今日一の34センチの尾長でした。
 
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それにしても今日の当たりは小さくて渋いです。
残り30分となったところで、またまた小さい当たりでしたが30センチの口ブトを追加して、手前で掛ったことで一気に磯際を狙おうとジンタンを2段打って入れると直ぐに当たります。
しかし、これが足元に潜られ竿を出しても角度が悪く根に擦れてます
とっさに注意しながら磯を降りていきますが途中で切れてしまいます

直ぐに仕掛けを作りなおして同じ処を攻めるとシモらせたとおもったら根掛りで、切ろうとしたらウキまでが飛んで行き、それを救おうとタモで掬いましたがいったんは入ったウキが縫い目の隙間から再び海へ消え戻ってくることはありませんでした
この時点であと15分。
いつもならこの時点でフィニッシュですが、今日はここでもう一度仕掛けを作りなおしてチャレンジしますが、そううまくは事は運ばず片付けの時間を少し詰めてまで頑張りましたがダメでした。
しかし、今日は当たりが渋く釣れたサイズも小さかったですが、何度も竿が曲がりダメかと思われた時間を再び呼び戻しての5匹の釣果を物にしてお腹いっぱいの釣りが出来ました。
 
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全体に小さかったですが、港で捌いていたら一匹だけ白子を持っていたので丁寧に持って帰り、晩酌で尾長の刺し身と共にポンズで頂きました。
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