6月15日(土曜日)に半夜で尾鷲に釣行してきました。
台風3号霧の影響で、出撃出来ないかもと思っていましたが思っていたよりも早く海も回復し、13日に船頭に電話携帯をしたら土曜日は大丈夫でしょうと返事を頂きました。
尾鷲にはいつも西名阪、伊勢自動車を利用しておりましたが、半夜ということで169号線を利用して初めて尾鷲に行きました。
もともとこの道は、大峰奥駆けでもよく利用しておりますので途中までは知っている道です。
3時間ほどで尾鷲に着き、いつものメンバーと今日は港で待ち合わせです。
参加メンバーは、社長、専務、常務、アトムの4名です。
台風明けということと、本日の天気予報が昼から雨とのことで、半夜のお客は我々だけでした。
 
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定刻の11時に港を出港して、さてどこの釣り場に行こうかと船頭と相談です。
外海はえさ取りのアジ、サバが沸いているとの情報ですが、台風で今週は出港していないのではっきりとした情報ではありません。
中磯は空いているのですが、うねりも少なく外に出れるなら外のほうがいいのかなと。
あれこれ相談しながら、向かうは寺島方面ではなく立神方面になりました。
というのも朝釣りで出たお客が、茶瓶でそこそこ釣っているとの情報があったからでしたにひひ
立神に着くと、誰も釣り人はいないので釣り放題です
ということで、私はまたまたハナレに一人で乗ることにしました。
後は、地の地と地のハナレに乗ったようです。
半夜ということで、狙うは時合いの4時からの勝負と決め込んでゆっくりと準備をしていきます。
えさ取りも多そうで、試しに撒き餌を磯際に撒くと、オセン、キタマクラが寄ってきます
今日は、夕方の地合い勝負なので、それまではなるべく釣り場のポイントを広めないように徹底して、右から出るサラシの左側から巻き込まれるように磯際に撒き餌を入れていきました。
 
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仕掛けを際から流していきますが速攻でえさ取りにやられます。
始めからえさ取りのオンパレードでなかなか刺し餌が通りません
 
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そこで仕掛けをサラシの中に入れたり、サラシの先端まで遠投したり、サラシの両側からサラシの中に引き込んだりとしましたが本命はなかなか食いません
仕掛けを色々替えますが、ウリボウが頻繁にどの仕掛けにも食いつかれなかなか交わせません。
キタマクラ、アジ、サバはなんとか交わせても、このウリボウがタナを浅くしても深くしても食ってきます。
まだ時合いまでには時間があるのであわてる必要はないと、撒き餌は同じところで仕掛けを時折サラシが止む合間をめがけて中に入れて仕掛けがなじんでからゆっくりと引きつけていると、ウキが沈みこみましたラブラブ!
しっかりと合わせるとやや物足りなさを感じる軽い引き込みです。
 
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上がってきたのは28センチの口ブトちゃんでした
同じように次も攻めますが続きません。
ここで、ポツリポツリと雨が降り始め雨、その後本降りとなり釣りにくい状況となります。
その後も、餌取りとのやり取りばかりで時合いの時間となり、仕掛けもハリス2.5号に上げて大物の準備も万全です
気合を入れなおして、撒き餌もしっかりと撒いていきます。
さすが時合いです、一投づつ釣れます、ウリボウが・・・
時折、仕掛けを引いて浮いたところでアジが食いますが、ほとんどがウリボウです。
どこに投げても同じです。
サラシの真ん中にチモトにジンタン打って仕掛けを立てて入れてダメ、ウキ00にノーガンで入れてもダメ。
もう知っている仕掛けを全部と言っていいほど試しましたが、どれも結果はでませんでした。
タナも1ヒロから4ヒロまでを探りましたがグレには出会えません。
結局最後までウリボウとの戦いになり、撃沈してしまいました。
前回は、深めでしかウリボウはおらず、浅めに浮いてくることはなかったのですが今日はどのタナでも現れました。
この時期の尾鷲は寒の時も難しいですが、餌取り出たときの尾鷲もまた難しいです、というか尾鷲は難しい!!