3月2日(土曜日)、尾鷲に釣行してきました。
いつものように、ではなく今回は前日の金曜日に19時から21時まで京都で講習会がありましたので、京都まで車で行き、終わってからそのまま京都から出発という予定にしました。
21時過ぎに会場を出発して、山科駅の近くで遅い夕食を済ませ、京都東ICより一路尾鷲を目指します
草津から新名神に入り東名阪へと進んで行きましたが、高速道路の土日祝日割引を受ける為に、紀勢大内山を0時に通過しようとすると、法定速度で走行していても早く着き過ぎる為に途中のSAで休憩を挟み、燃費走行で紀勢大内山ICを0時10分に通過して、尾鷲の天満浦港に1時頃に到着しました。
早々に寝る準備をして、私の睡眠薬、焼酎のお湯割りビールを呑んだらぐっすりを寝れました。
4時50分の目覚ましで起きると、いつものように前日からの泊まり組の社長さん、常務さん、N課長が直ぐに到着されました。
今日はいつものメンバーよりは少ない4名です。
早々に準備をしていつのも大ちゃん渡船に乗り込みます走る人
土曜日ですがお客さんは少なく、我々を含めて10名で、定刻の5時30分に出港です。
日の出時刻も段々と早くなり、出港から暫くして空が白んできて、乗船したお客さんの顔も確認出来るようになると、なんと目の前にブロ友の「はまちゃん」さんが座っておられました。
全く気が付かずお互いにビックリです
挨拶をしてそれから少し話をしておりますと、磯上がりの時間となり、一番に呼ばれ社長さんと上がった磯は立神のハナレでした。
ここは、先月に専務さんが46.5を釣り上げた磯ですので俄然力が入ります
始めの仕掛けは、道糸、ハリス共に2.5号でウキ3Bに針は掛かりすぎ口太7号で、タナ3ヒロでスタートしました。
前日の低気圧の影響でウネリが少し残っており、時折大きなウネリ波が襲ってきますので釣り座を社長さんは船着きで、私は船着きから東寄りの窪んだ高場にかまえました。
 
アトムの釣り座から見た社長の釣り座です
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アトムの釣り座から東方面の長めです
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開始から早々、社長さんが早くも39センチを釣り上げます

釣り開始から1時間程して、ようやく私のウキにも反応があり、上げてみるとかわいいコッパでした。
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風が強くなり、ウキが流されるのでウキを0に替えガンダマBで少し潜らせてしっかりと足下で仕掛けが停まるようにして張りながら待っていると、ゆっくりとウキが消えて行きましたので軽く合わせると、根がかりのような重たさです
際で釣っていたのでやってしまったのかと思いましたが、竿を上げると微かに生命反応がラブラブ!
今度は力を入れると、いきなり潜られます
足場が少しシモリから奥まっておりハリスが擦られては困るので、竿を目一杯前に出し一撃をなんとかかわして、急いで足場を降りて前にでます。
 
右のタモの位置まで降りてきました(釣り座は左の岩の陰から)
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ウネリを用心して足場を安全な所に取っていたので、予めもしも大物を掛けた時に、どうして取り込もうかと考えシュミレーションをしていたのですが、まさか直ぐに役に立つとは。
素早く下に降りて改めて戦闘開始です。
際で掛けたのでなるべく竿を前に出し穂先を目線よりは高くすることなく竿の腰に乗せるようにゆっくりと締め上げていきます。
以前、強引に捲いて寄せるとグレも暴れてしまうが、ゆっくりと丁寧にグレにテンションを掛けないで寄せるとあまり暴れないよとカリスマさんは教えられたこと思い出します。
なので、竿の弾力だけで上げるように距離を縮めて行きました。
左右に走られても強引に引っ張らず穂先を走られた方向にもって行ってかわしていき、なんとか海面までウキが浮いてきて、あと一息です
そこから最後の抵抗もありましたが、なんとか海面まで姿が見えてきて驚きました。
デカイです
取り込みを社長さんに手伝ってもらい、なんとかタモに取り込みました。
社長さんがメジャーで測ると43位やなとラブラブ!
バッカンに乗せてもメモリが足りずにはみ出ています。
尾鷲に通って初めての40オーバーが出ましたチョキ
 
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8時を回ると風の方向が変わり、足場のサラシが強くなりサラシに乗って前に出てしまうので、今度はウキを00に替えてサラシの下に潜らせました。
暫くすると、道糸が勢いよく出て行き合わせると30センチの口太です。
 
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続いて、同じように攻めていると35センチの口太です。
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少し潜らせ過ぎるとこんなものを掛かりました。
 
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今日は風がめまぐるしく変わり、それに伴って海の状況も変わり今日は何度も仕掛けを替えて行きます。
それが幸をそうしたのか、仕掛けを替える度にグレが釣れます
活性は高くないのでなかなか連続ヒットには繋がりませんが、足下から竿1本までの範囲を徹底して攻めて行くようにしました。
 
それと朝からボラとアジの大群が回ってきて撒き餌に群がります
サシエは通るので問題なさそうですが、グレが逃げ回っているようにも思われます。
そこでボラの回遊が見えている時には、タナを4ヒロ基準で、少し去ってしまっている時には3ヒロ基準で釣る事にしていましたが、これも幸いしたのかもしれません。

それでも10時を過ぎた頃からグレの反応もなくなりサシエにも変化が見られないようになりました
海は風も益々強くなり釣りずらい状況が続きます。
11時過ぎに気分転換を兼ねてお昼にして、熱い味噌汁と泊まり組が頼んでくれていた宿のお弁当おにぎりを頂きました。

さあ、納竿まで残り2時間がんばります。
しかし、生命反応ありません。
相変わらずボラとアジの回遊で海面は賑わっているのですが、グレが何処にいったのか??

潮も引いてきたので、釣り座も下に降りてシモリの先端まで思い切って出ます。
念の為に餌バッカンは少し高めに置いて、タモは始めから取り込みに決めていた所に置いたままで、もしも掛けたら移動することにしておきました。
仕掛けも2号ハリスに針を寒グレ5号に替えて挑みます。
足下右の少し凹んだ窪みから出るサラシの中を攻めていると、テンションを掛けていた道糸に当たりが伝わります
軽く合わせを入れると一気に走ります。
大物?と思われましたが、竿で溜めると簡単に止まりました。
上がってきたのは28センチの尾長でしたグッド!

その後も同じように攻めてみましたが、これを最後に納竿まで当たりが出る事もありませんでした。
 
今年に入って尾鷲の釣行が続き、これまで返り打ちばかりに会ってきましたので、なんとかこれまでの鬱憤を晴らす事が出来ましたチョキ
 
そして港に帰ってもう一つ嬉しい事実が有りました。

船長に改めて釣果の検寸をしてもらったら、なんと43センチと思っていたグレは45センチありました。
 
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自己記録更新です。
昨年は40オーバーを釣り、次は45オーバーを目指して頑張ってきましたので嬉しい釣果でした。
 
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久しぶりに、納得の釣行となりメデタシ・メデタシでした。