今年の初釣りで撃沈してまだショックの残る今日この頃です
1月23日、串本須江に釣行してきました。
先週に、ブロ友のカリスマさんから釣行のお誘いを受け、仕事のやりくりをしてご一緒する事ができました。
前日の22時半過ぎに自宅まで迎えに来て頂き、一路串本を目指します。(カリスマさん、いつもありがとうございます)
いつものエサ屋さんで少し仮眠をして、5時半過ぎに串本須江港に到着します。
既に車が7,8台止まっております。
定刻6時20分に我々を含む16名で出港します。
今日は1番磯周りで、渡磯する場所はカリスマさんに任せていますのが、若船頭となにやら相談をして決定した磯はビシャゴの前島です。
 
サイショウ岩がモロ被っています
イメージ 1

ここは、カリスマさんが今年の初釣りで爆釣した場所ですので、まだ目が開いていない私として最高の場所設定ですチョキ
しかし、磯に上がって直ぐに海の状態に気付きます。
前日の低気圧の影響か沖からのウネリがかなり残っており時折大きく磯を掛け上げってきます
 
ビシャゴの前も荒れています
イメージ 2

直ぐにカリスマさんが船頭に電話携帯を入れて相談をして、暫く様子を見てウネリが高くなるようであれば磯替わりをするということになりました。
 
海面は一見穏やかでしたがウネリが大きく海面が膨らんできました
イメージ 3

様子を見ながらゆっくりと準備をして、今日の攻め方をカリスマさんからレクチャーしてもらいます
今日は二人で撒き餌を共同作業で捲きましょうと言われ、グレのポイントを散らさない撒き餌の仕方を教えて頂き、一日徹底して撒き餌を入れていきました。
いつもの自分流では、釣れている時はもちろん同じ所に捲きますが、釣れないとあっちこっちとばらばらに捲いしまうんですよね、だから余計に釣れないのかも?
この撒き餌が後々今日の締めくくりに効果を発揮しましたラブラブ!
さて、いつものアテⅡとデスピナのコンビに道糸2.5号にハリス2号で、2Bのウキでタナ3ヒロから7時20分釣り開始です。
 
アトムの釣りさです、開始時はビトンの一段下の左側でしていました
イメージ 4
 
 
カリスマさんの釣り座です
イメージ 5

ゆっくりと右前方に流れる潮に乗せ、足下から流していきます。
30分程した所で、ウキにはっきりした当たりが現れ、今年初めて上がってきた魚種はグレではなくイサキでした。
本命ではなくてもお持ち帰りとしては嬉しいのでキーパーバッカンに水を汲みます。
それからまた30分程たった時に、今度はゆっくりと馴染んだウキがシモリだし道糸を張って探りをいれるとチョンチョンと反応があり、一息ついて合わせをいれると、竿にしっかりと乗った感触です。
上がってきたのは、待ちに待った本命グレ31センチです。
イメージ 6

やっと今年初のグレに出会えました
しかしまだ片目が開いたに過ぎません、なんとか両目を開けないとと気合いを入れ直して頑張ります。
撒き餌を徹底して足下両サイドのポイントに捲き続け、仕掛けは竿1本から2本までの潮筋を探して入れていきます。
直ぐに上がってきたのはまたしてもイサキです。
その後25から30弱のイサキがぽつぽつと上がってきます。
タナを3ヒロから5ヒロ弱の間で探りをいれますがイサキ以外が釣れません

途中、気分転換も兼ねコーヒーを沸かして遅い朝食をカリスマさんと食べました。
その後もイサキだけが数を重ね、干潮時間になっても一向にウネリも取れず、時折大きく波が跳ねあげてきますので、釣り座を船着きから左の一段上に変わります走る人

今度は、左からの風が少し強くなり潮は逆に左に流れていく少し釣り難い状況になりましたので、ウキを3Bに替えて風に負けないようにしっかりと負荷を考え、しっかりと馴染むように調整ガンダマも打ち何度か流して行くと、今日2枚目の32センチのグレが上がってきました。
これで今年やっと両目が開きましたラブラブ!
同じように仕掛けを流すと、今度はウキが視界から一気に消える当たりがあり、少し道糸が余分に出てしまう程に合わせが遅れます
体制を立て直し、竿先がしっかり曲がる大物の予感?
左のシモリに入られないように右に誘導し、なんとか上がってきたのは43センチのサンコウでした。
がっかりです、いつも期待を裏切って上がってくるサンコウです
今日は水温が朝は17度前半で、後から知ったのですが昼には1度も上昇したようで、黒潮接岸の影響で水温が安定せず餌取りも湧きグレの活性も前日の影響か悪く非常に釣りづらい状況がつづきます。

昼食後は、空模様も目を疑うような状況に。
西の空からなにやら真っ黒な雲がやってきます。
雪かな?と思っていたら雨がポツポツと降り始めしまいには本格的に降ってきました
ウネリも次第に大きくなり、足下を時折上って来るようにもなります。
状況の悪い中、立て続けに大きな当たりがあるもどちらもサンコウで仕掛けをもう一度考え直します
サンコウが来るのはやっぱりタナが深いのだと考え、4ヒロ程で釣っていたタナを3ヒロにして、ハリスに打っていたガンダマも外して結び目にウキの調整オモリだけにして仕掛けが立たないようにしてウキがシモってもあまり深くは入れず止めるようにします。
左に流れていた潮が沖向きの右に流れ出し風と同じ方向になります。
カリスマさんの釣り座の潮と私の釣り座の潮が交わるようになります。
そうこうしていると、3時を回り残り時間も30分を切ります。
いい感じで私の釣り座からカリスマさんの釣り座の先端を越えたあたりで私の流していたウキがカリスマさんのウキと出会いラブラブ!丁度見合いをするようになった時に、ゆっくりとウキがシモリ道糸を持っていた左手を弾きました。
上がってきたのは34センチの口ブトでしたグッド!
続いて同じようなトレースで同じ場所にウキが来た時にまたしても当たりです。
しかし、今度は合わせて当たりを取るも、針のすっぽ抜けでした
活性が悪い時にはしっかりと食わして早合わせは禁物ですね。
ここで、3時半となりカリスマさんは納竿として片づけにはいります。
私は、すっぽ抜けが悔しくて後もう一振りと同じ所を攻めてみました。
すると、あろうことか3連続で同じ所でウキがシモリ出し、張っていた道糸で探りを入れると当たりです。
今度はウキの消込をしっかりと見届けてから大きく合わせると竿にずしりと乗りました。
先ほどの当たりよりも手ごたえがあります。
これはぜったいにばらせないなと思い、丁寧にレバーでのやり取りもしてゆっくりと足下まで寄せられる事が出来ました。
水面に上がってきた姿でこれは40オーバーのような。
ウネリで3度程タモ入れを失敗して焦りましたが、なんとかタモに入れ上がってきたのは40に少し届かずの38センチの口ブトでした
 
イメージ 7

最後の一投でまぐれのような出来事でした。
多分、初めにカリスマさんから教えて頂いた徹底した足下への撒き餌が潮筋に乗って、カリスマさんの撒き餌と交わって潮目にしっかりと撒き餌が溜まっていたのでしょうね。
やっぱりポイントをしっかりと作るように撒き餌をしていると最後にはいい事があるのですね。
今まではそこらじゅうに一杯捲いていたようなことではいつまでたっても釣果は難しいのかと改めて思いました。
これからは釣り座の潮筋をしっかりと見て効果的に撒き餌を考えるようにしないといけないですね。
ともあれ、やっと私にも遅い正月が訪れメデタシメデタシでした
 
今日のアトムの釣果です、グレが5枚にイサキ8枚です
イメージ 8
 
 
 
エピローグ

今回もカリスマさんには色々と教えて頂きお世話になりました
本文には書きませんでしたが、今日のカリスマさんにはとんでもない出来事も起こり一時は釣りどころでは無くなるハプニングになってしまいました。(詳細はカリスマさんのブログに多分?載ると思いますが)
今までボイルだけの撒き餌にもう一つ理解できない事があり何度となく集魚剤の効果になびくこともありましたが、今回は徹底して教えられた捲き方を実行して、途中何度もその効果を確かめる現象も確認出来、最後にはその成果も見られた事は今後の釣りに生かされると思います。
また、その他にも色々と教えて頂いた項目もひとつひとつ実釣で試して自分の物にしていきたいと思います。
今月でフカセを始めて丸3年が立ち、来月からは4年目に入ります。
今までの釣り方からもう一段上った釣りを目指してこの一年頑張って行きたいと思います。
ますます奥の深いフカセに夢中になりそうです