12月23日、口和深へ今年最後の釣行に行って来ましたフグ
前日までの悪天候で当日の出船が危ぶまれましたが、前日の夕方になんとか出船するとの船頭からの連絡がありなんとか出撃です。
メンバーは7名で、いつもの社長さん、専務さん、常務さん、K課長、N課長、工場長とアトムです。
午前6時前にいつもの谷口渡船に着くと、車は7台程でこの時期としては少ないです
前日の天候の関係でしょうか?
出船は6時半で、我々5名が前回の口和深と同じで大島に上がりました。
2名の常務さんとK課長は、天鳥島に渡りました。
水温は前日から1度下がり、19.5度でした。
この時期としては少し高いように思いますが、毎日水温が安定せず2、3度の変化があるようでグレの活性が気になる所です。
釣り座は前回と同じく、沖向きの南向きにかまえました。
 
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北西の風が強く、前日のウネリもまだ残っているようで波も3Mはありそうで、ときおり駆け昇ってきます
さて、第一投を7時に開始します。
潮は風に少し逆らうように上り潮です。
3Bのウキで仕掛けを入れますが、馴染む前に風に逆らうように潮で持って行かれます
波と風は右からで、潮は左から右に流れるといった状況ですので、直ぐにオモリを追加して付加を4Bとしてハリスの途中にG3を1個打って、やや強制的に入れて行き、風の力で道糸の張りが丁度になるようにして竿2本程先のサラシの先端で止まるように道糸の出し加減を調整してまっていると、いきなり当たりましたラブラブ!
前回の強風の中での経験が、いきなり生きたようです。
足下のサラシで、取り込みに少し難儀しましたが35センチの口太フグでした。
 
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そこで、ちょっとした流血です。
針が呑みこまれており、針外しで処理をしようとしてグレを掴んだ時に、エラで逆襲にあってしまい、左手親指を切ってしまいました。なんとも情けない!
 
気を取り直して、同じようにポイントを攻めますが後が続きません。
少なかった餌取りも集まり出して来てサシエを取られてしまいます。
ポツポツと釣れてくるのはコッパばかりで、少し遠投するとイズスミが掛かってきます。
タナも始めは2ヒロ半でやっていましたが、徐々に深くして4ヒロくらいでコッパも釣れなくなりサシエも残り出しました。
しばらく我慢して攻めていると、釣れたのはサンノジの40オ-バーです。
 
いつも現れるヒール役
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タナを浅くするコッパかイズスミで、足下のサラシ場からポイントを替えました。
丁度左前方の沖に潮目が出来ていましたのでそこに狙いを絞ります。
しかし、風が北西から西風に変わり強さも増してきており、波も満潮に向け激しくなるばかりです。
時折足下を掛け上がり、とうとう長靴の高さ以上まで被って流される寸前まで行きます。
こんな状況で仕掛けはどうしたらよいのか、考えて一つの答えを出しました。
馴染ませる腕がないのに無理して軽くするよりしっかりとタナをキープして、この風とサラシに負けない重さにして、道糸をしっかりと張って待つということにしました。
そこで仕掛けを、ハリス1ヒロ半に縮めてタナを3ヒロにして、ウキ5Bに4Bのオモリで、ハリスにBを2個打って遠投してみました。
道糸が風でもっていかれても適度に半円を描くようにだしていき、ちょうど沖から釣っているようなイメージで風と道糸の張りがつり合うようにしてしっかりと道糸を摘まんでなんとか感じるようにしていると2投目で当たりがでました。
ツンツンと道糸に伝わったかと思うと、一気に持って行かれます。
遠投ですから慌てることなくしっかりと合わせて、上がってきたのは28センチの尾長でした。
少し小さいですが、この仕掛けで当たったのでこのまま攻めて行きます。
すると、数分後に同じような当たりで34センチの口太が釣れました。
このままいけいけかと思いきや、潮目が消えてしまい、消えた所を追いかけても当たりはやっぱり出ません。
また足下にポイントを戻しても、益々強くなる風と波でとうとう吹きあげたしぶきが頭から被ることになりました。
 
社長さんの釣り座からアトムを撮って頂きました
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足下の餌取りも少なくなり活性も全然なく、サシエも残ったままです。
納竿が1時半の予定ですが、12半頃には社長さん、専務さんがすでに片づけに入ってしまいました。
私も、潮を被っており諦めかけた時に、少し遠いですが潮目が出てきました。
西風に乗せるように思いっきり遠投して潮目までは届きませんがそのまま流していき、30秒くらいで、徐々に風に持って行かれた道糸を張るようにしながら手繰りよせてくると、いきなり引っ張って行かれました。
上がってきたのは33センチの口太でした。
 
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その後もう一投してみましたが、当たりは無く回収した時にドカンと波一発被ってしまい、ここで戦意喪失となり今年最後の釣りもここで納竿としました。
 
今日の釣果です
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今日も風と波に悩まされましたが、今までの経験が少し生きてきたのか、いつも同じような仕掛けではなく、今日の状況に応じた仕掛けをその場で考えながら挑戦したのがよかったのかと思っています。
いままで、それは無いやろと思うような負荷でもけっこう使えるという事ですね。
なんでもやってみないと分からないもんですが、はたしてこれが正解だったのかは、また来年からの釣行で答えがでてくるでしょう。
 
ともあれ、今年最後がボウズじゃなくてよかったですチョキ