串本で釣り大会、先行逃げ切りで?

１０月１３日、取引先の会社の釣り大会へ参加してきました。
予定は口和深でしたが、１１日に船頭から電話が入り、台風の影響で波が高なりそうなので出船はしないと、連絡があり急遽行き先を変更して串本須江となりました。
前日に出発して、椿温泉の民宿で軽い宴会をして、３時起床で３時半に宿を出発して４時４０分に串本須江の「しょらさん渡船」に到着です。
今回の大会には１６名が参加しまして、６チームに別れて個人戦と団体戦を戦いました。
さて、定刻より１０分早い４時２０分に須江港を出船し、やはり外海には行けず湾内に順番に渡磯していきます。
最後から２番目にやっと我々のチームが降りたのは「ムシクイ」でした。
天気はいいのですが、ウネリが湾内まで入り時折波が襲ってきますので、荷物は用心の為に高場に上げ、釣り座も少し高めの所に構えるように注意しました。
そうそうに準備に取り掛かり、同行の二人を世話をして、まずは釣ってもらいます。
すると仕掛けを入れて少し待つと、いきなりのヒットです。
しかし上がってきたのは残念ながらイズスミでした（ちなみに３０センチはありました）
しかし期待が持てる雰囲気です。
早々に私も準備をして参戦です。

すると第一投目から当たりです。

 

コッパでしたが幸先よく、二頭目を入れると今度もすぐに当たりです。

上がってきたのは２８センチの口ブーです。

今日の大会は、２５未満はリリースで、外道は食べれる魚だったらサイズは不問とのルールですので、さっそくキープです。
その後少し沈黙で、今度は３０オーバーのイズスミが食ってきます。
この時点で６時ですが、ここからエサ取りでエサは食われるがウキに反応が見られません。
道糸を張り、道糸で反応を見て合わせるようにするも、空合わせばかりを食らわされます。
ハゲが沢山いるように思われます。
コッパも時折掛かりますがそれ程多く無いようで、他の二人には難しいようです。
活性が高いと思われましたが、始めだけで当たりも渋く苦戦が続きます。
そうこうしていると７時２０分頃に、仕掛けを張って待っていると道糸を摘まんだ指に反応が・・
軽く穂先で尋ねるように引くと、追うように突いてきますので、合わせを入れるといきなりずしりとした重みが伝わります。
少し突っ込まれますが、夏より使用しておりますアテンダーⅡの威力はすごく簡単に浮かせます。

なんと上がってきたのは４０程ありそうな、口ブトでした。
まさかこの時期にこんなのが上がって来るとはビックリしました。

その後も渋い当たりの中で、イズスミとコッパを捉えるもキープがでません。
他の二人の様子を見ながら釣っていた時、少しウキから目を離したその時にスプールから勢いよく糸が出て対応がめっちゃ遅れました。
急いで体制を整え、臨戦しますが足下に入ろうするも左右に振り、捲き上げようとすると突っ込まれなかなか先手がとれません。
とうとう深く入られた所から出す事が出来ずハリス切れで万事休す。
あきらかに先ほど釣った４０より手ごたえがありました。
この時点で９時前ですが、ここからまったく当たりが出なくなりました。
サシエも残るようになり、ここから色んな場所を探りますがまったくダメでした。
早めの食事を取り気分一新でともう一度挑むも、全然変化無し。
とうとう納竿まで何もなく、あっさりと終わってしまいました。

右上のバッカンの位置がアトムの釣り座です

右側をワンドで大あたりでした

今日は、先行一発の逃げ切りのような戦いでした。
同行の二人もなんとか一匹づづキープが出ましてほっとしました。

そして港に帰ると、なんとグレの釣果がどこも乏しくコッパばかりだったとかで、外道のオカズは沢山釣れていたようですが。
なんと私のグレが一番となり同行者の２８センチが２位となり、なんと我々のチームがワンツーを取り、チーム賞も頂きました。

ちなみに港に戻って測り直すと、４０に少し足りず、３９センチでした。

この後、宿に帰り親睦を兼ねた宴会が始まり遅くまでワイワイと騒ぎ、翌朝９時に民宿を出発して昼前に帰宅しました。

私としては、渋いながらもこれからの串本のシーズンイン始めに３９センチを上げれたことには大満足です。
この調子で今季の釣りが出来る事を祈るばかりです。