4月2日に串本大島須江に釣行してきました。
メンバーは、社長さん、専務さん、常務さん、N課長さん、そしてアトムの5名です。
前日に行きつけの居酒屋さんが新築改装をしましたので、民宿も兼ねているのでそこで泊まりました。
早朝3時起きで準備をして、串本には4時半につきました。
当日の天気は晴れ時々曇りで、気温は21度まで上がりました。
風は西から南風に色々替わり、5M程の風で波も2M以上はあり、大きなウネリと重なり釣りずらい状況ではありました。
結果としては、晴れていても釣りとしては良い天気ではなかったのですが、久しぶりの釣行でもあり、「今日こそは大漁だ!」と意気込んで、5時半に出港して、いざ出撃です。
当日は3番磯回りということで、タライに上がりたかったのでが本命磯には上がれず、社長さんと常務さんが「シンキチ」に上がり、アトムら3名は「グヤ島」に上がりました。

釣り座は、手前から、N課長さん、アトム、専務さんです
朝一の仕掛けは、ウキG2、ハリス2号2ヒロ、段シズ3号、4号、針口ブト5号。
ウキ下3ヒロで、釣座下にシモリが竿半分程あり、サラシが丁度いい具合に竿1本程できていたので、サラシの切れ目に仕掛けを投入して行きました。
波が大きく絡んではきますが潮はそれ程動いておらず、ゆっくりと白野港向きへ。
1時間程同じ動作を繰り返すものの、反応がありません。
時折大きな波で仕掛けが左のシモリ方向に流され、2回程引っかかりハリス切れ。
風も少し大きくなってきたので、ウキを2段ウキのツインフォースB/Mに交換しました。
ゆるい潮にしっかりと下ウキがとらえ、今度は左から右に流れだし、風にも負けず流れていきます。
もうそろそろ当たりがあってもいいのでは??と思うのですが反応はまったくありません。
ウキ下を何度も調整して4ヒロまで下げましたが、ダメでした。
何故?どうして?
そうこうしているうちに、弁当船の到着で船頭に様子を聞いて愕然としました。
水温が現在15.1度で下がり続けていて、昨日から3度以上下がっているとの事。
なんで?気温はうっすらと汗もかくほどの暑さなのに。
もう春ですよ、こんなのってありですか?
確かに、エサ取りも湧いてこないしトウゴロウイワシだけが寄ってくるだけです。
まったく生物反応がないのは寂しいです。
会いたくはないが、気持ちはタカノハでもサンちゃんでもこの際なんでもいいから掛かってきて!!
他の2人も状況は同じで、シンキチ組も同様の様子です。
船長の話では、好調だったタライも反応はなく、湾内で30から35センチが数枚上がっているとの事。
これだけ水温が下がれば湾内だったのかも?
10時半に少し早い昼食を食べ再度挑戦です。
そこへシンキチ組から朗報で、やっと32センチが釣れたとの事。
タナは5ヒロから6ヒロであったようです。
それを聞いてこちらも深タナ狙いに変更です。
ウキを4Bに替え、ハリス1.175で、2Bのオモリ2つに、4号段シズ2つにしました。
ウキ下を、竿1本を超えたあたりからウキが入っていかないようなので2Bから3Bへ一つだけおもりを変更しました。
まだ反応がでないので、とうとう5ヒロまできました。
これ以上の深さはまだやったことがありません、が、6ヒロまで下げました。
それでもダメです。
途中から、マキエに集魚剤も混ぜてみました。
ドカ捲きというのでしょうか、5,6杯を一度に捲いたり、後追いで捲いたりもしました。
遠投もしてみました、20m程前に潮の泡が何度も現れるところがあるので、そこにも投げてみました。
もうあとはアトムの引き出しには何も残っていません。
どうすればよかったのでしょうか。

相性がいいと思っていた串本大島にも見放されて、今回もボウズとなってしまいました。
やはり、水温が大きな敗因だったとは思いますが、それでもその時でも対応できる腕があればと思うのですが、今のアトムには何処をどうやって攻めるのかは難し過ぎました。
入っている知識の引き出しを全部出しましたが、グレには届いてくれませんでした。
最後まで成果の出なかった報告を読んで頂いてありがとうございます。
次回、また懲りずに頑張りますのでその節はお付き合い下さいますようお願いします。