火曜日、仕事が終わってから、富士登山に向かいました。仕事の後だったので、少々疲れぎみだったのですが、トンカツで栄養を付け、須走口から22:30分より登山開始。
天気はガス(雲)ってて、前が殆ど見えず、且つ登山客が少なくて少々怖かったです。幸い雨は降っていなかったので、セオリー通り、身体を慣らす為に最初の2時間くらいはペースを遅く登りました。(歩くのに身体が慣れるのが結構辛いのです。)
6合目の山小屋到着、最初の休憩です。すでに別のパーティーが登る、登らないので口論になっていました。(5合目から6合目が一番距離があるので、始めて人だったら先を考えると自信を無くしてしまうのも分かる気がします。)
5分休んで、出発。だんだん視界が開けてきて、7合目到着時には完全に雲の上まで登ってきましたので、空は満点の星空です。生まれて始めて天の川を見ました。少し多く休憩を取ろうかと思ったのですが、気温が結構低く、身体の体温を奪われる前に出発。
本七合目も、水分を少し補給して、八合目まで順調に登ってきました。
この辺から、空気の薄さや、疲労も溜まってきたので、長めの休憩、ランチパックと、M&Mをポカリで流し込み、上着を一枚着込みました。
長く休むと身体が重くなるので、ここら又、身体が温まるまでがしんどいです。
、また歩くとの繰り返しになってきました。体力の低下を実感しました。しかし止まって耳を澄ますと全くの無音と落ちてきそうな星空、日常では体感できない感覚。少し上を見上げながら歩くと流れ星が見え、5回は見えました。
女性を口説くには絶好のロケーションですが、ところがどっこい、疲労と標高3500mの空気の薄さで脳に空気が回らず、どんなに甘い口説き文句も酸素が続かずしりすぼみなって行き、何とも情けない告白になるでしょう。
言われた方も、上記の理由から、言われてる事も理解でなく、喋るのも億劫になるので、「んー」と一言で終了。
登山途中に女性を口説くのはあまりオススメできません。お互いにとって良い結果は生まれないので、口説くのは下山して、温泉に入って、美味しいご飯とお酒をを食べながら語らうのが良いのではないでしょうか。
話がそれましたが、ここからは、日の出の時間と自分の精神力と体力との戦いです。山頂でご来光を見たいというのが人情、ペースを上げるのですが、体力が続かず、精神力のみで登り続けます。
この辺りまで来ると、登頂でのご来光を諦め、暖をとってご来光を待つ人達や、高山病で顔面蒼白でマグロの如く倒れている人達が目立ちます。
貧乏性の私は何としてでも、頂上にたどり付こうと、奇妙な呼吸をしながら、なりふり構わず、四つん這いで急いだのですが、9.5合目でのご来光でした。
いつも想うのですが、太陽は偉大です。無神論者の私でも手を合わしてしてしまいます。太陽こそが神では無いのかと?柄でもない事を考えてしまいます。
不思議と皆、太陽に向かって「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」と太陽にむかぅて万歳三唱を繰り返すのです。
しばし、この世のとは思えない絶景に、疲れも、日常も忘れてしまいます。写真は撮るのですが、この景色は五感で感じる事なので、私には写真では表現できません。もちろん文章にもできません。
這い蹲りながら何とか登頂、しばし深呼吸をして呼吸を整え、登りきって無い太陽にヨッシャーと一言。登頂までの時間は休憩を入れて7時間でした。(我ながら情け無い時間です。)
本来の目的である、神社にお守りを頂に行こうとしたら、世間とは狭い物で、当社の一番のクライアントの家主さんと遭遇。正直驚きました。少々の歓談の後、折角なので記念写真を撮り、私が密かに飲もうと持ってきた、チリ産の白ブドウジュースをご馳走させて頂きました。
8人位のパーティで来られており、中には高校2年生の娘さんまでご一緒でした。余裕を持って登ってこられたようで、山小屋に泊まられたそうです。
お鉢周りをするそうで、そこで家主様とは別れ、本来の目的である安産祈願のお守りをを頂き、おみくじを引くとなんと大吉!生まれて始めて大吉を引きました。(再度書きますが無神論者です。念の為)
お鉢周りは何回かした事があるので、人気の少ない断崖の上で冷え切った焼肉弁当と、チリ産の白ぶどうジュースと滅茶苦茶な食べ合わせで朝食を済ませ、たぶん、たぶん空気の薄さだと想うのですが、しびれた頭で、2時間程?、お鉢(火口)を見ながら、物思いにふけっていました。
寝てしまうと下山が辛くなるのと、気温が上がると水分が足りなくなる可能性があるので、名残惜しいのですが、早々に下山開始です。
下山は膝に非常に負担が掛かるので、私が富士山で編み出した、「ジグザグドリフト方」で軽快に下山、(砂場が多く、距離も長いので実際に膝を痛める人が多いのも事実なのです。)、水分補給以外をノンストップで2時間半で下山。下山は回りの景色が良く見え楽しいのですが、振り返ると頂が少しづづ離れて行く寂しさもありました。
下山すると、安堵感と夜通しで登ったので、一気に睡魔がやってきて、夕方近くまで車の中で泥のように眠りました。
起きるとすでに、筋肉痛が始まっているのと、日焼けで顔が痛かったです。日帰り温泉に入って帰ろうと思ったのですが、道を間違えたら、戻るのが億劫になってそのまま帰宅しました。
シャワーを浴び、片付けもそこそこに、勝利の(何の?)ハイボールで乾杯をして心地の良い疲労感に包まれながら、楽しく、苦しい富士登山を振り返りました。
敢えて写真は載せませんが、富士山に興味をお持ちの方は是非登られる事をお勧め致します。日常では決して経験できない様々事を身体全体で感じる事ができます。
たしかに始めて方は辛く苦しいのですが、それ以上の感動が必ずあります。それくらい富士山には魅力に満ち溢れているのであります。
もっと書きたい事もあるのですが私の文章力では到底表現できないので、実際に登って味わって頂ければと思います。
最後に経験者として少しアドバイスです。平日の登山。登山靴、雨具、は良い物を使いましょう。高山病になったら、素直に下山しましょう。高山病を我慢して登ると地獄だそうです。
将来子供が大きくなったら、今度は家族で登って見たいと思います。
もっと文章がうまくなりたいです。何分、無学な者で乱筆お許し下さい。