普天間問題
ある程度、軍事的な事に興味がある人なら判るんだけど、移設は、かなり難しい事なんです。
例えば、沖縄県以外を検討した場合、決して北海道には持って来れない。幾ら北海道が誘致しようにも絶対に無理な理由がある。マスコミは何故これを伝えないのかなぁ。
そもそも海兵隊が沖縄に駐留している意味は、何なのか?これは北朝鮮の為ではなく、台湾の為。つまり台湾海峡を挟んだ中国との関係があるから。冷戦時代のソ連の軍事的戦略は殆ど無くなったので(すっごく強引な省略ですけど…。)、再編などが行われ易くなったが、その後の中国の台頭(軍事的拡大)は、旧ソ連を上回ってる。
米軍の国益としては、台湾を民主主義国家として日本のように防壁として存在して貰わないと困る。しかし、台湾海峡の有事には国益をかけて米軍は対応しなければならない。そこで自民党は、ちょっと小手先を変えて辺野古案で解決を図って見たわけ。それはそれで、アメリカは飲み易い案であるし、普天間の危険度を減らす意味では地域住民の理解(利益)が得られる筈だった。しかし、移転は殆ど進まなかった。
軍事的には、地理的要因が軍隊の展開を決定する最も単純な方法。その意味でも移設が難しいのだが、マスコミが伝えるのは「○○○問題」で簡単に片付けて国民に難しい事の理由を伝えない。国益の為には国民の犠牲も厭わないのが欧米や最近の中国の動き。日本だけは政治家もマスコミも選挙の結果の為だけに行動し、国民も国益も二の次される不思議な国家だとつくづく思わされる。まぁ、個人が自己の利益のみを主張するようになった国民と選挙後に次の選挙を目指し政策がない職業政治家がいるから、どうにもならんのだろうけどもねぇ。(マスコミも伝え方が悪すぎるよなぁ。文系過ぎるんじゃないの?)