大型ハドロン衝突型加速器(LHC)
TVで「ブラックホールを作る実験が行われる」とか言われていましたね。中には、オゾンホールの減少が、この実験で行われたブラックホールのせいだと言ってる人もネット上にいた。(この意見には大笑いですけども。)
実際には、10日に行われたのは粒子を一周回しただけで、まだ衝突実験まで行ってないんです。だからブラックホールを実験的に作ってもいないし、ビッグバンの再現実験も行われていないんですんぇ。
LHCについては、分散型コンピューティングでシミュレーションを何度も行ってきました。このシミュレーションは、ごく一般のパソコンの余剰能力をボランティアで提供するBONICという方法で行ってます。(実は自分のPCでも動いている。)
この方法だと単一の大型コンピューターよりも計算能力が高くなります。日本の地球シミュレーターと分散型コンピューティングで結ばれたパソコンの計算結果では遥かに上を行く結果を出してます。
※BONICについては→http://boinc.berkeley.edu/
さてブラックホールが仮に出来たとして、その存在する時間はどのくらいなんでしょうか?ビッグバンと同じ状態が発生する時間は僅かに数ミリ秒と言われています。だとするとブラックホールもほぼ同等の時間と思っても良いかと思います。使われる粒子のエネルギー量にもよると思うので地球が飲み込まれる可能性はかなり少ないかと…。(5000万分の1と言ってますけどねぇ)
ブラックホールの再現実験を怖がるならビッグバンの再現実験も本当なら怖い話なんですけどもね。(核兵器の比じゃないですから…。)
この辺から呼んで見ようよ。
『LHC』最高/最悪のシナリオ:検証される5つの宇宙理論(1)
(ヤフーニュース:テクノロジー)