まだ桜が咲くかどうかといった頃のお話デス…
今回は寺社ではないので御朱印は無し…
御所の近くのホテルで前泊して、朝一番に訪れました京都御所!
京都御所…平安時代から明治2年の東京遷都まで皇居として使用されていた場所。
歴史を説明し始めると、794年の平安京遷都から1869年まで延々と続きますので、今回はパスしますm(_ _ )m
いつも行き当たりばったりのわらしべ長者ですが、今回は、めずらしく事前準備万全で上洛!
何と、御所内部の一般参観を事前に申し込んでいました!
1ヶ月ほど前に、宮内庁のホームページから参観申込。
事前に参観の許可を受けてやって来ました!
今回は標準参観コース。所要時間は約1時間との事。
初めて参観する御所にドキドキしながら集合場所である清所門前に集合する。
門の入口には皇宮警察の方々が警護しており、参観許可書を提示して中へ…
中の受付では、代表者の身分証明書の提示を求められ、ちょっとビックリしつつ進む…
およそ100名くらいの人数で宮内庁職員さんの説明を聞きつつ一団にまとまって移動しながら参観が始まる…
もちろん皇室の建物だけあって、あちこちに菊の紋々が!そしてどの建物も大きくて荘厳なものばかり…
そして、やってきました紫宸殿!昭和天皇の即位礼までは、ここ京都御所で行われたそう。
承明門から紫宸殿を望む
紫宸殿の中には現在の天皇皇后両陛下も即位礼にて使用したという高御座と御帳台が置かれているそうです。
清涼殿に向かって歩いています…
宮内庁職員の方にひとつひとつ丁寧に説明していただきました。(感謝)
ここでちょっと気付いた事が…
写真には撮っていませんが、参観している団体の最後尾に1人、参拝者と容姿が違うトレンチコート姿の男の人が…
そーっと観察してみると何やらIDカードのようなものを付けている…
更に目を凝らして見ると”皇宮警察”と書いてあった…
どうも参観者が勝手にどこにでも入っていかないように参観者の最後尾の人の後ろを歩いて監視していたようです…
場所が場所だけに、何となく納得してしまいました。
そして次は小御所。
小御所は昭和29年に焼失した後、昭和33年に復元されたそうです。
よーく見てみると、いろいろ面白いものが…
百人一首にでも出てきそうな板戸があったり…
レトロなコンセントがありました!
広い畳敷きの廊下… もしかして掃除機で掃除していたのかも?的な場所にありました(笑)
御池庭です!見事な手入れの行き届いた庭園でした…
本当に!本当に!!庭園はどこも手入れが行き届いていました!
落ち葉の季節ではないけれど、落ち葉1つ落ちていない庭園…
もちろんゴミなんかあるはずも無い!
手入れしている庭師の方々に、ただただ脱帽デス!
こんな事を言うのは失礼かも知れませんが、私はこの時、某テーマパークを連想してしまいました。(管理されている方々、ごめんなさいm(_ _ )m)
数多くの松の木があるのですが、どれも丸みを帯びた剪定がなされていて、とても印象的…
お見事!
今回、初めて御所を参観しましたが、敷地はとても広く、1時間の参観時間もあっという間に過ぎていました。
春と秋の特別拝観の時は行列ができると聞いていますが、今回のようにゆっくりと参拝できて良かったな…と感じました。
あ… 最後に言い忘れてました!京都御所の参拝、無料です。
宮内庁に感謝!