皆さん、こんにちはぁ。
暑い日が続きますが、皆さん体調管理はちゃんとされていますかぁー?
マリアナファンは、不覚にも大風邪を拾ってしまい、ここ数日ヘロヘロでしたぁ。
皆さんも、気をつけて下さいね。
さてさて、なんか意味深なタイトル。
勘の言い方ならもうお分かりかも知れませんね。
そう、お天気、それも梅雨のお話です。
以下の画像は、6月1日のブログで、梅雨入りではないのではないかと解説させて頂きましたものです。
元天気図提供は気象庁で、諸元が損なわれない範囲で、マリアナファンが解説を加えたものです。
一般的な気象学の判断では、この状態では沖縄・九州南部が梅雨入り、四国もかなぁ程度であります。
ところが、気象庁は、ここ数年「梅雨入りしてました」「梅雨が明けてました」を繰り返してきた反省なのか、先日の停滞前線の東側で発生した低気圧が北上するや否や、その雨を強引に梅雨入りとして関東まで一気に発表してしまいましたね。
しかし、梅雨前線自体は、低気圧に引きづられて北上することなく、温暖前線・寒冷前線を率いた低気圧として切り離されて行きました。
その結果、梅雨前線は南海域に留まり、沖縄・南九州を除く日本全域が引き続き揚子江気団(高気圧)に覆われ、夏さながらの晴天日が続いているといった状況です。
因みに、関東他、金曜日に雨が降りそうな場所がありますが、この事象も前回と同じで、切り離された低気圧が関東南岸を通過することによる降雨と考えられ、その後は、再び数日晴天日が続くと考えられます。
一方、梅雨入り宣言した気象庁は、昨日辺りから「九月の今年の梅雨総括では修正することも有り得る」とほのめかし始めました。
とても残念に思います。
私自身、地震予測に関連する諸データを気象庁から頂いている身の上、更に、柿岡地磁気観測所の方には、直接メールで状況を伺ったりしております。
ですので、一部の官僚云々に対する不信感とは別に、現場サイドの気象予報官や技師の方々には尊敬の念すら抱いております。
しかし、予報を発表する機関の責任とはなんでしょうか?
自然が相手のこと、刻々と変わる状況にはずれる事はあるでしょう。
責任とは、はずさない事では無く、ましてやはずれた時謝ったり処分されることでもありません。
予測するものの責任とは、予測したあとも、その刻々と変化する状況を追い続け、極力予測との差異が生じない様に、予報を変えていく(フォローしていく)ことでは無いでしょうか?
例えば、気温の変化を肌で感じづらくなっているお年寄りの方は、気象庁の発表に頼るところが多いんです。
洋服屋さんの陳列や食料品店の品揃え、農家の作付、他にも梅雨入りや気象情報を頼りにされている方は沢山いるでしょう。
四国などではダム水の枯渇が始まっており、気象庁のメンツや意地の為に、渇水対策が遅れる可能性だってあります。
今回は、明らかなミスジャッジ。
理由を添えて、今日にでも堂々と訂正するべきでしょう。
それでは、ここからは地震のお話に入ります。
中長期に関わる予測につきましては、今日現在も変わりはありません。
先に今までお知らせした継続中の予測をコピペしておきますね。
(↓以下、継続的に掲載してきた予測。過去ブログより抜粋)
★千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)
これが起きると、東海・東南海・南海・富士山への波及が心配になります。
◆北海道北東沖~三陸北部
アウターライズ警戒域とは別の発震です。
★新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線
始まりは北陸~近畿と考えており、中央構造線から奄美・沖縄・南西・先島諸島への波及も考えられます。
また、中規模直近等補足として申し上げてきたのが
■茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近においては、今後も中央構造線に触発された中規模震が続くと考えておりますが、規模は限定的で、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。
■相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原については、大型震の前震(前兆)として、早期に発震する可能性もありそうです。
追加事項 電磁波収束・植物生体電位の以上理由が未判明なことから、中規模(場合によっては超)の直近発震可能性エリアに、駿河湾~近畿を加えさせて頂きます。
特に注視したいエリアとして、【新潟神戸歪集中帯】と【沖縄・南西諸島・先島諸島・台湾方面】【北海道北東沖~三陸北部】が考えられます。
(以上)
先程もございましたが、千葉銚子周辺部の発震は、上記位該当するものと考えますが、このクラスは今後も暫く続くでしょう。
最初に、上記の新潟神戸歪集中帯に関連するデータを表記します。
◆防災科学技術研究所 Hi-net 本州中部 24時間 M2.5以上の震央分布
※北陸~近畿にかけての微小発震が続いております。
◆防災科学技術研究所 Hi-net 本州中部 7日間 M2.5以上の震央分布
※同じく、継続していることがお判り頂けるかと思います。
◆国土地理院 GPS最新地殻変動情報 垂直 1ヶ月比較 中部・関東・甲信越
※新潟小千谷・石川穴水・岐阜関ヶ原・滋賀安雲川・京都加茂に顕著な隆起が見られます。
◆国土地理院 GPS最新地殻変動情報 垂直 1ヶ月比較 中国・四国・近畿
※斜めに延びる歪集中帯より南西側では隆起が起きていないことが判ります。
(因みに、国土地理院最新地殻変動情報はこちらで見れますhttp://mekira.gsi.go.jp/project/f3/ja/index.html
)
※強いノイズを捉えていることが判ります。
◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 MF帯電波ノイズ 月間
◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 MF帯電波ノイズ 週間
◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 植物生体電位1 週間
※2日に反応が見られます。同時刻に降雨・雷等の報告はありません。
◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 植物生体電位2 週間
※上記と同じです。
◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 地電位 月間
※地電位の高い状況が続いています。
◆T.M.@坂井市さんの福井県坂井市丸岡町のラドン濃度
※5月に一度急落したラドンイオンが上昇しています。
◆北陸の一部で温泉水の温度上昇が観測されているようです。
これらから、上記に書きました【新潟神戸歪集中帯】関連域において、暫く状況観察を強めるべきかと考えます。
即発するようならば、中規模震、数週間~数カ月反応が続く場合は、北陸~近畿においてやや大きな発震に対する備えが必要かもしれません。
続いて、もっとも長期に渡って警戒観測を続けている、
★中規模
【茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近】
【相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原】
【駿河湾~近畿】
★大規模
【千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)】
についてです。
◆行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点
本日並びに15日間の推移と千葉茨城での発震
※矢印でしました反応並びに発震を見てみると、以前から申し上げてります数時間~1日程度のタイムラグを前提と考えるならば、整合性に近いデータとなっております。
先程の千葉沖M5クラスについては、本日生じたノイズからは近すぎることから、同規模クラス又は少し上回る発震の可能性は考えなければならないでしょう。
◆気象庁柿岡地磁気観測所 柿岡地電流
本日並びに15日間の推移と千葉茨城での発震
※前半の大きな反応は、太陽活動による磁気嵐が関連していることは間違いないでしょう。
但し、本日の反応は、その説明だけではと言うものです。
大きさ的には、スケール20なので巨大ではないのですが、地磁気の鹿屋・女満別にも同時刻微小反応、オーストラリア・グリーンランドにもあることから、地殻由来だとすると、大きな活動が考えられます。
しかし、その割には地電流以外のデータに反応が無さ過ぎる疑問もあり、要観察もしくは中規模として上記の【茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近】への警戒となるでしょう。
◆気象庁・海上保安庁の潮位偏差
◇茨城大洗
※これらの地域は、いずれも高気圧帯に覆われており、気圧によって天文潮位との差が生じたとも考えられますが、同じく1018hPs前後の高気圧に入っている神奈川・静岡・東京の各沿岸では潮位差が生じていないことから、海底の変動による可能性は残っております。
但し、当該日のみと言うより、ここの所この様な傾向が続いており、急に海底に穴が開いたなどのデマにつながらないようにご注意ください。
それから、5月末東京昭島でラドンイオン濃度の一過性の急増が記録されているようです。
この様な事象から、
★中規模(あくまでも中規模であり、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。)
【茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近】
【相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原】
【駿河湾~近畿】
への警戒をお願いすると共に、引き続き下記大型震への道程にあることも、合わせて考えていかなければならないと感じております。
★大規模
【千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)】
その他、地震誘発の可能性が言われる電離層の高エネルギー電子も多めになっていたり、硫黄島や三宅島の火山活動も、少し動きが出てきそうです。
それでは、冒頭の警戒エリア、そして文中赤字でお話した内容につきまして、
これからも、十分な準備と心構え、そして、貴方の温かくて優しい笑顔をもって大切な人を守ってくださいね。
マリアナファン ヒロ