皆さん、こんにちはぁ。
これはね、ここだけのお話と言うか、私の個人的考えなのですが。。。
先日の梅雨入り宣言ってどうなのかなぁ?
ここ数年、「梅雨入りしてました」「梅雨明けしてました」といった具合で、後手後手を踏んでいた気象庁。
それもそのはずです。
何故なら、私的な言い方をするなら、ここ数年、少なくても近畿~関東に関しては、梅雨が無かったと言って良いと思うのです。
以前よりチクチクと申し上げてきましたが、官公庁にお勤めの方々は、諸先輩から引き継いだ平均に格別な愛着がお有りの様です。
数十年も統計を取ってきたデータに、一時の空白も齎せてはならないという使命感が感じられます。
その証拠に、何を表すにも「例年に比べますと」と出てきます。
地震予測のお話でも良く言うのですが、地球は生きていて常に変化しています。
例えば、温暖化を言う方々。
確かに、温室効果ガスや大気汚染源と言われる物質を垂れ流すことは、地球に住まわせて頂いている生命の一種としてタブーであるとは思います。
ただ、人類が確かな記録を残しているほんの百数十年の記録を元に、地球が温まったなどと申すのは、些か早合点でありましょう。
そもそも地球自体、温暖な時期、寒冷な時期、極冷な時期を繰り返してきました。
その主原因として考えられているのが、地球そのものの地殻運動と高高度、つまり宇宙(主に太陽)からの影響が関わっています。
太陽活動は、一定の周期で強まったり弱まったりしています。
学業で聞いた氷河期は無論の事、少し前のテレビ番組でも話題になった、おおよそ11年周期と言われる太陽活動周期と言う言葉をご存知の方も多いのでは無いでしょうか。
また、11年ごとに繰り返される太陽の活動期の中に、黒点数(太陽活動の活発化のバロメーター)が極限する時期があります。
それが、極小期。
地質から読み取れる限りでは、ここ8千年間に18回起きたと考えれています。
一時期70年程続くこの極小期は、太陽放射線の減少により、寒冷地はより寒く、世界的に気温の低下を招いたとされています。
日本では、夏が無くなり、例外による農作物の凶作が続いたようです。
因みに、データの残る範囲での大型極小期は、「マウンダー極小期(1645~1715年)」で、その前には「シュペーラー極小期(1420年頃~1570年頃)」があったとされています。
その後を見てみますと、「ダルトン極小期(1790~1820年)」があります。
しかし、このダルトン極小期は、限定的で完全なとは言い難いものであった様です。
加えて、1960年前後に極小期に向かう合図となる極大期(モダン極大期)を観測している事から、ひょっとすると近々極小期に向かうのではと言う説もあります。(逆に、間極小期の1/4程度の位置にいるという説もあります)
つまり、温暖化どころか寒冷化対策となる訳です。
だ~いぶ横道にそれましたが、太鼓の地球、そう約32億年前、藍藻であるシアノバクテリアが誕生する頃は、二酸化炭素が主な大気成分でありました。
様々な環境が違うため一概には比較出来ませんが、地球の温暖化を二酸化炭素のみに絞るのはどれだけ乱暴な話なのかとなる訳なんです。
そうそう、気象庁の海面水温の5月中旬の平年差を見てみると、あれあれ?
多少旬期によって変動はありますが、殆ど青色(平年差マイナス)ですぅ。
あー原発が稼働してないもんね。
温室効果ガス市場・原発の高温排水や利権。。。まさに、「不都合な真実」だったりして。
史上最大の横道をしてしまいました。
なんだっけ?
あっそうそう、気象の梅雨入りネタでした。
そもそもこの話自体が横道だったんだよなぁ。
梅雨というものを、皆さん思い浮かべて下さい。
シトシト雨・薄ら寒い日が何日も続くイメージってありませんか。
主に、近畿~関東の話になりますが、ここ数年は、4月後半から夏日が続き、雨はスコールの様な豪雨。
なんか違いますよね。
だって、この雨の多くは、梅雨前線の雨では無いんですから。
所謂夕立、またの名をゲリラ豪雨。
つまり、夕刻の海風にのってやってくる温かくて湿った空気と大陸性の寒気がぶつかって起きる雨です。
それについては、ヒートアイランド現象等、多くのファクターが起因します(ここでは端折らないと長編大作になってしまいますので省略します)。
ですので、厳密には梅雨じゃないんじゃないかと言う疑問が起きるのです。
あっ、前にも言いましたが、私は気象予報士でもなんでも無い素人なので、ただの読み物として見てくださいね。
そして、ブログの冒頭に戻りまして、今回の梅雨入り宣言の疑問。
先日の雨でえいやーと出されましたが、その時の雨は紛れもなく低気圧による雨でした。
当初、停滞前線となる見込みで考えていた温帯低気圧の付随する前線は、綺麗に寒冷・温暖と分かれておりました。
そして、今の天気図を図解してみました。
私としては、今、南九州・奄美諸島が梅雨だと思うんですよねー。
この後、次々に台風が来て前線を引き連れ大雨を繰り返し、各地に災害を起こしたんですよねー。
そして、いつの間にか停滞前線が消滅といったシナリオかぁ。
災害豪雨が無いことを祈るばかりです。
んで。
これからやっとタイトルのお話です。
まずは、以下の画像をご覧下さい。(いずれも、本日15時頃に取得したものです)
画像:NICT 情報通信研究機構 SWC 宇宙天気情報センター
画像:NOAA_SWPC GOES13 15 高エネルギー電子
と言った感じで、現在、比較的大きな規模での磁気嵐が発生しており、無線通信・電力・GPS等、様々な影響が出る可能性が生じております。
これは、以下の画像中心右寄りのある黒い部分(太陽のコロナホール)から放出された大量の宇宙線が到達したためと思われます。
画像:NOAA SWPC 太陽風・磁場影響予測
また、これによる影響と考えられる反応が以下のものです。
画像:行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点
画像:気象庁柿岡地磁気観測所 地電流 20130601
(目視し易い様に、スケール・オフセット調整済み)
凄い奴とは、これのことでしたぁ。
NOAA SWPC 太陽風・磁場影響予測を見ての通り、今後太陽風もやって来る見込みです。
到達が予想より遅かった為、速度は少し遅くなるかもしれませんが、その分長い時間変動が生じるかも知れませんね。
これだけ地電流が影響を受けるとなると懸念されるのが、地殻の連動です。
前回の地磁気擾乱でもかなりのストレスが生じているはずですから、これによる誘発を考えるべきかもしれません。
連日反応を記録している愛知美和及び京都の植物生体電位ですが、まだ落ち着いてくれません。
特に気になるのが、一昨日7時頃の反応です。
画像:地震前兆総合観測センター 京都観測点 植物生体電位1 週間
画像:地震前兆総合観測センター 京都観測点 植物生体電位2 週間
画像:地震前兆総合観測センター 愛知美和観測点 植物生体電位
前回お知らせした北陸の地下水流量の枯渇は一転戻りつつあるようです。
ただいまの時点で、今後の予測に変更は見いだせません。
それより、磁気嵐の為、発震タイミングが近づいている可能性もあります。
再々掲載になりますが、現在の予測をコピペしておきます。
(↓以下、継続的に掲載してきた予測。過去ブログより抜粋)
★千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)
これが起きると、東海・東南海・南海・富士山への波及が心配になります。
◆北海道北東沖~三陸北部
アウターライズ警戒域とは別の発震です。
★新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線
始まりは北陸~近畿と考えており、中央構造線から奄美・沖縄・南西・先島諸島への波及も考えられます。
また、中規模直近等補足として申し上げてきたのが
■茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近においては、今後も中央構造線に触発された中規模震が続くと考えておりますが、規模は限定的で、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。
■相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原については、大型震の前震(前兆)として、早期に発震する可能性もありそうです。
追加事項 電磁波収束・植物生体電位の以上理由が未判明なことから、中規模(場合によっては超)の直近発震可能性エリアに、駿河湾~近畿太平洋岸を加えさせて頂きます。
加えて、特に注視したいエリアとして、【新潟神戸歪集中帯】と【沖縄・南西諸島・先島諸島・台湾方面】【北海道北東沖~三陸北部】が考えられます。
(以上)
それでは、これからも準備と心構えをしっかりして、あなたの素敵で温かな笑顔をもって、大切な人を守って行きましょうね。
マリアナファン ヒロ