皆さん、こんにちはぁ。
関東は、降ったり止んだりの憂鬱なお天気です。
一方、関西は、あつーいって感じですか?
さて、すごーく気になっていた太陽黒点群の1748ですが、地球側に向いてからは衰退しているようで、現在の所は大きなフレア等は起こしていないようです。
画像は、NASAのSOHO黒点画像。
これを見ると、画像の右半分に黒点が集中しており、1748群をピークに太陽活動は収束傾向かなぁと
考えてしまいます。
ところが、まだ(現時点で)名がついていない左隅にある黒点群が厄介な奴になりそうなんです。
この黒点群は、既にC9クラスなど活発な活動を示しており、先程もM1.7とM1.8の中規模フレアをお越しております。
今後の活動をみんなで監視しましょうね。
この太陽活動ですが、先だって発生したXクラス4連発並びにCMEの影響が懸念されましたが、電離層の擾乱や磁気の乱れは限定的で小規模のもので済んだようです。
しかし、北方位中心で見ると、磁気の乱れや地殻への影響は多少なりともあったようです。
以下の観測点で、磁気の擾乱を観測しました。
ペヴェク(ロシア)北緯70.09度
アンデルマ(ロシア)北緯69.46度
アビスコ(スェーデン)北緯68.36度
ティキシ(ロシア)北緯72.58度
もちろんこの磁気擾乱が全ての原因ではありませんが、カムチャッカでの群発震、北海道での連続震、アリューシャ列島、アラスカで地震が続いています。
また、防災科学技術研究所の連続波形の北海道斜里に、ゆっくりとした揺れ幅の大きい波形が出ています。
同地の波浪等の観測を照合しましたが、気象とは関連が無さそうです。
数日間遡りましたが、規則的な環境反応では無いことも申し添えておきます。
近隣では、中標津に断続的な揺れが記録されていることが気になっています。
予てから、マリアナファンは、◆北海道北東沖~三陸北部といったエリアで、警戒を申し上げてきました。
先日発生した岩手北部沖M5.1地震なども、この範囲かと思います。
しかし、当該している発震エネルギーの全てが放出されたと見るには程遠いレベルの発震であることから、引き続き、いえ、今まで以上に警戒をお願いできればと思っています。
これも先日から生じている反応なのですが、愛知美和の植物生体電位での反応が止まりません。
画像:地震前兆総合観測センター愛知美和観測点の植物生体電位
この間の近隣アメダスが以下です。
画像:気象庁
豊田 2013年5月20日
降雨による反応とは言えない反応だけに、他の近隣データとの整合性が気になってきます。
同じく植物生体電位を観測頂けてる「地震前兆総合観測センター京都観測点」の植物生体電位・地電位・FM電波ノイズ共に動きがあります。
特に、地電位の反応が大きく出ています。
岐阜県地下水中ラドン濃度の調査観測の養老の地下水流量に減少という反応が生じているようです。
T.M.@坂井市さんの福井県坂井市丸岡町のラドン濃度においは、A測定器で減衰が記録されています。
5月に入って、おおよそ「17~22 Bq/m3」でありましたが、16日から減衰がはじまり、現在は「8 Bq/m3」となっています。
このデータに該当する警戒エリアは、◆新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線になるでしょう。
更に、現在のNICT 独立行政法人 情報通信研究機構 電波伝搬障害研究プロジェクト TEC緯度別全電子数(5地点、最新4日間)において、各地点で平均値を大きく下回る反応が入っております。
太陽活動の影響が収束傾向にある現在であるだけに、影響が地殻に及び電磁波がフィードバックしている可能性も考えられます。
合わせて注視してまいります。
改めて、現在考えられる警戒域(以前からお伝えしているエリアのコピペになります)を転記しておきます。
(↓以下過去ブログより抜粋)
◆千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)
これが起きると、東海・東南海・南海・富士山への波及が心配になります。
◆北海道北東沖~三陸北部
アウターライズ警戒域とは別の発震です。
◆新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線
始まりは北陸~近畿と考えており、中央構造線から奄美・沖縄・南西・先島諸島への波及も考えられます。
また、中規模直近等補足として申し上げてきたのが
■茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近においては、今後も中央構造線に触発された中規模震が続くと考えておりますが、規模は限定的で、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。
■相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原については、大型震の前震(前兆)として、早期に発震する可能性もありそうです。
(以上過去ブログより)
それでは、これからも準備と心構えをしっかりして、あなたの素敵で温かな笑顔をもって、大切な人を守って行きましょうね。
マリアナファン ヒロ