皆さん、こんにちはぁ。

全国的に雨ですねー。

風も強くなっていますので、どうぞ気をつけてお過ごし下さ~い。


それではタイトルから。

あっ、地震予測からは脇道に反れる話で~す。(予測は後半で)


最近、以前であれば、かなりの信頼性を持って地震予測の一助としていた、様々な事象が多く発生しています。

例えば、相模湾で深海魚リュウグウノツカイが上がったり、鰯がとんと取れなくなったり、海鳴りが聞こえたり、ご存知の方も多い河口湖の水位が異常低下したり。

もちろん、昨今のニュースソースに踊る、淡路島・三宅島他の中規模を超える地震多発、そして崖崩れ(崩落)等々。

空に見える異常や動物宏観現象などを加えれば、かなり多くの地震前兆と疑わしき事象が起きています。


震災以降、これらの事象があまりに多発する事は周知の事実であり、私も含め、皆さんにおかれましても、慣れっことなっていたり、前兆の信頼性自体に疑問を持たれていたりする事もあるのでは無いでしょうか。


しかし、この慣れこそが最も恐ろしく、危険な感覚であります。

以前(震災前)であれば、震度4位の地震が起きるものならニュースで大きく扱われ、震度5にもなれば、「番組の途中ですが、ここで地震関連の…」慣れをしてしまい、先の震度5強地震時では、NHKのみが予定を変更して伝えるのみといった有様でした。


これで良いのでしょうか?

なんか、甘く見ている気がしてならないんですよねー。

各局は、まるでワイドショー化した夕方帯ニュース番組の格好のネタと言わんばかりで、即時伝える気なんてさらさらない感じです。


以前よりお伝えしている通り、地球そのものが1000年に一度の地殻活動期、そして150年~200年に一度の地震多発期が合わさってしまった時期にあると考えて良いと思います。


震災で判った様に、地震発生時により被害を少なくする為には、事前の準備と心構え、そして多くの正しい情報を得ることです。


私達は、ある日最もらしい理由を見せられ、半ば強制的にテレビとアンテナを地デジ対応に買い換えさせられましたね。

一番の理由は、電波の過密状態を緩和するため。

災害時の電波帯を整備する意図も伝えられました。

加えて、デジタル放送になったら、こんなに画像が綺麗になって、データ放送では、多くの情報が手に入り、ニュース・天気予報もこんなに細かく…ってね。


皆さん、地上波のデータ放送を見て下さい。

番組の宣伝・宣伝・宣伝。

ニュースは、断片的で、天気予報もネット上のそれと比べるとお粗末なものです。

そう、ネット。

詳しく知りたければ、ネットに繋いでくださいとくる。

双方向の放送も然り、ネットに繋がなければ制約ばかり。


一体何の為に我々は大枚叩いて設備を入れ替えたのかって考えてしまいますね。

皆さんにおかれましたは、どうぞ今の内に、どの局が細かく情報を載せているかチェックしておいて下さい。

大雑把な天気予報、震度3以上しか載せない地震速報、データ放送にしてから暫くは番宣画像…

放送内の内容についても、この放送局は速報性が強いとか、依頼している専門家が良いとか、天気予報では、気象庁の言うままなのか、ウェザーニュースや自局の分析を加味しているかとかもです。


無論、災害時の様々な事象・情報については、自分で調べるのがベターです。

でも、それはなかなか出来ませんよね。

だったら、誰(どの情報網)の言う事が信頼出来るか事前に認識しておくこと、それしかありません。

くれぐれも、キャスターがタレントでファンだから、な~んて言う理由で信頼度を決めないで下さいね。


あっそうそう、これからGWに突入します。

スポンサー(広告代理店)の利益誘導や風評被害等と言うフィルターを通した情報が拡がる時期でもあります。


あとから、あの時関係ないって言ってたけど、あれこそ前兆だったなんて言う事のない様に、正しい情報(利害を受け入れない情報)で、家族を守っていって下さいね。


それでは、遅くなりました。

地震予測のお話です。

いつものお話ですが、長期的な大型震の考え方については変更はありません。(過去ブログをご参照下さい)


特に、今しがたも八丈島近海でM5超の深発地震が発生したように、伊豆諸島~小笠原諸島が関わるフィリピン海プレート東境界面については、以前、当初の予測(本年後半~来年初頭)を前倒しにするのか、最大関心事として注視しております。


また、この活動の関連又は前震として考えられるのが、相模湾及び西湘域のM5~6(場合によっては7近く)の地震です。


従って、以下の相模湾6地点の連続波形も注視しています。

これらを見ると、やはり静穏とは言い難いことが判ります。


画像:防災科学技術研究所(NIED)連続波形より


◆相模湾OBS 神奈川県 相模1観測点 042311_042310

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話


◆相模湾OBS 神奈川県 相模2観測点 042311_042310
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話



◆相模湾OBS 神奈川県 相模3観測点 042311_042310

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話


◆相模湾OBS 神奈川県 相模4観測点 042311_042310
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

◆相模湾OBS 神奈川県 相模5観測点 042311_042310
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

◆相模湾OBS 神奈川県 相模6観測点 042311_042310

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話


そのほかの気になるデータをご紹介します。


◆気象庁の海面下400mの海水温と3ヵ年の海流比較

 通常は、震源域の水温は上昇すると考えられております。

 ですので、あまり直接的に地震とは關係がないかもしれませんが、房総半島南東沖に非常に低い海水域があります。

 1ヶ月ほど前でしょうか?その辺りから目立つようになりました。

 そこで、もう一つ下の海流比較を見て下さい。

 本年においては、伊豆諸島周辺で渦巻き状の流れが出来ています。

 どうやらこの渦が、低水温域に関わっていそうです。

 暫くは注視しながら、分析してみたいと思っています。


以下画像:気象庁

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

◆NICT情報通信研究機構 日本上空における最新4日間のTEC5地点値
 北緯37度~45度において、破線の平均値を上まって来ているようです。

 画像:NICT情報通信研究機構

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-NICT日本上空における最新4日間のTEC5地点値


◆地震前兆総合観測センター 愛知美和観測点の植物生体電位の反応

 通常降雨が最大要因と考えられるのですが、気象庁の近隣データを見ると、どうも降雨と合致していないように見えます。

 注意すべきデータであると見ています。

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-愛知美和植物生体電位


◆地震前兆総合観測センター 京都観測点 地電位

 乱高下を続けており、太陽由来の磁気と合致してい無いように思えます。

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-京都観測点 月間地電位


◆気象庁柿岡地磁気観測所 地電流と京都大学大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター
AE指数

 地電流の擾乱には、太陽由来の磁気が関連していることが多いのですが、以下のグラフを見ると、必ずしも一致してはいないことが判ります。

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-地電流比較AE指数


◆行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点

 AVGデータにおいて、引き続き反応が大きくなっています。

 画像:行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-千葉香取電波

これらから言えることは、巨大地震の前兆は起きていない事、そして、M5無いし6位の地震は非常に起きやすい状態であることが伺えます。


先程、予測は過去ブログをご参照下さいと書きましたが、長々とご覧頂いた上に過去を参照下さいとはいかないので、以下にコピペします。


(↓以下過去ブログより抜粋)

◆千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)

  これが起きると、東海・東南海・南海・富士山への波及が心配になります。


◆北海道北東沖~三陸北部

  アウターライズ警戒域とは別の発震です。


◆新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線

  始まりは北陸~近畿と考えており、中央構造線から奄美・沖縄・南西・先島諸島への波及も考えられます。


また、中規模直近等補足として申し上げてきたのが

■茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近においては、今後も中央構造線に触発された中規模震が続くと考えておりますが、規模は限定的で、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。


■相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原については、大型震の前震(前兆)として、早期に発震する可能性もありそうです。

(以上過去ブログより)


上記の中には、既に当該地震と思わしき発震があったものもありますが、引き続き注意頂きたい状況にあります。

また、浜松や鹿児島の崩落など、中央構造線の動きを疑わざるを得ない事象も多発しておりますので、どうぞGWにお出かけになる際には、くれぐれも情報から離れないことだけは留意頂きたく存じます。


逆に言えば、今現在のデータでは、どこそこに行くべきではない等と申し上げるべき内容は無く、あくまでも自然のなす事ゆえ用心頂ければと申し上げるに留まる状況です。


楽しく充実したGWをお過ごし頂ければと思っています。


これからも、しっかり準備と心構え、そして、あなたの優しく温かい笑顔で、大切な人を守っていきましょう。


今日は、ほんと長くなっちゃいましたね。

ごめんなさい。


どうしても最後に一言。

静岡県知事は、浜岡原発再稼働の是非を県民投票でと言い出しました。

選挙で、どちらにつけばいいのか、市場調査でもするつもりでしょうか?

この様な県民投票は、組織票の力が大きく、場合によっては、再稼働賛成となる可能性もあります。


よく考えてください。

多くの研究者・国立大学の教授方らが、ほぼ確実に南海トラフ地震が来ると言っています。

耐震強度・津波対策は万全と申しますが、政府試算で32万人もの人が亡くなる可能性を言われる激甚災害時に、通常通りの業務が維持されることのほうが奇跡であります。


また、南海トラフが動けば、そのすぐ後に富士山が噴火するというのは、歴史が証明しています。

単体の東海地震だけでものを言う再稼働賛成の方に言いたい。

東海地震・東南海地震・南海地震・相模湾地震(関東大震災)・伊豆諸島小笠原地震・富士山噴火、これらが続発しても、冷却電力が維持できると言えますか?

特に、富士山噴火で生じる火山灰は磁気を帯びて、砂粒は電子機器に侵入します。

おそらくや、数日程度ではない大停電が起きることは、他国の大噴火が証明しています。


再稼働どころか、出来るだけ早く燃料棒を取り出して、更に冷やして移動させるべき原発です。


余談になりましたが、県民投票となった場合には、ぜひ間違った判断をされません様にお願いいたします。

命より重たく価値のある貨幣など存在しないのですから。



マリアナファン ヒロ