皆さん、こんにちはぁ。


一転して寒の戻り(あまりこの時節に使う言葉じゃないでしょうが)となり、東北地方北部~北海道にかけて雪となったところもあるようですね。


こちらは、午前中こそ少し寒い程度の曇りでしたが、気温の降下と共に小雨が降りだしました。

19時以降って出てたんですけどねー。

念の為、厚着で出て正解です。

皆さんもお風邪を召されませんように、十分な防寒対策をお願いいたしますね。


さて、淡路島の発震以来、日々大きな地震が続いています。

ここ数日間のマリアナファンは、データ収集と分析に没頭する時間を頂きながら、今後の予測を進めてまいりました。


まずは、(くどい様ですが)以前よりお知らせしている長期的な予測を転記します。


(↓以下過去ブログより抜粋)

◆千葉東方沖~小笠原諸島(相模湾・伊豆諸島を含む)

  これが起きると、東海・東南海・南海・富士山への波及が心配になります。


◆北海道北東沖~三陸北部

  アウターライズ警戒域とは別の発震です。


◆新潟ー神戸歪集中帯~中央構造線

  始まりは北陸~近畿と考えており、中央構造線から奄美・沖縄・南西・先島諸島への波及も考えられます。


また、中規模直近等補足として申し上げてきたのが

■茨城北部~千葉銚子沖に至る棚倉構造線付近においては、今後も中央構造線に触発された中規模震が続くと考えておりますが、規模は限定的で、十分な防災観念を持てば対処できるものと考えております。


■相模湾・伊豆諸島及び鎌倉~小田原については、大型震の前震(前兆)として、早期に発震する可能性もありそうです。

(以上過去ブログより)


一方、昨今のM5以上もしくは国内最大震度4以上の発震を見ると、

2013年4月13日 5時33分 淡路島付近 M6.0 最大震度6弱
2013年4月14日22時25分 福島県沖 M5.2 最大震度4
2013年4月17日15時43分 石垣島北西沖 M5.6 最大震度1
2013年4月17日15時50分 石垣島北西沖 M5.7 最大震度1
2013年4月17日16時25分 石垣島北西沖 M5.5 最大震度1
2013年4月17日17時57分 三宅島近海 M6.2 最大震度5強
2013年4月17日20時11分 与那国島近海 M5.2 最大震度1
2013年4月17日21時03分 宮城県沖 M5.8 最大震度5弱
2013年4月18日23時08分 石垣島北西沖 M5.9 最大震度1
2013年4月19日12時05分 千島列島 M7.0 最大震度4(国内)
2013年4月19日23時11分 千葉県東方沖 M4.7 最大震度4


となり、赤字で表記した発震について、当該地震であるのか分析を進めているところです。


もちろん、この様な記載をするのは、これみよがしに予測が当たってるでしょーなどと無意味な自己主張をしている訳ではありません。


ただ、多くの学者・研究者の方や民間の地震予測者の方々、加えて(僭越ながら)私の申し上げて来た展開そのものとなってきた感があるのは事実であります。


想定の流れだけに、分析エリアを絞って注視していけば、きっと直前前兆をつかむことが出来るのでは無いかと考えております。


上記の大規模震予測において、当初、恐らく本年後半~来年当初が連続震のスタート機関ではないかと考えておりました。

しかし、昨今の発震状況、並びにイラン・中国四川等、各地での発震回数・規模を見ていると、もう少し早まるのかなぁとも考えてしまいます。


一時期の箱根の活動活発化や相模湾の微震からは、相模湾・小田原~鎌倉(触発されて東京湾北部も)が先なのかと考えておりました。

しかし、こちらも昨今の状況を見る限りは、その限りとは言えず、上記ピンク字の全てに注視していく事が必要でしょう。


今回の更新は、実データと言う根拠を示したお話ではありませんが、過去ブログをご覧頂ければ、ピンク字の警戒域に至る経緯が記載されておりますので、そちらをご覧頂ければ幸いでございます。


最後に、気になるデータだけ。

私が平素参考にしているデータに、上空電離層のデータがあります。


多くは、情報通信研究機構(NICT)の日本上空における最新4日間のTEC値や全電子数マップ、並びに、栃木の研究者様「生かせいのち 地震と防災」内の「環境自然などなんでも掲示板(http://pass-keijiban.progoo.com/bbs/search.php )」にご報告頂けております資料を参考にしております。


これらを見ていくと、昨今は非常に電離層が不安定なのが判ります。

判りやすいのは「情報通信研究機構(NICT)の日本上空における最新4日間のTEC値」の緯度別全電子数(5地点、最新4日間)で、破線の平均値に対して、実線の実測値が低くなっている日が続きました。

特に、北緯29度・33度が顕著でした。

これに合致してくるのが、石垣島・与那国島・三宅島であり、遠くイランの震源も緯度的にはこれにあたります。

このデータに偏重した見方をすれば、北緯29度つまり南域(南西諸島・先島諸島・小笠原諸島~八丈島)については、以前不安定さが残っているため、警戒が続くと考えられます。


もう一つ、地震予測に有用とされてる逆ラジオによる電磁波ノイズ他、電磁波観測において、収束域が多く現れ、発震の可能性を示唆しております。

無論、電磁波データ単体で警戒を出すのは早々で、イオン濃度・微震・火山活動等に雲・地鳴り・宏観現象等を加味した総合分析が必須である事から、これら電磁波以上に対しては、観測を強めるといったスタンスでおります。


あっそうそう、タイトルに触れていなかった。

いく人かの学者並びに地震研究者の方もおっしゃっておりますが、有史以来の地球史を見る限り、現在の地球は、おおよそ千年周期で来ている大地殻活動期と、大型の地震が数多く発生している150年~200年周期で来る地震多発期が重なってきていると考えられます。


また、太陽活動も変革期に来ていると考えられ、この様な時期の詳細記録は人類にはありません。

それだけに、過去記録に頼りすぎるのは大変危険なことだと思っています。


より詳細なデータ収集・分析に加えて、生物として兼ね備えた、感覚や想像力も必要になってくるかも知れません。

皆さんも、感じた事気になる事を心におしまいにならず、どんどん投稿して頂ければと思います。


特に、観賞魚・ハムスター等が、地震前に何らかの異常行動を起こすことは、経験則として確立しつつあり、個人的には非常に期待をしているところです。

どうぞよろしくお願いいたします。


それでは、これからもピンク時のエリアを特に注意しながら、中規模震迄は、何時何処で起きてもおかしくない時期と考え、準備と心構えを怠らず、明るく優しい笑顔を失わないようにお過ごし下さいませ。


ではでは。


マリアナファン ヒロでしたぁ。