皆さん、こんにちはぁ。


今日は、こんなタイトルのブログ、多いんじゃ無いでしょうか。

このブログを書き上げている最中には、手を休め黙祷をする時刻となっていると思います。


改めて、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げると共に、今も心・身体そして生活の傷の言えない方々におかれましては、一日でも早く安らぎを手に入れて頂けるよう、微力ながら尽力申し上げたく思っております。


それにしても、G7・G8・G20等、世界的に経済大国と自負し、先進国の一角を名乗る我が国において、未だ津波の爪痕がそのまま残り、仮設住宅で不自由な生活を強いられている方々が数多くいらっしゃる現状は、本当に理解に苦しむところです。

先日お伝えした松の木のレプリカ設営、日本全国でまるで群がる様に使いまくる復興予算、モニュメントや慰霊碑。。。。

一番にやらなければならないことは、元の生活に戻すことです。

その対象は被災地に他ならず、この期に乗じて、通常予算で賄うべき事柄を復興予算にすり替え、浮金作りに勤しむ非被災地ではありません。


加えて、被災地でも、明らかに優先順位が置き換えられている実情があります。

ちょっと拘り過ぎているかも知れませんが、陸前高田の松の木レプリカについても、まだ引っかかっています。

このレプリカ作成の実態は、どうなんでしょう?

今朝放送されていたある局では、これは全て募金によって賄われたと取れる報道をしていました。

一方、他局では、半分強が募金、それ以外は災害支援金から一時借受や公費投入と言う話も出ていました。

災害支援金の一時借受に対し、寄付金の目的外流用にならないかと言う問題には、あくまでも一時借受なので、それに当たらないとか。

本来、プールされている支援金がある事自体、上記の被災者の方々の実情を鑑みれば疑問でありますし、仮に借り受けたとすれば、その期間の利息について、ちゃんと銀行預金相当分が返済されるのでしょうか?

まったく、未だ荒地の真ん中に、いち早く総額1億5千万円のモニュメントって。

どうなってるんだろう。


いつも申し上げている事ですが、日本と言う国は、ほんとに総括・反省が出来ない国です。


戦争然り、災害・事故然りです。


今回においても、地震・津波規模の情報錯綜、誤報について、どのデータが誰の手でこうなったのか?

なぜ、伝わらなかったのか?

原発事故は、地震の段階で壊れていなかったのか?

非常用復水器は何故冷却系に使われなかったのか?

等々。


何においても、責任や今後生じる不都合を考え、無しにする動きばかり。

スポンサー様の力からか、メディアもそれに協力する有様。


反省がないから、何も先に進まない。

こんなの学習とかのレベルじゃなくて、しつけの段階です。


とにかく、今後起きるであろう大型震に備える意味でも、また、その被害からいち早く立ち直る為にも、今からでも遅くありません。

今一度、国・東電・地方自治体は、検証・総括・反省を行い、復興の優先順位を違わぬ様進めて行って欲しいものです。



それからそれから、昨日の気象について、一言。


昨日の関東地方は、午後になり空が一面黄色く染まるといった、異様な雰囲気になりました。

気象庁は、これは黄砂ではなく、煙霧であると発表。

メディもこぞって煙霧煙霧と言い立てました。

以下は、ツイッターに載せられた報告写真です。


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

以上出典元:ツイッター
https://twitter.com/odakyu_s/status/310612849850454017/photo/1
http://twitpic.com/ca3c6v
http://twitpic.com/ca3ini

https://twitter.com/moyashi30yen/status/310608918923603968/photo/1



煙霧とは、目に見えないほど小さい乾いた固体の微粒子(エアロゾル粒子)が空気中に浮いていて、視程が妨げられている現象のことだそうです。

でも疑問が。

一昨日までは黄砂が来ると大騒ぎし、事実一昨日は西日本一体で多く黄砂が観測されました。

それが一転黄砂では無く、元々あった砂礫や微粒子が上昇気流によって舞い上がったもので、中国大陸由来の黄砂では無いと発表しました。


下図は、気象庁発表の黄砂予測図と実況です。(出典:気象庁)


黄砂予測(気象庁)

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-気象庁黄砂予測201303101500


黄砂実況(気象庁)
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-気象庁黄砂実況20130310


予測も実況も、確かに黄砂は来てるように見えます。


では何故?


確かに、気象条件から煙霧と考えられる状況は出来ていたようですが、気になる事も。

以下は、竹村俊彦(九州大学応用力学研究所)HPに載っている資料です。


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-黄砂予測201303100300

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-大気汚染粒子予測201303101200

同じ様なタイミングで大気汚染物質が来る可能性を示唆しています。

また、以下の図は、独立行政法人国立環境研究所による資料です。


2013年3月10日12時(出典:独立行政法人国立環境研究所)

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-国立環境研究所黄砂非黄砂201330101200


2013年3月10日16時(出典:独立行政法人国立環境研究所)
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-国立環境研究所黄砂非黄砂201330101600


これを見ると、やはり黄砂とともに汚染物質が飛んで来ているように見えます。


黄砂&汚染物質飛来でパニック防止を決め込んで、急遽煙霧なんて言葉を持ち出したなんて無いですよね?


スピーディー隠蔽で汚染地域に避難させたこと、過去のデータに囚われて津波を過小評価したこと、
直ちに健康に被害は無いと言ったこと・・・・

もう、同じ過ちで国民を苦しめることの無いようにお願いします。


本日の地震予測は、後程データの概況に簡単な補足をした形でアップできればと思っています。


私のブログを続けられたのは、ひとえに読者さんの支えがあったからです。

特に、茨城~岩手の多く痛手を受けた地域にお住まいの方からの読者登録は、特に大きな支えになりました。

感謝を申し上げると共に、今後もしっかり分析し、少しでも減災に繋がるよう頑張っていく所存です。


改めて、これからもよろしくお願い致します。


マリアナファン ヒロ