皆さん、こんにちはぁ。
「たった二日連続で更新出来た位で」って言われちゃいそうですが、最近ではなかなか出来てなかったので・・・。
えっと、先ずは、昨日の予測を再掲載。
◆比較的近くにM5前後レベルの可能性
●北海道周辺域
●近畿~北陸
●南東北~千葉東方沖
●関東内陸
●東海沖
●南九州~奄美諸島
◆数ヶ月~2年スパンで大型震レベルの可能性
●北海道周辺海洋域
●小笠原~伊豆諸島
●相模湾~奄美諸島にかけたフィリピン海プレート境界面
その後の発震で
26日 19時36分 宮城県沖 M4.6 →南東北
26日 19時53分 十勝地方中部 M3.9 →北海道周辺域
27日 4時33分 福島県沖 M4.2 →南東北
27日 4時44分 高知県中部 M4.5 →南九州
27日 5時35分 宮城県沖 M4.0 →南東北
27日 7時39分 福島県沖 M3.8 →南東北
27日 13時12分 福島県沖 M4.1 →南東北
が、上記と関連がありそうなものだと思います。
しかし、これらは1回あれば終わり言う性質では無いので、
今後も同規模の発震への注意が必要と考えています。
従って、上記赤字の予測域は継続と考えております。
諸データにつきましては、昨日お知らせした所から好転も悪化もなく、注視を続ける状況です。
比較的お問い合わせの多い千葉香取の電波観測につきましてですが、もちろん観測者ではない私がお答えすべき性質ではありませんが、私なりの見解を敢えて申し上げるならば、機器変更後、感度が良くなったとのお話もあり、現段階では乱れの大きさを見るより、毎日の観察での変異差に注視すべきだと考えます。
例えば、
※行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点より抜粋
この15日間でも、青丸と以下の発震に関連性が考えられます。
2012年10月13日 23時02分 千葉県北東部 M3.6
2012年10月17日 3時56分 千葉県東方沖 M3.5
2012年10月17日 9時44分 茨城県北部 M4.4
2012年10月23日 17時54分 鳥島近海 M5.8
加えて、上空電離層の状況も注視する必要があると思います。
以下のグラフは、日本付近の上空を計測しているもので、先の震災前にも乱れが観測されたことで着目されているものです。
※「画像提供:情報通信研究機構」
これを見ても、北緯45度付近、北緯33度付近に乱れが継続していることが伺えます。
このデータは、上記予測(赤字)中の中長期的な見解として、大型震を予測している理由でもあります。
また、昨日掲載した下記の図も再度紹介します。
下記図からは、フィリピン海プレート境界面に多くのストレスがかかっている様が判るかと思います。
その中で、未だ発震に繋がっていないエリア、つまりアスペリティが危険と考えます。
以下は、以前よく掲載していたフォッサマグナと中央構造線。
リンクしていることが判ります。(ウィキペディアより、一部Marianafan HIROが加工)
その中でも、小笠原周辺域とプレート反対側の奄美諸島~南西諸島が最も切迫していると考えられます。
その奄美諸島~南西諸島について、興味深いデータをお知らせします。
以下のグラフは、防災科学技術研究所(NIED)の連続波形をご提供頂きました。
これらを見ると、各地で微震やスロー的なズレが続いているのではと考えてしまいます。
上記のプレート図(カラー)から推察されるストレス蓄積エリアは、今後も最大注視の体制で見ていきたいと考えております。
内容が整合するか判りませんが、木村先生も小笠原の危険性、そして津波についてご発言されているようです。
この部分は、私が平素より地震分析、見識の深さや冷静な判断力に敬服申し上げている方のHPに掲載されるとの事。
勉強し、私なりの感想をアップしたいと思っています。
あと、連続波形の中で一つ。
栃木県の茂木観測点です。(防災科学技術研究所(NIED)より)
この茂木と同じく栃木県足尾観測点は、この様な微震がよく観測されます。
これが、機器設置上、又は近隣環境のものなのか、いつか現地を訪れ確認できればと考えております。
現段階では、報告まで。
今朝はどんよりでしたが、今の東京は晴れになっております。
絶好の行楽日和かも。
用心に越したことはありませんが、精神が病んでしまっては、元もこうもありません。
安全に留意しながら、思いっきり行楽日和の週末を楽しんで下さいね。
これからも、しっかり準備と心構え、そして貴方の素敵な笑顔で、頑張っていきましょう。
Marianafan HIRO
追加情報 中央構造線に少し動きがありそうかなぁ。(2012年10月27日15時27分追加)