皆さん、こんにちは。
先日のブログでファイアーウォールが突破されたお話をしたとたん、のっとりなりすましメールの被害者が出たりして、いやー、やはり日々ネット通信を使う人間として、今まで以上のセキュリティ強化が必要なんだなぁと痛感しましたぁ。
さてさて、タイトルからです。
現在、先日もお伝えしました予測通り、強い磁気嵐が発生しております。
これは、先だって発生した太陽でのCMEによる影響が到達した為と思われます。
この後、フィラメントの放出による影響到達もあると考えられ、太陽風の早まりも加わる可能性があります。
多少お気楽に考えれば、極地ではオーロラが非常に綺麗に…となりますが、ここは地震予測を考える場ですので、地殻が影響を受ける可能性を言わなければなりません。
前回太陽由来の磁気の擾乱が起きた時は、たまたま日本列島を台風が通り過ぎていた事による気圧の乱高下があり、宮城沖M6台をはじめとする、中規模震が相次いだと言う状況がありました。
もちろん、これらの影響は全世界的に生じる訳で、既にチリ・メキシコ・インドネシアでM6クラスを発生させています。
日本でも、磁場が乱れ始めてからのM3.5以上の近海又は列島内陸震は9回にのぼっています。
千葉県中部 2012/10/09 07:47:38 71.3km M3.7
千葉県北部 2012/10/09 05:55:44 45.6km M4.0
宮城県南東沖 2012/10/08 23:42:09 16.4km M3.9
埼玉県西部 2012/10/08 20:51:04 135.5km M3.6
茨城県南西部 2012/10/08 20:04:00 62.7km M4.2
金華山付近 2012/10/08 19:49:06 47.2km M4.3
房総半島南部 2012/10/08 15:43:49 91.5km M3.6
愛知県三河湾 2012/10/08 14:47:22 11.9km M3.5
八丈島近海 2012/10/08 14:00:03 165.2km M3.7
又、この磁気嵐によると思われるデータの擾乱も続いています。
最たるが柿岡地磁気及び地電流のデータです。
高高度(太陽)からの影響を考えないで見ていたら、身の毛もよだつ内容です。
ただ、ひと括りに磁気嵐中だからと見てしまうのも危険な気がします。
例えば、
※以上 気象庁地磁気観測所 柿岡地磁気・地電流より
です。
UTCで9時と言うのは日本時間の18時になりますので、このあと上記の発震が続いている事が判ります。
この反応が柿岡だけなら、観測値から東向きの反応と多少乱雑にはなりますが、千葉北部・千葉中部を捉えていたかもと考えられます。
しかし、地磁気の反応は、女満別・鹿屋にも同様に生じています。
従って、漠然と日本列島の東側で、地殻が動いていると言う見方が正しいかも知れません。
そして、その結果として、上記の中規模発震が続いていると見るべきでしょう。
千葉香取の電波観測を合わせ考えて見たいのですが、機器障害によるデータエラーや副機に切り替えたとの状態だそうで、安直に比較できないのが残念です。
ただ、副機でデータの検出幅が不確定ながら、19時~20時にかけて反応があることはあります。
話を戻して、柿岡地磁気・地電流データを見ていくと、日本時間の5時過ぎと先程12時過ぎにも反応があるようです。
また、女満別・鹿屋の地磁気にも同様の反応があります。
衛星観測の諸データを見ても、同時刻に顕著な磁場変動が無い事から、引き続く磁気嵐によって、何らかの地殻反応が続いている可能性があると見ています。
引き続き、中規模クラスの発震について、太平洋沖合を中心に警戒をお願いしたいと思っています。
大型震については、この一連の動きが、三陸アウターライズに波及する可能性を考えています。
ただ、私の私論では、もう一つ踏み込んだ顕著な前兆が出るのではと見ています。
その前兆としてもっとも有力視しているのは、TECとF2層臨界周波数マップです。
東日本大震災前にも現れた異常反応をなんとか捉えられたらと思い、日々注視しております。
内陸震につきまして幾つか。
まず、茨城南部方面です。
栃木との県境付近(昨日20時にあった震源)について、依然として栃木茂木・芳賀の両観測点で微振動が続いています。
感覚の鋭い人は、揺れ感・不安感を感じているかも知れませんね。
私の予測では、今後も中規模震を繰り返す可能性があるのではと考えています。
ただ、マックスM5以内では無いかと。
もう一つ気になるのが、京都です。
MF帯に相変わらず反応が続いています。
逆に言えば、反応が収束していない内はと言う見方もありますが。中波のノイズが収束していることもあり、MF帯収束後即と言う可能性も考え、こちらも中規模震への備えをお願いしたいと考えています。
この警戒域は、滋賀・福井も含めたエリアとしてください。
全体的には、大型震前の小康状態と言うのが、私の結論です。
現在、大気イオンに関しても多くの場所で収束感があります。
次の一手が生じた時、その時は相当の警戒レベル引き上げが必要と考えているだけに、小康状態とは言え、警戒モードだけは解かずにお過ごし頂ければと思っています。
今まで警戒をお知らせして来た各地において、中規模等は続くでしょうが、これからは、発震のメカニズムや深さ、場所、間隔に注視して、分析を強化していきたいと考えています。
ここまで来たら、必ず見つけましょう。
私達の手で。
そして、多くの方の命を救い、ご自身と大切な人の命を救いましょう。
きっと出来るよ。
そう信じて頑張りましょうね。
では。
これからも、しっかり準備と心構え、そして素敵な笑顔で。
Marianafan HIRO