皆さん、こんにちは。
東京では、すっきりしない天気が続いています。
局所的には、ゲリラ豪雨の様な集中豪雨があるようですから、河川や低地での急な増水にご注意下さいませ。
それでは、タイトルについてからいきたいと思います。
前回のブログで、昨今のデータを鑑みると、発震前の収束なのか、本当の意味での収束なのか、判断しかねる事態である旨をお伝えしました。
究極的には、過去の発震歴を含めた長期的視野で見るなら、やはり現在マークしている地域で発震が無く収束すると言う考えは、極めて不合理となります。
一方、ここ数日間のデータのみを見るなら、もう暫くは来ない、つまり一時的ではあるでしょうが、静穏期に入ったのではと考ええしまう状況なんです。
そして、今日現在、いくつかのデータに動きがあった事で、タイトルにありますように、「やっぱり警戒レベルを下げる訳には(いかないでしょう)」となりました。
以下は、その根拠となるデータです。
もちろん、今まで蓄積された発震兆候・考えられるエネルギー等に加えたと言うもので、今日のデータだけを見てと来そうと言っている訳では有りません。
全体的に言えば、ずっと継続している警戒域に変更はありませんが、その中でも下記に該当するエリアの発震が近づいている可能性を考えております。
☆北海道周辺域
北緯45度付近及び十勝沖・日高沖
☆京都周辺
☆中央地溝帯(フォッサマグナ)
主に北陸
(京都と福井は一連と言う考え方もあります)
◆従来の警戒に加えて、更にとなる根拠◆
☆北海道周辺域
◇気象庁地磁気観測所 女満別地磁気
小刻みで活動記的な反応が入っています。
昨夜から高速太陽風が到来しており、当初その為なのかとも考えておりましたが、磁場が比較的静穏で推移している点と、他観測点ではこれ程の反応が無い事から、何らかの別のファクターが存在するのではと考えるに至りました。
◇情報通信研究機構(NICT) 日本上空における最新4日間のTEC値
こちらは、上空電離層のデータで、上から北緯45度・41度・37度・33度・29度の観測データで、女満別地磁気に合わせるかの様に45度・41度に小刻みな反応があります。
加えて、17日から3日間続いた北海道・音更町補助測定点の大気イオン(NPO法人 大気イオン地震予測研究会 e-PISCO)の増加が収束している点もあります。
また、東北から北海道の太平洋岸の海水温も非常に高い点も気になります。
但し、気温自体も高いですし、親潮の速度等も未分析な為、参考程度に付け加えておきます。
☆京都周辺
☆中央地溝帯(フォッサマグナ) 主に北陸
(京都と福井は一連と言う考え方もあります)
◇環境防災研究会 京都観測点 MF電波
◇環境防災研究会 京都観測点 中波
MF帯電波の大きな乱れと1ヶ月以上続いた中波ノイズの収束傾向が顕著となってきました。
上に書きました様に、京都のデータ反応と以下の福井ラドン濃度の収束が一連のものとする見方もあります。
◇福井県坂井市丸岡町のラドン濃度 by T.M.
http://web.matrix.jp/radon/index.shtml
14と言うのは、非常に低い値です。
直近の福井ラドン濃度を見ていくと、9月7日の平均36.333をピークに減少傾向に転じ、本日ついに15をも切る事態になりました。
今後、リバウンド等があるのか、注視を続けて参りたいと思います。
その他の警戒域については、従来の予測が継続と考えております。
興味深いのは、気象庁柿岡観測所地電流のこの二日間のデータです。
激しく振れております。
これも、太陽風の早まりと考えたい所ですが、磁場強度やAE指数が思ったほど乱れていない割にとなり、特に昨日日本時間の15時半頃の大きな反応などは、M4~5クラスの前兆とする見方もありそうです。
茨城・千葉周辺域では、2日程度中規模震への備えが必要かも知れません。
但し、現段階では、同地に大型震の兆候は出ておらず、笑顔を失わない様に、しっかり準備と心構えがあれば対処できるはずだと思っています。
今日は、いつにも増して乱雑な文章(内容)になってしまいました。
ごめんなさい。
継続中の警戒エリアにつきましては、過去ブログをご参照下さい。
それでは、これからも素敵な笑顔を失わない様に、しっかり準備と心構えで、頑張って防災していきましょうね。
Marianafan HIRO