皆さん、こんにちは。
随分物騒なタイトルをつけちゃいましたぁ。
だからって、慌てたりしないでくださいね。
今までの予測は基本的に継続なのですが、その中でも東海・甲信越が気になってまいりました。
まぁ、気になるぅと言う程度の話なので、さしたる確証がある訳では有りませんが。
Nスペ以来、今迄以上に注目してまいりましたTEC等の電離層に関するデータですが、立て続けに反応していた北緯45度・41度に加えて、北緯37度付近にも顕著な反応が出てまいりました。
先週数回にわたって北海道周辺域の警戒をお話した一番の理由もこのTECが元で、加えて
NPO法人 大気イオン地震予測研究会(e-PISCO)の北海道・音更町補助測定点(株式会社北開水工コンサルタント)での大気イオン急増等も有り、警戒発信を致しました。
ブログ更新以後の状況は、
2012年9月9日 22時04分 北海道釧路沖 M3.7
2012年9月10日 19時44分 北海道十勝沖 M4.7
2012年9月10日 20時54分 北海道東方沖 M4.3
と、中規模発震を繰り返し、その後も
2012年9月11日 2時31分 北海道南部胆振地方 M2.5 128.2km
2012年9月11日 7時59分 北海道十勝付近 M2.6 79.3km
と言う、規模こそ小規模ながら、深発での発震が続いています。
ただ、イオン増加からの日数が経過していない点、TECの反応が収まっていない点を考えると、これらで収束とは考えにくく、今後も警戒継続と考えております。
そして(話を戻しまして)、37度付近の件ですが、NICT情報通信研究機構 Real-time TEC Map over Japan画像を見ると、北海道付近の赤反応に加えて、新潟~長野に反応があります。
※ NICT情報通信研究機構提供
これは、以前からお伝えしている中央地溝帯(フォッサマグナ帯)と酷似しています。
木村メソッドから、このエリアの火山活動が同期してくる様なら、警戒は更に上がってくると思っています。
火山と地震の関連性は、以前も解説しました通り、多くの事例で関係を立証しています。
最近でも、エルサルバドル・コスタリカの連続大型震の直後ニカラグアで噴火がありました。
その火山の観点から考えると、伊豆・小笠原諸島の三宅島雄山・大島三原山・青ヶ島海域・硫黄島等を注視する必要があると思っています。
(現在の状況)
三宅島雄山 やや多量の火山ガスの放出が継続。火口周辺警報(噴火警戒Lev.2、火口周辺規制)(2008年から継続)
青ヶ島 26 日に、これまで変色水の見られなかった島の南東沖等で変色水が確認された
硫黄島 火口周辺警報(火口周辺危険)及び火山現象に関する海上警報(2007年から継続)
福徳岡ノ場 噴火警報(周辺海域警戒)(2007年から継続)
また、大島三原山データで、独立行政法人防災科学技術研究所伊豆大島第2(OOHV)み以下の様な波形が現れています。
※独立行政法人防災科学技術研究所提供
周知の通り、九州各地の火山も以前活発で、これらが中央構造線や琉球トラフと同期している可能性もあり、合わせて注視が必要であると見ています。
土曜日に触れました行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点の反応につきましては、コメントでご報告しました通り、人工的なノイズと判明しました。
情報をいち早くお知らせ頂けました海ママさん、有難うございました。
そして、現在の状況ですが、打って変わって静音と言いましょうか、不気味なくらい無反応な状態になっております。
これが世に言う収束なのでしょうか?見守りたく存じます。
NPO法人 大気イオン地震予測研究会(e-PISCO)様発信の大気イオン情報では、静岡の収束傾向、岡山の一本立ち急増、宮崎の増加継続が気になる点です。
一方、㈱新興技術研究所様よりご提供頂けてる逆ラジオによる電磁波ノイズデータ では、八王子の大型ノイズ継続、神戸灘区の収束傾向と山梨甲府の大型増加後欠損が機器異常なのか否か注目している状況です。
この48時間の発震状況を見ていくと、M3~4の中規模震の割合が上がっています。
引き続き、しっかり準備と心構えの継続をお願いします。
前段で申し上げました通り、警戒域は以前の通り継続とさせて頂きます。
これからも一緒に笑顔で頑張っていきましょうね。
Marianafan HIRO