皆さん、こんにちは。

いつも沢山の方に読んで頂き、誠に有難うございます。


タイトルにあります様に、世界的に大きな地震が多発しております。

発生状況を見ると、太平洋プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレート・オーストラリアプレート・北米プレート・ココスプレート・カリブプレートの各境界線で最も多く発震している事が判ります。


これらの中心的存在が、上記の多くのプレートに直接接している他、フィリピン海プレートやココスプレートの様に同期している小型のプレートを影響下に置く太平洋プレートです。


以下は、2010年からのマグニチュード(一部Mw)7以上の発震記録です(手作業なので、拾い漏れがあったらごめんなさい)

実際は、昨日の中国雲南省の地震の様に、大きな影響のある地震でも、データ的にはM5台と言う事で、統計上軽視されてしまうものもあり、それらを含めるともっと多くなると思います。

2010年 1月 4日 7時36分 南太平洋 M7.2
2010年 1月13日 6時53分 中米 M7.3
2010年 2月27日 15時34分 南米西部 M8.6
2010年 3月11日 23時40分 南米西部 M7.2
2010年 4月 5日 7時41分 北米西部 M7.3
2010年 4月 7日 7時15分 インドネシア付近 M7.5
2010年 4月11日 18時41分 南太平洋 M7.0
2010年 5月 9日 15時00分 インドネシア付近 M7.3
2010年 5月28日 2時15分 南太平洋 M7.2
2010年 6月13日 4時27分 インドシナ半島付近 M7.6
2010年 6月16日 12時16分 ニューギニア付近 M7.3
2010年 6月26日 14時30分 南太平洋 M7.1
2010年 7月18日 22時04分 ニューギニア付近 M7.2
2010年 7月24日 7時08分 フィリピン付近 M7.1
2010年 7月24日 7時51分 フィリピン付近 M7.3
2010年 7月24日 8時15分 フィリピン付近 M7.2
2010年 8月 5日 7時02分 ニューギニア付近 M7.0
2010年 8月10日 14時24分 南太平洋 M7.5
2010年 8月12日 20時54分 南米西部 M7.2
2010年 8月14日 6時20分 グアム付近 M7.2
2010年 9月 4日 1時36分 ニュージーランド付近 M7.4
2010年 9月30日 2時10分 ニューギニア付近 M7.0
2010年10月25日 23時42分 インドネシア付近 M7.5
2010年12月22日 2時20分 父島近海 M7.4
2010年12月25日 22時17分 南太平洋 M7.6
2011年 1月 3日 5時20分 南米西部 M7.2
2011年 1月14日 1時17分 南太平洋 M7.3
2011年 1月19日 5時23分 インド付近 M7.4
2011年 2月12日 5時05分 南米西部 M7.0
2011年 3月 9日 11時45分 三陸沖 M7.2
2011年 3月11日 14時46分 三陸沖 M9.0

2011年 3月11日 15時06分 三陸沖 M7.0
2011年 3月11日 15時15分 茨城県沖 M7.4
2011年 3月11日 15時26分 三陸沖 M7.2
2011年 4月 7日 23時32分 宮城県沖 M7.4
2011年 4月11日 17時16分 福島県浜通り M7.1
2011年 5月10日 17時55分 南太平洋 M7.1
2011年 6月24日 12時10分 アリューシャン列島 M7.3
2011年 7月 7日 4時03分 南太平洋 M7.8
2011年 7月10日 9時57分 三陸沖 M7.1
2011年 8月21日 1時55分 南太平洋 M7.5
2011年 8月21日 3時19分 南太平洋 M7.4
2011年 9月 2日 19時56分 アリューシャン列島 M7.1
2011年 9月 4日 7時56分 南太平洋 M7.0
2011年 9月16日 4時31分 南太平洋 M7.4
2011年10月22日 2時57分 南太平洋 M7.4
2011年10月23日 19時41分 中東 M7.4
2011年12月14日 14時05分 ニューギニア付近 M7.3

2012年1月 1日 14時28分 鳥島近海 M7.0
2012年1月11日 3時37分 インドネシア付近 M7.3
2012年3月 9日 16時10分 南太平洋 M7.1
2012年3月21日 3時03分 中米 M7.8
2012年3月26日 7時37分 南米西部 M7.2
2012年4月11日 17時39分 インドネシア付近 M8.7
2012年4月11日 19時43分 インドネシア付近 M8.2
2012年4月12日 16時16分 北米西部 M7.1
2012年4月12日 7時55分 中米 M7.0
2012年4月17日 16時14分 ニューギニア付近 M7.0
2012年8月14日 12時01分 オホーツク海南部 M7.3
2012年8月27日 13時37分 中米 M7.3
2012年8月31日 21時48分 フィリピン付近 M7.6
2012年9月 5日 23時42分 中米 M7.6



これを見てみると、震災前の三陸M7までの間、実に29回ものM7以上の地震が発生しながら、地震の巣とも言われる日本近海において、一度も発生していない状況がありました(父島近海 M7.4を除く)。


そして、2011年 7月10日 9時57分 三陸沖 M7.1 以降、また鳥島・オホーツク海を除く日本列島並びに近海での発震が止まっている状況が起きています。


もちろんアバウトな統計ですから、発震機構や深さ、更にはM6.9の様に、限りなくM7に近いものなどは網羅されていない為、よく言う分散発震と言う事象が隠れている可能性は否めません。

しかし、4月迄で一度収束した大型震が、8月から再び動き出した以上、今度のサイクルで日本近海が発震する確率は高いのでは無いかと感じております。


さて、そこで、次は何処?探しとなります。


本日、予てよりマークしておりました、伊予灘で発震がありました。

幸いにも最大震度3と言う規模でしたので、一安心しておりますが、やはり昨日までにお知らせしている警戒域存続と言わざるを得ません。


今日になって現れたデータとしては、千葉香取の電波観測データをお知らせしなければならないと思います。


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

※行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点より引用


突発的に生じている瞬間値増より気になる動きをしているのが平均値データ(赤線)です。

小刻みに大きなノイズを発生させた後、徐々に緩和していく様は、まさに地殻由来と考えたくなります。

現在、過去数年間のデータを遡りながら、地震発生歴と重ね合わせる作業を行っております。

少々時間がかかる作業ですので、現段階では注視すべき反応が入っているとお知らせ申し上げておきます。


他のデータにおいては、昨日までにお知らせした状況が継続していると見て良いでしょう。


環境防災研究会京都観測点のMF帯電波ノイズに、いよいよ(些か不適切な表現ですが)収束と見れる状態になっています。

TECデータの北緯37度の反応も継続中で、昨日高高度(太陽)からの影響の可能性を考えた北緯45度の反応も、太陽磁場が落ち着きだした割には乱れ気味で、ここから注視して見極めていかなければならない状況だと思っています。


継続的警戒域に関しては、昨日のブログをご参照くださいませ。


それでは、いつもの様に、準備と心構え、そして素敵で温かい笑顔で防災していきましょうね。


Marianafan HIRO


PS..先程からピーカン⇔雨を繰り返している変なお天気でしたが、今しがたからは「ピーカンの雨」になっちゃいましたぁ。