改めて、皆さん、こんにちは。
先程お知らせしました情報公開ガイドラインに則り、昨今の概況を精査してみました。
私の予測の根幹並びに現在の所考えられる予測につきましては、大きな変更はありません。
過去ブログから転載しておきますね。
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◆中央構造線
紀伊半島沖~瀬戸内海~豊後水道・日向灘・九州南部
構造線の北西側になりますが、京都・兵庫
◆中央地溝帯(フォッサマグナ帯)(富山・静岡・長野・新潟西部)
※ウィキペディアより引用(ウィキペディア本文内の画像説明を画像内に転記)
◆上記の各延長上にある海洋部(特にプレート境界部のアスペリティ(固着部))
◇千葉沖・東京湾・相模湾・駿河湾・琉球海溝
◆北海道東方沖(択捉島~十勝沖まで)
◆震災震源域内、残存アスペリティ(固着部)
◆秋田・山形
◆茨城・千葉沖
※規模は、現在出ているデータのままならM4~5レベルが推測。
今までのブログでお話しました様に、このエリアにM6超の発震エネルギーは無いと考えておりますので、同内陸震域である限り、最大でもM5レベルであると見ています。
一方、内陸から千葉沖方面の南東方向に動いていく場合や長野・山梨・埼玉等の内陸震を捉えている場合は、それに限らないので、震源の移動状況を注視すると共に十分な警戒をお願い致します。
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現在これらを補足するデータとして最も説得力のあるにTECと言うデータがあります。
TECとは、上空電離層内のエネルギーを帯びた電子の数を計測したもので、電通大の早川先生の「電離層の異常が地震の約5日前に起こっていた」と言う分析や北大の日置先生が、GPS衛星から届く電波を利用して電離層の電子密度の変化を調べたところ、先の震災でも、地震が発生する約5日前から電離層の異常が起きており、震源域上空では地震の40分前から密度が周囲より最大1割ほど高くなっていたと分析されている事から、昨今は多く地震予測に用いられるようになったものです。
この事は、NHKの番組等でも取り上げられておりますので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
さて、そのTECデータですが、私は主に二つのデータを注視しております。
一つは、日本上空の総電子数マップです。
太陽の動きに合わせて、電子数は変化することから、このマップでは色で判りやすく表記しております。
ところが、本来ブルー一色であるタイミングに赤色が存在することがあります。
これが電離層異常です。
以下のマップは、NICT独立行政法人情報通信研究機構による公開情報の引用になります。
まずこれは、2012年9月2日21:32:30から22:17:30の間における長野付近の電離層異常の可能性を拾ったものです。
もう一つのデータは、同じくNICT独立行政法人情報通信研究機構による全電子数:日本国内(緯度別全電子数(5地点、最新4日間))です。
以下は、2012年8月31日~9月3日のデータです。
これを見ても、北緯37度のデータに著しい反応が見られます。
これらの反応は、もう数日続いていることから、上記の学説通りなら、警戒期と見て良いと考えます。
続いて、京都関連のデータです。
これもかなり長期に渡って出続けている反応になります。
以下は、環境防災研究会京都観測所による公開データです。
◆地電位の反応
特に中波ノイズの反応は連日続いておりましたが、ひょっとすると収束なのかと緊張して観察しております。
また、これらを補足する意味で、兵庫や長野で、大気イオンの増加が観測されております。
千葉香取の電波観測にも依然反応と受け取れる事象が続いておりますし、発震傾向としても三重の大深度M6超地震・フィリピンの地震等々、大きな地殻の動きにつながる発震が続いております。
改めて、上記の◆◇◆で括ったエリアに対し、警戒をお願いするものであります。
但し、これらの一部については直近の可能性である部分は否めませんが、場所によっては数ヶ月~2年程度のスパンで警戒するべきばしょもあります。
過度の緊張は無論永く持続する事は出来ませんので、適度に緊張を軽減しながら、準備と心構えを継続して頂ければと思います。
目がつり上がっちゃったり、頬がピクピクしちゃったりだと、貴方の大切な家族にも不安や恐怖が伝わっちゃいます。
これを見て下さっている方々は、何も見ていない方々より、だいぶ多くの知識をお持ちになっていると思います。
正しく怖がり、正しく備えるです。
先日の防災の日に合わせてTV各局が多くの番組を放送しました。
その時だけ怖がり備えるのではなく、緩やかに永く備えるのが防災です。
一緒に頑張りましょうね。
Marianafan HIRO