皆さん、こんにちは。

今日は、地震のお話の前に、大事なお話を。


この様なブログをしていると、様々な中傷を受けることがあります。

中には、最もなご指摘もありますし、完全な妨害もあります。

その中で、ターゲットになりがちなのが「著作権」です。


私自身、引用は資料・データにとどめ、いかなる場合も個人の地震予測を引用することはしないできたつもりです。

ただ、データそのものの公開にも当然ながら著作権が生じておる訳で、その部分は、私財を投じておられる方を特にとして、最大限配慮してきたつもりです。

しかしながら、中には私の不用意さからご迷惑をけてしまったケースも多々あるかもしれません。

この場を借りまして、お詫びと資料転用させて頂けましたお礼を申し上げたいと思います。


さて、この度、ツイッター他、様々な場でご教授頂いておりますお友達の「タバサさん」並びに民間地震予測の中心的存在であり、私も影ながら崇拝申し上げております「栃木の研究者様」のご努力により、多くのデータ公開元に著作権行使の有無・基準等の確認をして頂けました。


私のブログも今後の一切をこのお調べ頂けました事をガイドラインとして遵守して参りたいと思っております。


以下が、そのガイドラインになります。

(いかせいのち 地震と防災内 環境自然などなんでも掲示板より引用)


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画像やデータの転載についてのまとめと利用上の諸注意


【はじめに】
調査を行ってみますと、実際には、国や地方自治体、独立行政法人などの公的機関のサイトのサイトポリシー、著作権等の項目ではほぼ同じような表現が用いられていることが判明。
例として気象庁の場合です。

重要と思われる部分は、赤字にいたしました。

「著作権等について
 「気象庁ホームページ」及びホームページ掲載情報は、日本国の著作権法および国際条約による著作権保護の対象となっています。
 ホームページの内容について、私的使用又は引用等著作権法上認められた行為を除き、気象庁に無断で転載、複製、出版、放送、上映等を行うことはできません。
 また、引用を行う際は適宜の方法により、必ず出所を明示してください。ホームページの内容の全部または一部について、気象庁に無断で改変を行うことはできません。」
(引用元:気象庁ホームページ  http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/coment.html  )


そして、本サイトと付設の各掲示板で利用する画像やデータの転載について、各機関に問い合わせたところ、複数の機関からこれは著作権第三十二条の引用に該当し、特に具体的な禁止事項を明記していない限り、出典元を明示するいう条件を満たし、各機関のサイトポリシーに反しない使用であれば、著作権上合法的な行為とみなされ、問題はないとご教示いただきました。


【参考】著作権法第三十二条(引用)
第三十二条

公表された著作物は、引用して利用することができる。

この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。
(平十一法二二○・2項一部改正、平十五法一一九・2項一部改正)

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【詳細】

1 画像、データの転載ができないもの

1)岐阜大学各観測点のラドンその他の各種データ、画像 2012年8月8日確認
2)地震前兆観測 千葉県八街市観測点の植物生体電位、ハムスター等各種データと画像 2012年8月14日確認 ※リンクを張るのは可。
3) 有料サイトの公開、非公開データと画像(特別許可を得た場合は除く)


2  画像、データの転載の可能なもの

1) 京都観測点、愛知美和観測点
  環境防災研究会事務局に問い合わせ、2012年8月14日確認、本掲示板参照。
2) 気象庁、海上保安庁、国土交通省 2012年8月21日確認
条件:
*必ず出所を明示すること。ホームページの内容の全部または一部について、出典元に無断で改変を行うことはできない。
 *リンクの設定をする際は、該当するホームページへのリンクである旨を明示すること。(たとえば、「気象庁ホームページ」、「海上保安庁海洋情報部ホームページ」、「防災情報提供センターホームページ」等)


3)高知大学気象情報頁 2012年8月21日確認
高知大学気象情報頁Wikiから転記
*リンクについて:「ウェブページ上に 別サイトへのリンクを作成することは、著作権法でいうところの『引用』にあたると 考えています。

従って、この場合許諾の必要はありません。」
Webページへの画像貼付について「画像そのものを 『高知大学気象情報頁』から提供している間は、リンクと同様『引用』にあたると 考えています。

従って、この場合も許諾の必要はありません。

但し、その画像が配置される同一ページに 『高知大学気象情報頁』へのリンクを作成し、その画像が本頁提供であることを明示されるよう、 お願いいたします。

なお、別に『リンク集』のようなページがあって、そこに画像提供が記載されていれば、個別のページでのリンク作成は必要ありません。


4) 行徳地震前兆観測プロジェクト 千葉香取観測点 2012年8月22日確認
条件:出典元を明記してください。


5) 情報通信研究機構(NICT) 2012年8月24日確認
条件:
*いかなる理由であっても、当機構が作成したデータや画像の著作権は当機構にございますので、利用されるデータが画像ごとに、すべて、「画像提供:情報通信研究機構」というように、明記してください。
*当機構のサイト内で、別の組織の出典元を明記しているものについては、当該組織の著作権の担当者にご確認ください。(当機構は当機構Webサイトでの利用に限って当該組織からの許可を得ておりますので、そのまま転載されますと、目的外の二次利用で、著作権違反となります。)
※補足:出典元記載は、略称、愛称ではなく、正式名称が望ましい。


6) 防災科学技術研究所(NIED) 2012年8月24日確認
*著作権法第32条の引用に該当するもので、著作権法や研究所のサイトポリシーに反していないならば、利用することは構わない。
*出典元を明記すること 例:防災科学技術研究所提供 など
※補足:出典元記載は、略称、愛称ではなく、正式名称が望ましい。
7)気象庁地磁気観測所 2012年8月29日確認
条件
1.プロット図の掲載は、出所を明示して下さい。
2.プロット図への加筆は、だれがどこにどんな加筆をしたのか明示して下さい。


8) NASA(アメリカ航空宇宙局)、オーストラリア気象局、NOAA(アメリカ海洋大気庁)
条件:
*それぞれ画像提供、出典元として、NASA、IPS電波宇宙予報サービスセンター、NOAAなどと明記すること(和訳名なしで、NASA、IPS、NOAAでも可)。


3  画像、データの転載、リンクについての注意事項

1)上記以外のサイトを利用する場合は、それぞれのサイトの方針を確認、または問い合わせてから、各機関が定めるところに従って利用すること。


2) 画像、データの各著作権は、出典元の各機関、サイトが所有。

そのため、特に禁止事項の記載がない場合でも、転載、引用にあたっては、必ず出所、出典元を明示すること。

国内の機関の場合、原則として愛称、略称(NIED、NICTなど)ではなく、正式な呼称を用いるのが望ましい。
【例】画像提供:情報通信研究機構; NASA提供など


3)リンクについて:各サイトの方針に従う。
新聞社各社の場合、リンクは原則として自由とするところが多いものの、実際には朝日新聞、日本経済新聞については、事前に届けて承認を取る必要があり、読売新聞も、記事のURLに直接リンクを張るのは禁じている(読売新聞トップページ等にリンクを張る)。

AFPBB、産経新聞、毎日新聞、47NEWSは原則としてリンクに細かな条件を設けていない。
リンクを張る場合も、リンク先のサイト名を明記することが条件づけられているのが普通。

報道各社などは細かく規定している場合も多いので、念のため、各自参照するサイトの著作権もしくはリンクというページを確認したうえで、それぞれの方針に従って利用するのが望ましい。

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以上、要点のみまとめました。
出所を明らかにして使うというのが、共通の鉄則ですね。

ここで触れなかったサイトの画像、データをご利用の場合は、各利用者が画像、データ利用にあたって、方針をご確認願います。

そして、新たに確認した事項についての情報があれば、栃木の研究者さんのに「返信」して投稿し、情報の追加をお願いいたします。


以上になります。

タバサさん・栃木の研究者様、ほんとに有難うございました。

お疲れ様です。


このガイドラインに参画することで、多くの民間予測者のネットワークが構築される事を切に望みます。


Marianafan HIRO