皆さん、こんにちは。
いつもご覧頂き有難うございます。
久し振りに最大震度5強と言う発震がありましたね。
ちょうどその時は茨城県ひたちなか市におりましたので、神奈川住まいの私には、結構大きな揺れであり、情けなくも思いっきり同様してしまいました。
この日の夕方、茨城北部の海岸線から沖合遥か遠くに少し茶色ががった一本筋が見えました。
以前であればすぐさま地震雲?と、より詳しい検証に取り掛かったのですが、あまりに広範囲かつ正確な一本筋であったこともあって、まさかなぁと見過ごしてしまいました。
その後、日没が近づくにつれ空が異常なピンクとなり、月に不穏な薄雲がかかってまいりました。
今から考えれば、一本筋の雲もピンクに輝く空も滲むような月明かりさえ、前兆の一部であったのではと思っています。
まさに、災害は忘れた頃にと言う正常性バイアスが、日頃から注意を呼びかけている私にも働いていたみたいです。
大きな反省材料となりました。
さて、タイトルにあります事ですが、これはもちろん地震予測に関する意味です。
前にもお知らせしてきましたが、私の考える地震予測像は、様々な科学的データ・過去の発震事象・民間データ(言い伝えや雲・空観察等)・動物等の行動観察・体感で何かを感じられてる方(自分も含めて)のお話を総合して判断するべきと考えています。
データに関して、当初50も100も多種データを集めておりましたが、その中で逐一検証を行う内に、顕著なリンクを現すデータが見えてきた気がします。
そのことが今回タイトルで言いたかった事になります。
その有効と見ているデータと民間データは、以下になります。
◆地電流
◆地磁気
◆電磁波(電波)ノイズ
◆大気イオン濃度
◆電離層の概況
◆振動波形
◆発震状況
◆火山活動
◆雲・空の状況
◆気圧の変化
◆風音やお寺の鐘等、音の伝播
◆地鳴り等の報告
◆湧水・温泉の状況
などがあげられます。
そして、生き物全般(人間の体感も含めて)の異常行動・感覚を加え、過去の事象・傾向を重ねるんです。
手前ごとですが、最近は様々な地震学本を読破し、日々見識を高める為努力を重ねているつもりです。
その中で、上記の知り得るデータ・事象・報告を鑑みる限り、今までの予測にほぼ同期していると考えて良いと思います。
このまま突飛な想定外の発震がない場合は、益々その精度が高くなったと考えざるを得ません。
その今まで公開してまいりました予測については、一つ前のブログでも再掲載しておりますので、そちらをご覧頂ければと思います。
ここでは、予測データの裏付けになると思われる直近そのデータのみ紹介します。
◆地電流
柿岡地電流に現在大きな降下、昨日の18時前(日本時間)に突発的かつ大きな反応(機器異常の可能性もあり)が入っています。
仮に、これが地殻由来であるならば、今日辺りに大きな対応があると思うのですが、今の所その傾向はありません。
今後の情報を注視してください。
新島・八王子のデータに緩やかながら確かな上昇傾向があるようです。
個人的には、大島の三原山・三宅島の雄山又は伊豆半島沖の海底火山等、火山活動が関連しているのでは無いかと感じています。
また、京都の反応も相変わらず活発です。
最近では、時より収束?と思われるタイミングもありますが直様復活することから、今暫く注視の段階に変わらないのではと考えます。
しかし、この段階に入ってから、かなりの期間が生じておりますだけに、いきなり収束・発震と言う懸念も残ります。
◆大気イオン濃度
宮崎の大きな反応が目立ちます。
これは、火山活動の影響を考えなければならないでしょう。
徳島・岡山・兵庫の収束感、兵庫でも淡路の大きな増加は、電磁波の京都データと相まって、近畿圏(中央構造線又は北陸・近畿)を中心とした大きな括りでの警戒が必要であると感じます。
◆電離層の概況
最近、最も注視しているデータです。
特に日本上空の概況であるNICTのTECデータは、大きな指標であると見ています。
(理論・仕組みに関しては、追ってここでお話できればと思っています)
ここの所、突飛な赤表示が各地で出ています。
下のデータ日本時間の29日23時22分30秒のものです。
この時間帯は、太陽活動から青色が通常なのですが、このように赤がポツリと現れています。
この約5時間後にこの場所でM5.7の発震があったのは言うまでもありません。
以下は、以後の地震未対応と思われる反応です。
表示されている時間に、9時間足したのが日本時間になります。
従って、このデータから考えられる危険域は、昨日の震源により北域・新潟・北陸となります。
但し、新潟の反応の数分後に秋田内陸、三陸の反応を本日11時半頃の宮城発震で対応と見るなら、残りは北陸となります。
これが、先程から言っている北陸~近畿なのでしょうか?
また、これらの他に、奄美諸島域(琉球海溝)にも反応が入っています。
これらTECによる分析は、私自身判らない事だらけで、現在鋭意努力を持って、見識を深める様にしております。
大きな見込み違いがあるようでしたら、お詳しい方にご教授頂ければ幸いと思っております。
そのほか、体感者の方々にもかなり強い反応があるようですし、私自身にも若干体感が入っております。
最後に余談を少しだけ。
以前も申し上げたことのある都市伝説です。
それは、気象庁が「震度5レベルの大きな余震活動はおそらくないでしょう」と言うと、ほぼ必ずと言って震度5以上の地震が発生すると言うものです。
先日のM5.7地震を受けて行われた気象庁会見を見ていてそのことを思い出しました。
確かに「M7を超えるような余震は無いでしょう」とね。
いやー気をつけていきましょう。
余談でした。
それでは、これからもしっかり準備と心構え、そして穏やかな笑顔を持って、皆で頑張っていきましょう。
Marianafan HIRO