◎【第459報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月17日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・1号機タービン建屋地下の滞留水を2号機タービン建屋地下へ移送(7月14日10:39から7月15日9:09)
・3号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月12日10:31から7月15日8:42)
・3号機タービン建屋地下の滞留水を集中廃棄物処理施設へ移送(7月15日8:57から7月16日9:48)


<警戒区域への一時立入りについて>
楢葉町(7月14日)
浪江町(7月14日)
双葉町(7月15日)

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◎【第460報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月18日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・2号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月12日10:43から7月18日10:06)
・3号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月18日10:24から)
・淡水化装置の制御盤改造作業を実施するため、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置について運転を停止し、(7月17日7:21、7:27)。変更するソフトの一部に不具合が確認されたため、作業を中止し、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置の運転を再開(同日13:35、14:00)。(今後ソフトの修正作業を実施し、明日改めて制御盤改造作業を実施予定。本日同様、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置について装置を停止し、作業終了後運転を再開予定。)

2.原子力安全・保安院の対応
 【7月18日】
・原子力安全・保安院は、東京電力株式会社に対し、汚染水の処理設備の稼働後速やかに、同社福島第一原子力発電所内の汚染水の貯蔵及び処理の状況並びに当該状況を踏まえた今後の見通しについて当院に報告を求めていたところ(平成23年6月9日お知らせ済み)、本日(平成24年7月18日)同社から報告書を受領。

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◎【第461報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月19日14時00分現在)

1.原子力発電所関係
・1号機使用済燃料プール代替冷却システムについて、4号機使用済燃料プール代替冷却システムがUPS(無停電電源装置)の故障により自動停止した事象の水平展開としてUPS関連の点検を行うため、1号機使用済燃料プール代替冷却システムを停止(7月19日10:47から12:53)(停止時水温約27.5℃から約28℃)
・2号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月19日8:32から)(漏えい等の異常がないことを確認)
・集中廃棄物処理施設と雑固体廃棄物減容処理建屋の間にあるトレンチ(共用プールダクト)のたまり水について、水位が上昇してきたことから、雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送を実施(7月18日17:20から7月19日8:02)。
・淡水化装置の制御盤改造作業を実施するため、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置について運転を停止(7月17日7:21、7:27)。変更するソフトの一部に不具合が確認されたため、作業を中止し、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置の運転を再開(同日13:35、14:00)。
ソフトの修正作業を実施し、改めて制御盤改造作業を実施するため、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置を停止(7月18日7:23、7月17日15:25)。当該作業が完了したため、第二セシウム吸着装置及び淡水化装置の運転を再開(7月18日16:35、16:13)。
・夏期における原子炉関連温度上昇対策(原子炉へ注水する水を冷却し、原子炉関連温度の上昇を抑制する)としての処理水バッファタンク保有水の冷却用冷凍機の本格運用を開始(7月18日15:20)

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◎【第462報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月20日14時00分現在)

1.原子力発電所関係
・4号機使用済燃料プール内に保管中の新燃料(未照射燃料集合体)2体を取り出し、輸送容器に収納して、共用プール建屋への移送が完了(7月19日16:47)。今後、取り出した燃料体について腐食状況等の調査を実施。

<出荷制限の指示>
・千葉県手賀沼及びこれに流入する河川(支流を含む。)並びに手賀川(支流を含む。)において採捕されたギンブナ
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/
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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。

◇原子力安全広報課
電話:03-3501-1505
   03-3501-5890
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原子力安全・保安院