◎【第457報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月12日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・2号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月2日10:11から7月12日5:54、7月12日10:43から)
・3号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(7月11日10:12から7月12日5:58、7月12日10:31から)(パトロールを実施し、漏えい等の異常のないことを確認。)


2.原子力安全・保安院等の対応
【7月12日】
・原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、平成23年10月3日付けで、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)に対して、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1から4号機に対する「中期的安全確保の考え方」」(以下「中期的安全確保の考え方」という。)を示し、東京電力に対し、原子炉等規制法の規定に基づき、「中期的安全確保の考え方」に示される設備等への基本目標に対する施設運営計画及び安全性の評価について報告することを求めた。東京電力からは、順次、施設運営計画の報告が提出されている。当院は、専門家からの意見を聴取しつつ、提出された報告を慎重に評価し、確認を進めている (平成24年7月4日までにお知らせ済み)。
    7月4日、東京電力から4号機使用済燃料プールからの新燃料の先行取り出し等について、当院に提出があり、当院では7月6日に開催した意見聴取会で専門家の意見を聴いて、慎重に評価を行い、本日(平成24年7月12日)、当院は、
・4号機使用済燃料プールからの新燃料先行取り出しの実施
・4号機の燃料取り出し用カバーの換気設備の変更
について評価結果をとりまとめ、原子力安全委員会へ報告。
今後、当院は、これまでに提出されている報告書のその他の変更についても、引き続き、厳正にその内容の妥当性について評価を行う。


<警戒区域への一時立入りについて>
大熊町(7月12日)

<出荷制限の解除>
・福島県相馬市において産出されたウメ

 
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◎【第458報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月13日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
 新規事項なし

2.原子力安全・保安院等の対応
【7月12日】
・原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、平成23年10月3日付けで、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)に対して、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」」(以下「中期的安全確保の考方」という。)を示し、原子炉等規制法の規定に基づき、「中期的安全確保の考え方」に示される設備等への基本目標に対する施設運営計画及び安全性の評価について報告することを求め、東京電力からは、順次、施設運営計画の報告が提出されているところ、本日、東京電力から、福島第一原子力発電所の管理対象区域内で使用された下着類の洗濯及び再使用に関する報告書の変更の報告を受理した。当院は提出された報告書の変更について、慎重に評価していく。

<警戒区域への一時立入りについて>
富岡町(7月13日)

<出荷制限の指示>
・福島県沖において漁獲されたナガヅカ及びマツカワ

 
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◇緊急時情報ホームページ
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