皆さん、こんにちは。
今日は、ものすごーく暑く感じます。
気象庁の発表ですと関東各地は真夏日程にはならない様ですが、太陽はギラギラですよねー
昨日と今日の二度にわたって、フレアの影響と思われる強い放射線が到来しているせいなのでしょうか。
それでは、今日も地震の話に行きます。
ここのところ有感・無感地震共に、非常に少なくなっています。
最近の質問で一番多いのは、「これは収束ですか?」それとも「貯めているのですか?」と言うものです。
これについては、一概には言えないのですが、正確にはどちらもとなると思います。
震災以後の震災震源域での発震、そして、数百年間の大型連動震の経過を照らし合わせると、今回の地震が得意なものであることが判ってきます。
その最も顕著な部分は、本震が広域連動震であったにも関わらず、その後の連動が続かなかったと言う点です。
覚えている方も多いと思いますが、震災後間髪いれず静岡と長野で大型震が続きました。
これは、至極当然な流れで、私程度のかじりかけのにわか研究者でも容易に理解が出来る事象でした。
しかし、その後はと言うと、震災震源域内での余震、つまりズレそびれた場所の追っかけ発震や補正をする修正震ばかり。
多分、多くの先生方は、静岡・長野から富士火山帯の活発化、更には東海~南海へのフィリピン海プレート地震、更に、千葉東方沖~東京湾・相模湾といった波及を予測したのではないでしょうか。
この流れは、冒頭申し上げました、歴史でも裏付けをすることができます。
ところが実際は、それに繋がるような事象を出しながらも、発震には繋がりませんでした。
さて、そこで、最近の動きに話を戻してみます。
最近の震災震源域は、2012年6月18日5時32分頃に発生した宮城県沖M6.1最大震度4最後にM6以上を発生させておらず、ここに至るまでも徐々に回数を減らし、規模も小さくなっております。
これらから、一連の震災震源域での発震には収束感が生じてきたとみれます。
となると、全国的に収束?となりますね。
ところが、先程申し上げた過去の大型震後の連動経緯や今回の震災後に観測されているGPSによる地殻移動を考えると、そうも言えない事がわかります。
つまり、やはり時代は繰り返すとでも言いましょうか、遅れているだけで、歴史通りの連動が控えていると考えざるを得ない状況なんです。
震災後、様々な観測者のご好意により、電磁波ノイズや大気イオン量、地電流等を観測してまいりました。
それらは、大きく増加したり乱れたりを繰り返してきました。
しかし、これらは大型震に繋がることなく微妙に収束、そしてまた反応を繰り返しております。
全国的な収束ならば、これらのデータも合わせて収束していくはずだからです。
つまり、この事象こそ貯めていると言う事象であり、これらの完全収束が、次に始まる連動震の合図ではないかと考えられるのです。
そして、最近の状況ですが、各地で完全収束と見られるデータが増えてきております。
更に、それに伴ってか、全国的に有感・無感地震が少なくなっているのも気がかりです。
現在、変調を来していた逆ラジオによる電磁波ノイズ観測と大気イオン量の各観測点の一部で完全収束とも受け取れる静穏が生じております。
これは、非常に由々しき事象です。
最重点として監視していく必要があるでしょう。
一方、太陽活動において、非常に大きな黒点群1520が現れ、今後どの様な活動を起こすか注目しております。
太陽面の南半球に位置している為、地球への影響は直撃となる事はないと思いますが、今後更に領域を拡大していく可能性もあり、先日まで地球側を向きXクラスのフレアを起こしていた1515黒点群を上回る事は必至ではないでしょうか。
いつも申し上げておりますが、私の考えでは、地磁気・地電流の変調、つまり地殻への磁気影響がある太陽風や磁気嵐は、地震発生の大きなトリガーであると考えております。
有名なお話で、ここでも再三言ってきたように、先の震災前にも立て続けにXクラスのフレアが発生し、日本の地磁気も激しい影響を受けておりました。
これが上記のトリガーにならんことを祈りつつ、監視をして参りたいと考えております。
連動していきそうな危険エリアは、従来お話している場所のことです。
十分注意し、この間に優しい笑顔と落ち着いた心の点検とともに、ハード面の準備をご確認頂ければと思っています。
それでは、また。
皆さんの笑顔が、ネット回線を通じて、私へエネルギーとなって飛んできます。
いつも、ありがとう。
Marianafan HIRO