◎【第428報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(6月1日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・3号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(5月19日9:15から6月1日9:58)(停止後の状態確認を実施し、異常のないことを確認。)
・4号機使用済燃料プール一次冷却系のポンプ吸込ストレーナ交換作業のため、当該ポンプを停止し使用済燃料プールの冷却を停止(6月1日8:56から)(停止直前のプール水温は31℃、停止中(57時間の予定)の温度上昇は約17℃と評価しており、使用済燃料プール温度管理上問題はない(保安規定上65℃以下で管理。))
・5号機ドライウェルパージファンの短期間運転を開始(5月29日10:33から5月30日10:50)。その後、主排気筒のガンマ線核種分析結果から当該ファンの運転による影響が確認されなかったことから、連続運転を開始(6月1日10:30から)

<警戒区域への一時立入について>
大熊町(6月1日)
<飲食物への指示>
○出荷制限の指示(5月31日)
・岩手県一関市及び奥州市において産出されたタケノコ
・福島県の信夫ダムの上流の阿武隈川(支流を含む。)において採捕されたウグイ
・福島県の舘岩川(支流を含む。)において採捕されたイワナ(養殖のものを除く。)

 
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