皆さん、こんにちは。

東京は、昨夜からの雨が続いております。

最近の天気を見ていて、あれ?もう梅雨なの?ぅて思うような雨が多い様に思います。

更に、梅雨を飛び越し、雷バリバリゲリラ豪雨さながらの集中豪雨も。

昨年も「梅雨と言うよりゲリラ豪雨だよねー」なんて言っている内に、「梅雨に入っていました」宣言が出されていたのを思い出します。


そうそう、今朝玄関前にバッタがいました。

昆虫も植物も判らなくなっているんでしょうね。

そう言えば、かなり早い時期から熊が現れたとか蛇の目撃情報なんていうのもありました。

世界的にも言えるのでしょうが、今迄の季節想定ではいけなくなっているのでしょう。


さてさて、この「季節の前倒し化」現象。

太陽活動に因るものとも地殻活動による地熱変化が影響しているとも、はたまたポールシフトが始まっている為とも言われています。

海の影響を直に受ける島国である日本だけに、エルニーニョ・ラニーニョもありそうです。


私は、全てが複雑に関連しているのでは無いかと考えております。

従って、これらを紐解くには、気象学・海洋学は元より、植物学・地質学・天文学・史学等、様々な学者が意見交換をしてこそ分析していけるものだと思います。

まさに今求められるのは「文殊の知恵」。


天気予報も地震予測も、それぞれの分野の方々が自我やプライドを捨て「三人寄らば文殊の知恵作戦」をしてこそ、正しい予測が見えてこようものだと思います。


その良い例をお話します。

それは、もう記憶に留めている方も少なくなっているかと思いますが、ある料理バラエティ番組での話です。

その番組名は「料理の鉄人」。


それまでの料理業界は、西洋料理・日本料理・中国料理等々、分野が違えば各々が張り合い、貶し合いが常でありました。

私自身も若輩時代、少しだけ勉強にと当時修行していたイタリア料理店からフランス料理店に移籍した時、「だからイタリア料理あがりは」と随分な虐めにあったものです。(もちろん全部・全員ではありませんが)

それが、あの番組を契機にそれぞれが互いの良い所を取り入れ合い、相互の料理界を発展させる結果となりました。


坂井さん・陳さん・道場さん・落合さん・片岡さん・山田さん・神田川さん・・・、いずれ劣らぬ実力者たちが、異業種の素材を巧みに使い、教え合い極めていきました。

そこには、それぞれのエキスパートを結びつけるディストリビューター(この場合番組)が存在し、双方に発展を齎すばかりか、ベテラン料理人に再び学ぶ心を思い出させた事になりました。


今の天気予測と地震予測には、このディストリビューターが必要なんです。


あーまた余談が、だらだらと続いてしまいました。

ごめんなさい。


要するに、地震予測において、一番重要なのは誰が又はどの分野が的確なのかではなく、あらゆる予測が互いの情報を持ち寄り合議する事が大事だと言う事なんです。

しかし、残念ながら、依然として地震予知連絡会に天文学者が加わった事実もなければ、動物の異常行動が取り上げられた経緯はありません。

ならば、私達素人民間予測から始めましょう。


なんで、こんな感じのまどろっこしい事を申しあげたかと言いますと、他のサイトにおいてですが、自分の推論と違うものへの攻撃や避難・中傷が非常に目立っているからです。


皆で協力していきましょうよ。

所詮素人なんだから。

ねっ。


憤りと地震予測の行く末を鑑みての余談でした。


さて、今度こそ、地震予測に入りたいと思います。


現在、完全に止まっている訳ではありませんが、非常に長い間中規模以上の発震が停止しています。

厳密に言えば、今日深夜3時41分青森東方沖M4.8がありましたので、それ以外と申しあげるべきかも知れませんが、有感地震自体もう10時間止まっております。


しかし、データ的には収束を示すものどころか、スタンバイOKを示唆するものが目立っています。


以下のデータは、HAARP Induction Magnetometerと言う誘導磁力計のデータです。

最初は、昨年3月10・11・12日、そして後半は今年の4月24・25・26日、最後は今現在のものです。

ご存知の方も多いと思いますが、HAARPは米国のオーロラ観測を主目的とする観測所で、アラスカにあるものです。

従って、地震それも日本近海を観測するだけのものではなく、磁力の変化と地震予測を結び付けていく場合は、地球を広範囲で網羅していく必要があることを予めおくみ取りいただいた上でご覧下さい。


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詳細は、それこそ専門家の分析によるものが必要ですが、昨年3月12日のデータがほぼ平素となる中、震災前後とここ数日にこの様な変化が生じております。


但し、ここ数日と言う括りとしては、先日も申し上げました通り太陽のCMEによる磁場の擾乱・高速太陽風が続いており、直接的にはこの事が主原因であると考えますが、反応の大きさは今迄の1000キロを超える超高速太陽風やXクラスのフレアによる影響を遥かに上回るものであることから、地殻にも何らかの動きがあるのではと考えてしまいます。


では、世界のどの場所でとなります。

この時点では、あくまでも世界(特に北半球太平洋岸)のプレートが動いている可能性に過ぎません。

従って、この先は、私たちの住まう日本に的を絞って、他のデータを寄せていくことになります。


まず、柿岡地電流です。

磁場の擾乱を受け、相変わらず大きな反応を続けております。

特に、日本時間の昨日13時と22時半頃に目立った反応があります。


最近の中で、最も注視すべき反応を見せているのが、e-PISCOさんの長野松本大気イオン観測データです。

今月22日からほぼ連日観測レベル超えの大増加を記録しております。

これを見る限りでは、震災後の余震が活発であった時期と酷似しており、何らかの理由がなくてもこの様な増加が続くとは考えにくいと思っております。


MF帯電磁波観測の神奈川厚木データを見ると、先月末から続いていた断続的な反応が、俄かに収まってきたように見えます。

これが、所謂収束ならば、もうそろそろ対応が起きそうです。


京都の植物生体電位でも相変わらず反応が続いています。


以前よりお伝えしている房総沖にある低温水域も未だ存在しております。


地震誘発の可能性を指摘されています磁気圏の高エネルギー電子量も、宇宙ニュースでは減少傾向に向きそうとありましたが、最新では再びアテンションラインの10000個レベルに近づいております。


先程申しあげましたHAARP観測によるデータを観測点の至近である太平洋沿岸を示すものと絞れば、インドネシア・チリ・南太平洋・ニュージーランド・アリューシャン列島・アラスカ・米国西海岸・東日本太平洋沖と中大規模の発震が起きているだけに、続く地震の発生しやすい場所である「千葉東方沖~東京湾を含む相模湾」・「伊豆諸島~小笠原」・「駿河湾~琉球海溝」までで発生しても不思議が無いとなります。


もう数日間警戒レベル6(7段階中)を続けて参りましたので、これ以上惰性で続けるのもとは思いますが、あと3~4日様子を見させて下さい。


毎日のライフワークとして、地震に対する準備と心構えを持ち続け、皆さんにおかれましては、何とかその中で心にゆとりと笑顔を見出し、大切な人の癒しになって頂ければと思っております。


それでは、もうしばらく頑張りましょーーー。


Marinafan HIRO