皆さん、こんにちは。

昨夜から、冷たい雨が続く南関東です。


インドネシア・スマトラ島の大型地震並びに関連震以降、世界各地でも影響を受ける形で中型以上の地震が相次いでいます。

日本でも、一時は24時間で4~50回に減少していたM2.5以上の発震が、今現在目視で拾ったところ104回にまで増加しております。

有感地震でも24時間で22回ですから、かなり活発な状態といって良いと思います。


分析の前に、現在の気になるデータをお話しておきましょう。


タイトルにもありますが、昨日から太陽風が500km/s台後半~600km/s台前半と言う速い状態を観測しております。

その為、磁気嵐も続いており、地磁気・地電流にも乱れが生じております。

特に地電流については反応が大きく、今日のデータでも不安定な状態が続いています。


このブログでの地震予測では、東日本エリアを中心に見ていることもあり、気象庁柿岡地電流の変動に大きなウェートをおいています。

これは、気象庁の地電流に関する解説でも謳っており、私も地中電流の伝わり方と地殻の歪み・圧縮には大きな関係があると考えております。


そして、このデータには二つの要素があるとも思っています。

一つは、地磁気の乱れから来る反応。

そしてもう一つは、地殻の活動から来る反応です。

両者とも地震に繋がる要素があって、前者は、地磁気の乱れ(磁場の擾乱)→地電流の反応→地殻活動と言う流れ、後者は、地殻の動き→地殻の圧縮・崩壊→地電流の反応と言った流れを想定しています。


昨日からの地電流反応は、まさにその前者と後者が入り混じった状態ではなかったでしょうか。

その結果、福島・茨城での相次ぐ中型震となったと思います。

現段階でも大きな降下が入っていますので、引き続き注意が必要かと思います。


4月11日12日に大きな増加を観測した長野松本大気イオンが、再び大きな増加を観測しています。

欠損時間がありますが、過去例から見ると、これは観測限界オーバーと見て良いと思っています。

対応待ちと言った所でしょうか。


たまに触れているのですが、清瀬のγ線量観測でも気になる数値が出ています。

昨夜・今朝と大きな増加が出ているようで、国内大きめに繋がる前例が多いデータだそうです。


発震傾向ですが、冒頭申し上げました通り回数だけを見ても非常に多く、震災後余震や関連震が群発していた時期に匹敵する内容です。

特に外房沖~福島沖が多く、福島南方沖が半分以上、茨城北方沖を足すと8割がたが該当します。

ただ、比較的陸寄りの発震が多く、懸念されているアウター領域(プレート境界面)では無いのが救いです。


宏観現象としては、昨日Yahooニュースを見ていたところ、築地市場に震災前に見られた根魚の大量入荷が続いていると言うものがありました。

他のデータを見てもやはり異例の入荷量の様で、その主産地は相模湾~駿河湾。

気になりますね。

雲や体感も前兆と言える様なものが多いようです。


あと、以前もお伝えしましたが、房総沖の海面下400m水温で一箇所以上に低い場所があります。

通常の地震予測では、高温になっている場所を注視するのですが、まるで目の様な低温域があり、海底面に亀裂が入るなどして表層の低めの海水が吸い込まれているとしたらえらい事です。

気象庁の海流情報を見ても変化は無いですし、海底写真でも特に海溝・海嶺も無い場所だけに、招待の確認までは注視していきたいと思います。


警戒域・警戒レベル共に継続と考え、今までより福島沖に対する警戒度は上げるべきかと考えます。


準備と心構えを今一度点検して頂き、笑顔でお過ごしくださいませ。


Marianafan HIRO