皆さん、こんにちは。


今日の枕詞は、電力のお話です。

前にもお話しましたが、このブログは地震予測による防災を第一と考えている為、極力ブログが荒れてしまうような話題は慎んで参りました。

特に原発・原子力村に関わる話は、尚の事、余計な妨害コメントも有ることから掲載を控えていました。


でも、現在の混沌とした政治、電力利権構造、原発再稼動等を考えると、もう黙ってはいられない。

そう感じるようになりました。

まぁ元々Twiter等では積極的に関わってきたので、その話をこちらにもと言う話です。


さて、まずは私が先程Twitterで呟いたものです。


「関西電力のHPを見ていて疑問がある。

 例えば高浜3号機の点検が始まった2月20日の供給力予測は2,376万kwとあるのですが、PDF資料の今冬の需給状況の2月20日は供給予測2861万kw。

 500万kwも他社から融通でを受けているのか?」


「仮に関電内全原発停止後(2月20)の供給予測2861万kwが適うなら、節電・設備改善による供給力アップ・IPPからの購入増でこの夏の予想ピークも乗り切れるはず。

 何よりHP上で見れるデータの供給は低く、PDFで開くと高い供給力が記述されている事に不信感。」


と言うものです。

電力会社は、HPの盲点や記述のトリックを巧みに利用し、供給力をあやふやにしています。


例えば、皆さんは、電気予報の「%」ばかり見ていませんか?

「%」なんて、分母が変わればいくらでも変わっていくものです。

重要なのは、最大供給能力と使用量であり、水力・火力・揚水・再生可能等の発電を調整し、電力が足りている感の出ない「%」を公開しているにほかなりません。

何故なら電気はとっておく事の出来ないものです。

ですから余剰発電は経営効率的にも抑制すべきですし、発電調整はエコの意味でも必須行為です。

ただ、それによって生じる「%」は、まったく無意味なんです。

本来は、【使用電力】÷(【最大供給力】-【不具合が生じて発揮出来ない分】)であるべきで、発電調整による火力・水力の減衰は、別途に表記すべきでしょう。


そして、再稼動に対して、

フクイチの内部を見た訳でも無く、未だダダ漏れの放射性物質がある状況で、なぜ安全性の確認が出来るのか?

何故、最終確認の席に専門家が同席していないのか?

何故、経済活動と人の命を天秤にかけれるのか?

憤りを感じます。


南の島国や多くの途上国では、停電は頻繁に発生します。

まだまだ私は関係無いと節電に寄与していない人や事業者、あの計画停電の時も煌々と電気を灯していた東京電力の事業所も。

東電管内1都4県は、水力発電による電力を破格の安値で東電に売電していましたね。

その差額は年間百数十億円。


電気足りない論者さんが大好きな「仮の単純計算による比較」を持ち出せば、

仮に150億円で高性能なLED蛍光管を購入するとするなら、約10,000円として150万本。

一般的なビル内の蛍光灯照明が1日に使用する電力とLED蛍光管が使用する電力差が約0.34kw(1日14時間、240日点灯した場合)と言われるので、1日51万kwの節約になります。

関電が昨年稼動を始めた太陽光発電所の最大出力は1万kwですから、その節電効果は一目瞭然ですね。


公共交通機関や病院・福祉施設等に影響を出さなくとも、まだまだ節電は出来るはずなんです。

しかも、予想されるピークまでには、まだ4~5ヶ月あります。

揚水発電の設備増強も出来るでしょうし、エコカー減税も良いですが、スイッチ付きのテーブルタップ補助金制度なんてどうですか?

我が家は、テーブルタップを変えた効果で、全体的な節電意識が高まり、結果月1,000円位電気代が減りました。


あっ、また「携帯で見てるんだからあまり長くしないで」と怒られてしまいそうです。

では、この位にして、地震の話に入りま~す。


また、全体的な小康状態が続いています。

昨日の有感地震は6回。

内、三陸~相模湾の重点区域に該当する地震が4回でした。

本日の今までを見ると有感地震は4回(重点域3回)となっています。

また、この傾向は海外でも同様で、回数も規模も目立って減少しているようです。


この急激な減少は、何を意味するのでしょうか?

私の中では、収束と言う発想は微塵もありません。

その理由は、以下になります。


◆柿岡地電流

 太陽活動によると思われる南向きの磁場強度に合わせて、昨日も反応を繰返しておりましたが、地磁気の反応に対して反応が大きすぎる点。

 本日になり磁場が北向きになり弱まってからも続く反応。


◆東京昭島大気イオン

 直近18日の大気イオン増加と対応と見られる発震を表にしたものです。

 ピンクは、増加データ。

 黄色は対応と見られる発震です。
Marianafanの地震と原発のお話
このグラフから見ると、些か単純な解釈ではありますが、4月3日以降の増加に対する発震が無いと言わざるを得ません。


◆長野松本大気イオン

 現在データ参照が出来ない状態ですが、最後に確認した状況ですと、大きな増加に対する反応が無い状態と見ています。


◆Hi-net 連続波形

 相模4観測点・銚子天王台観測点他数箇所で記録される微振動に収束が無い状態。


◆Hi-net 震源MAP

 
Marianafanの地震と原発のお話
上記は、最近7日間の発震図ですが、赤丸で囲った部分への発震が異様に集中しているのが判ります。


◆γ線

 昨夜の観測で、大き目の発震を示唆する爆縮的減少が観測されている点。


◆各地の電磁波

 異常記録が観測されているようですが、対応震が記録されてはいないようです。


◆雲他

 相次ぐ異常な雲、彩雲、断層雲、帯状雲、竜巻状雲等が観測されている点。


◆その他

 体感者の方々や動物の行動にも、兆候と言える事象が相次いでおる様です。


以上の点から、冒頭申し上げた様に、「収束に至ったとは考えられない」と言う結論に至りました。


警戒域は従来と変更ありません。


準備と心構えを入念に、素敵な笑顔と共に防災に努めていきましょう。



Marianafan HIRO