皆さん、こんにちは。
久々の晴天ですね。
あっそうそう、今日からまたコメントを受け付けられる様に変更しました。
当面承認制の公開ですが、何かご質問や気になることなどありましたら、どうぞ利用してやって下さいね。
タイトルにありますように、非常に長い間中高速を推移しておりました太陽風が、ようやく500km/s台に下がり、磁気圏が安定して参りました。
この間、断続的な磁気嵐が続き、日本のみならず、世界中の地震地帯でも、その影響とも思われるM5前後の中型震が相次ぎました。
しかし、最大1000km/s近くまで早まった高速太陽風、50000個位まで増加した(一般的な警戒ラインは10000個)磁気圏の高エネルギー電子、地上にも強い磁場の擾乱を招いた磁気嵐、そして相次ぐ地電流の急降下。
これらの対応地震は、当初相当なものになるのではと推測されました。
実際、一昨日比較したように、日本でも北海道・三陸沖、千葉東方沖、埼玉南部と、その前震・関連震とも受け取れる発震が続きました。
ところが、一昨日辺りから地電流の急降下や地磁気の擾乱に促される様な対応震が無くなり、仮にあったとしても非常に限定的で小さな規模となっています。
また、海外の地震を見ても、ひところの大型震はここ数日発生しておらず、特に活発に動いていた太平洋プレート関連では、最大でもM5.1レベルとなっている状況です。
これは、ある程度動くべきところが動ききったと言う収束的事象なのか、溜め込んでいるだけなのか、非常に苦慮するところです。
以前、北大森谷先生のお話をご紹介しました。
それは、地殻が活動する際、断続的なズレや圧縮が起き、それが継続している間はFM電波の伝播異常が生じ、そのズレや圧縮が何らかの抵抗(摩擦等)で止まった時、その伝播異常も収束、その後、箍が外れるように再び動き出した時は大きな発震となりやすいと言うものでした。(地震エコーによる地震予知)
また、同じ様な理論で、地殻が動いている間に電磁波が強まったり、大気中のラドンイオン量が増加したりと言う説があり、摩擦抵抗等でとまった時に収束、再び動いた時は大型になりやすいと言う点も地震エコー研究と同様であるようです。
今からのお話は、仮定も仮定、更には悲観論と受け取られてしまうかもしれない、私の仮設になります。
私は、決して発震を望む人間ではなく、悲観的な考えに支配されている人間でもありません。
その上で、現在の状況を冷静に分析すると、
千葉香取の電波ノイズが約1ヶ月間反応を続けた後に収束した対応と昭島大気イオンの増加後収束は、一昨日のブログ触れた柿岡地電流の反応と思われる2例(千葉東方沖M6.1と埼玉県南部M5.2)の補足になるかと考えられますが、具体的にかなり合致していると見られる事象はここまでなんです。
これも一昨日のブログに書きましたが、日本時間16日の18時半頃と17日の17時頃の反応やその後も急降下や異常に低い値が続く状態の地電流値、太陽風が500km/s台になっても乱れが続く地磁気、16日以後も続く地震雲、体感報告、地鳴り報告、更に全地球的な部分が対象になりますが、HAARPのフラックスゲートやインダクションの磁力計異常等を考えると、私の結論としては「収束にあらず」と考えるに至ります。
現在の状況も、地磁気の乱れ・地電流の降下は続き、南関東各地で波紋雲・断層雲の報告(下記1)があります。
また、日本には絞れませんが、HAARPのインダクション(誘導)磁力計にも強い反応(下記2)、高エネルギー電子量も地震発生との関連警戒ラインを度々超過している状況です。
大気イオンと電波観測等は相変わらず収束スタンバイ、麒麟地震研の報告では、フルレンジで最大レベルの反応があったとの報告がありますので、厳重警戒ラインに変更は無い状態です。
一方、20日に「大地震の可能性」と言う話を前から聞きますが、やはり米軍の一時避難やイスラエル大使館の非難等の話は無く、いずれも日本の祭日に合わせた休日との返答が帰ってきており、私としては否定的です。
あまり予知・予言の類を信頼される場合は、諸データからの予測との照らし合わせをお勧めいたします。
そもそも、私の中では、地震予測において、相手が地球即ち自然である事から、日付・時間を枠では無く一時にした予測(予知・予言)には懐疑的です。
但し、上記の様に、スタンバイ状態にあると見ている以上、20日は警戒期間に該当する訳で、明日の発震自体を否定するものではありません。
それでは、今週も気を抜く事が出来ない状態ではありますが、用心しながらも楽しい事・幸せを感じる事を我慢する事無く、笑顔を大切にしてお過ごし下さいませ。
あっ、もちろん、もう皆さんには今更でしょうが、準備と心構えの点検も忘れずに。
Marianafan HIRO