皆さん、こんにちは。
立て続けに来る太陽フレア・CMEによる影響の中、日本でも明け方の茨城北部M5.5など、段々と地震活動に繋がってきたようです。
震災前もそうでしたが、大きなフレアやCMEの影響が地球に到達した場合、その24時間~数日後に発震に繋がった前例が多くあります。
今の所、バヌアツのM6.9が突出している位で、大きな被害地震には繋がっていないのが幸いですが、これからの数日がコアタイムと考えますので、引き続き最大レベルでの警戒をお願い出来ればと思っています。
また、昨日12:22に1429黒点群で発生したM6.4クラスのフレアも、ほぼ地球正面に向けてガスを放出しているようで、明日昼前後に強い影響を持って到達する事が予想されます。
更に、1428黒点群がβγ型と構造が複雑化したので、裏面に移行するまでの1~2日は中規模以上のフレアの発生に注意です。
加えて、下記写真を見ると左側に薄っすらと活動域が見えています。
大きな黒点群になりそうな気配です。(右上の黒い部分は1429黒点群)
こちらのその後も注視したいと思います。
さて、現状ですが、とにかくこの太陽影響で、磁場・高エネルギー電子等の磁気圏の活動・地磁気・地電流は大きく乱れているので、地殻に影響を与えている事は確かである変わりに、地殻由来の反応は読み取りづらい状況です。
その中で、柿岡地電流に数回不自然な反応が入っている様に見えます。
これこそが、地殻の崩壊から放出される微妙な電気を捉えたものでは無いかも知れません。
それを裏付ける様に、電磁波観測の地震予測団体からも注意喚起がなされているようです。
大気イオンのe-PISCOさん長野のイオン増加や相模湾の微振動、東京昭島のイオン増加等を考えると、地震が続いている茨城沖に絞るのは、少し乱雑かも知れません。
むしろ茨城南部沖合い~千葉房総・東京湾~相模湾迄と伊豆諸島~小笠原迄の太平洋、南関東と静岡・山梨・長野3県の一部を含んだ内陸の可能性を疑います。
いずれにしても、数日間は科学的にも地震発生の可能性が高い磁気嵐が続くと思われ、発震後の慌てる事の無いように、しっかりと準備と備えをしてお過ごし頂けます様にお願い致します。
くしくも震災1ヵ年前後にこの様な磁気嵐が来るのは、何の因果とも考えますが、決して都市伝説的な事を言って申し上げているのではなく、風潮に惑わされるないで落ち着いて対応と情報収集をお願いします。
余談ですが、明日の1ヵ年に合わせて、地上波テレビ等では、ほぼ終日特番で埋められているようです。
ただ、残念なのが、タイトルや番組解説を見る限りは過去の事象と位置づけている悲・哀・美談になっているようです。
地震も原発も現在進行形。
一番必要な事は、現状はまだ何も収束していないと言う事です。
そして、何が駄目で出来なかったのかを、目を瞑らないで検証する事です。
今をどうするか、事象から何を学び生かすかは、切迫した大型地震に対する絶対条件。
責任追及を恐れる事無く、出来なかった事を出来るようにする。
シンプルで今一番必要な事を取り上げる番組になって欲しいと切に願うところです。
あと、もう一つ余談。
東急線・京王線において、明日前線停止訓練が行われるとの事です。
非常に良い訓練だと思いますが、行う時間(3月11日14時46分)に違和感を覚えます。
また、車内で断続的にお知らせをしないのも、CM等で知らせないのも気になります。
はっきり言って、時刻迄合わせるのはやりすぎ。
受けてもやり手も、訓練をイベント化してしまうではないでしょうか。
まさに、テレビ特番の様に。
最後にもう一度。
地震危機も放射能汚染問題も、まだ真っ只中です。
心構えを確認して、笑顔で気を引き締めていきましょう。
Marianafan HIRO